歴史掲示板(渡来人研究会)


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松浦氏について
管理人 投稿日:2023年10月08日 01:22 No.339
また、青面さん、先の投稿について情報提供ありがとうございました。返信しておきましたが興味深く感じてます。

それで、青面さんもご興味もっておられる阿波の歴史についてですが、うちの母方の祖母の実家が徳島県の池田町にあり、松浦姓となります。

その松浦氏について、メモ代わりに調べて記しておこうとおもうのですが、長崎の肥前国松浦郡が起源(ルーツ)である、嵯峨天皇の皇子で源姓を賜った氏(嵯峨源氏)の平戸松浦氏の流れだという説があります。こちら参照(http://www2.harimaya.com/sengoku/html/matura.html

魏志倭人伝の末盧国ともされる地域ですね。

その松浦氏は中世に松浦党として瀬戸内に展開し、江戸時代には平戸藩主として著名な松浦静山も排出しており、その静山の著書の中に、群馬の羊大夫の墓から十字架が出土したとの話を載せています。平戸は蘭学でも知られていたように、キリスト教の知識を彼も持っていた可能性が高いでしょうから、そのことを記していたのでしょう。

その静山の娘に、明治天皇の母の中山慶子の母の愛子がいたようで、愛子は大正天皇の養育にも関わっていたようです。


また、蝦夷地の開拓で有名な松浦武四郎は、平戸松浦氏から分かれて伊勢に向かった子孫との説があります。

徳島にはまた松浦酒造があり松浦酒造の歴史については下記のように記されています。(https://www.kuramotokai.com/kikou/64/history


およそ一万坪を有する本家松浦酒造場の敷地。その一角に200年を越える大屋敷の棟が並び、鬱蒼とした木立ちが繁っています。
文化元年(1804)創業の蔵構えを残す奥座敷で、八代目社主の松浦恭之助(まつうらきょうのすけ)会長に話しを聴き始めると、古い書簡箱から一枚の家系図が出されました。
ここに現物を披露することはできませんが、色褪せた書面にある恭之助氏の血筋をたどると、本家松浦酒造場の創始者・直蔵(なおぞう)の名が見られます。さらにその先代は豊朗(とよあき)とあり、安永年間頃(1772~1781)に活躍した人物のようです。
「豊朗は松浦本筋から分家しておりまして、“加美屋七郎兵衛(かみや しちろべい)なる商人の跡取りに入っています。酒造りだけでなく、回船、米、肥料なども商っておったようです。その息子の直蔵が、改めて松浦分家として酒蔵を始めたのでしょう」

そう言って松浦本筋の系譜をなぞる恭之助氏の指先は、さらに書面を上って行きます。そのルーツは戦国時代にまで遡り、始祖には郡弾正(こおり だんじょう)の名が記され、妻は細川讃岐守(ほそかわさぬきのかみ)の女ともあります。

歴史上、細川讃岐守が頻繁に現れるのは、応仁の乱の頃。何やら武家の匂い漂うご先祖と筆者が感じた時、恭之助氏からあっと驚く言葉が投げられました。

「肥前の松浦党をご存知でしょうか。鎌倉時代から九州の長崎・平戸・五島周辺を根城にしていた水軍です。どうやらその一派が、私どものご先祖様のようです」
あの文永の役(1274)・弘安の役(1279)で蒙古と戦った海賊の子孫!!と思わず顔を見合わせる筆者とカメラマン。
そして、その証となる逸品を、インタビューの後で我々は目の当たりにすることとなるのです。


その九代目の松浦一雄氏は科学者で下記のような功績で知られているようです。

1995年、松浦一雄現:ナノミストテクノロジーズ株式会社[14])らによりエタノールと水の混合溶液を超音波霧化するとエタノールと水が分離し、結果としてエタノールが濃縮されることが報告された[2][3][15][16]。これにより、蒸留に代わる非加熱の分離濃縮法として超音波霧化分離が注目されはじめた[17]。

超音波霧化分離装置の構成の一例は次の通りである。[8][18]

溶液中に設置した超音波振動子により溶液がミスト化される。
ミストは、サイクロン等分級装置により、軽いミストは上部へ、重いミストは下部に分離される。
軽いミストは冷却等により凝縮され液体化、重いミストは重さにより落下し液体化する。

メリットとデメリット

液体を加熱する蒸留装置に比べ、次の利点がある[4][9][19][20]。

蒸留法と比較してランニングエネルギーが少なく環境負荷が小さい

用途
工業への利用

廃液の浄化や、エタノールや薬液の分離・濃縮[6]
電子材料工場から排出されるイソプロピルアルコール溶液の濃縮・回収、有機溶媒を含む廃液からの有機溶媒の回収[19]
石油の分離精製[23][24]

食品・飲料への利用

酢や果汁など食品や酒類の濃縮およびエキス・香気成分の抽出が可能である[25][26]

シイタケエキスの抽出:加熱して水分を蒸発させる方法に比べ、熱に弱いシイタケのうまみが損なわれにくい[27]。

酒類の濃縮:超音波霧化による分離を利用したアルコール度数25度の日本酒が本家松浦酒造場より商品化された[28]。

食品系廃棄物から香気など有用成分の回収:香酸柑橘類の果皮からの香気成分の濃縮・回収として、徳島県立工業技術センターでは、超音波霧化分離装置を使用して、スダチ果皮中の香気成分を非加熱で濃縮し、回収油100%のスダチ精油を得ることに成功しており、得られたスダチ精油の香気成分組成は、新鮮なスダチ果汁に類似しており、高い官能評価を得ている[29]。(徳島県の特産物スダチは、ジュースやお酒などへの加工後に廃棄される搾りかす(皮など)の有効利用が課題である。)

その他

船舶の排気ガス処理[30]
温泉水の濃縮[31]:不溶性成分のみの湯の花とは異なり、温泉の成分をほぼそのまま濃縮できる[32]。
海水の淡水化[





それで話は戻って、徳島の松浦氏についてですが、東みよし町の町長も松浦敬治氏であるように、池田町あたりに多くいるのでしょう。

あと、母方の祖母が住んでいた北海道の風連町にも、松浦氏の小学校教員がいるようで、親戚すじかもしれません。こちら参照(http://www.city.nayoro.lg.jp/school/s_furencyuou/u11p0p0000000066.html

その他、徳島にまつわる松浦姓の起源としてこちらのサイト(https://name-power.net/fn/松浦.html)下記の記載があります。

地形。徳島県美馬郡つるぎ町貞光皆瀬では松の裏による明治新姓と伝える。


おそらくは、先の中世の松浦氏に由来する地として松の裏があり、そこの住民が新姓を名乗ったのではないでしょうか。




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