スリランカ周遊8日間① - メバルの掲示板

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スリランカ周遊8日間①
grove 投稿日:2017年04月20日 23:00 No.84
【スリランカ周遊8日間】
感動のエジプト旅行から帰ってきて11日目ですが、砂漠の国とは真逆の緑が多い熱帯雨林の国スリランカに8日間の日程で行ってきました。スリランカという名前は「光り輝く島」という意味で、1972年にイギリス連邦から独立した際にセイロンから改称したとのことです。北海道より小さな島国ですが、7割がシンハラ人で仏教徒、2割がタミル人でヒンドゥー教、8%がムーア人でイスラム教というように民族と宗教が違っていて、シンハラ語とタミル語は異なる言語。いろいろ民族紛争もあったようですが今は落ち着いているとガイドが話していました。
 成田発のスリランカ航空でコロンボまで約10時間。CAの孔雀の模様のサリーはおなかが見えるデザインで、意外とぽよんぽよんしたおなかの人が多かったので飛行機から降りてからそれを話題にしたら、他の人も気になっていたそうです。
18時頃にコロンボに到着してから、バスで4時間かけてキャンディへ。夕食はサンドイッチの弁当をたべて、22時半頃にホテルに到着しました。
 
 2日目、バスで3時間かけて、スリランカ最大の紅茶の産地ヌワラエリヤに行きました。熱帯といっても1000m~2000mの高原なので、霧も出て涼しく紅茶の栽培に適し、セイロン紅茶として有名になった所です。広大な紅茶畑で茶摘み体験として、頭に紐をかけて籠をしょい、若芽をつみました。紅茶工場に案内されて若芽、若葉、葉の大きさの選別で紅茶のクオリティが決まること、乾燥、選別方法などの機械を見学してから紅茶の種類の説明を受け、紅茶の試飲をしてからお買い物タイムとなりました。
 帰路は列車の利用です。江ノ電よりもぼろい列車で冷房はないので窓もドアも開けたまま。指定席はくじで決めましたが、私は列車のラストの後ろ向きの座席で、後ろの広い窓から景色がよく見えました。列車には4時間乗りましたが、ずっと紅茶畑の緑の風景が続き、線路を歩いている現地の人が、黒い顔に白い歯みせて手を振ってくれるので、楽しいものでした。
 スリランカはシルク製品が有名とのことでシルクショップに案内され、無料でサリーの試着ができるというので、女子が10名位試着して店内で写真を撮りました。着せてくれた店員さんにいろいろ商品を勧められて、ストールなどは日本よりも価格が安い。私はティーシャツ2枚(700円)を買いました。
それから、スリランカといえば宝石の産地ですから、博物館みたいに原石や種類を展示している宝石店にも行き、研磨方法なども見学してお買い物タイム。ダイヤモンドは採れないものの、サファイヤやキャッツアイは名産で価格も日本の3分の1だと言っていました。
夕方になって、キャンディ湖と仏歯寺が見渡せる展望台に行ってライトアップの見学でしたが、ライトがしょぼすぎて全然良い写真は撮れませんでした。
 
 3日目、仏歯寺はスリランカを代表する仏教寺院です。 奉納されているのは仏歯で、BC543年に仏陀を火葬にした際、カリンガの王子が頭髪の中に隠してセイロンに持ち込み、その後仏歯が王権者の象徴のように扱われ、都が移るたびに一緒に運ばれて、キャンディに落ち着いたとのことです。7月~8月に行われるペラヘラ祭りでは、仏歯をいれた舎利容器を載せた象が市内を練り歩き、踊りや見世物もあって100頭もの着飾った象の行列になるそうです。行列に使う旗や舎利容器も寺院の中に展示してありました。シンハラ建築様式の八角形の堂もきれいでしたが、境内も豪華。スリランカの国花は紫の睡蓮で、お供えの花はほとんどが睡蓮とジャスミンで、寺の前にお供えの花の屋台がたくさんありました。現地の白い衣装を着た裸足の参拝者でにぎわっていました。
次にキャンディ湖の周りを少し歩いて、キャンディマーケットの見学。南国のフルーツが山積みで、魚やスパイスもいろいろあって面白かったです。
バスで4時間半かけて世界遺産のポロンナルワへ。途中、スパイスガーデンによって昼食を摂り、樹木とスパイスの効能の説明を受けて、買い物タイムとなりました。私は何も買いませんでしたが、白檀オイルとクリームが肌のシミ取りによいとのことで、購入した人がいて、価格は18000円だったと聞きびっくりです。
ポロンナルワ遺跡は10世紀末にシンハラ王朝の都として栄えたところで、ジャングルの中に埋もれていてものが、1900年以降になって遺跡の発掘がされるようになったそうです。ワタダーゲというのは円形の仏塔で、四方の入り口には半円形の石の床に彫刻があるムーンストーンとガードストーンがありました。屋外ですが、参拝になるので裸足になります。現地の方は皆裸足ですが、我々は怪我を心配して靴下をはきました。写真撮影は自由ですが、仏像に背を向けて写真を撮ってはだめなので、自分を入れての写真は誰も撮りませんでした。
バスで少しだけ移動して、大傑作と言われているガルヴィハーラの巨大な3体の石像の見学へ。大きな岩山に今は屋根が建造されていましたが、瞑想をしている4.6mの座像、腕を交差させて人生の辛さを哀れむ7mの立像、全長14の涅槃像が並びます。座像と立像の間に柵に囲まれて4体目の仏像が彫られていて、壁に彩色も残っていました。見学後、バスでシギリヤにむかいました。ホテルはシギリヤヴィレッジという広い敷地のコテージタイプで、夕食後に暗い中を部屋まで歩きました。




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