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節分に思うこと
mebaru 投稿日:2017年02月02日 09:07 No.70 【Home】
節分の夜、蓬莱の島からある一人の鬼が豆を拾って食べるために日本にやって来ました。その鬼は一人で留守番をしていた女の家を訪れました。
その女は、鬼が隠れ笠と蓑をまとっていたため姿が見えなかったので恐れることも
なく家の中に入れてしまいました。
ところが蓑を脱いで現れた鬼の姿を見て女は恐怖心にかられました。
鬼はその女が美しかったので、一目ぼれしてしまい言い寄りましたが女に冷たくさ
れて悲しくなり泣き出してしまったのです。

すると、今度は女はなびいたフリをし尾て、隠れ笠、蓑、打ち出の小槌といった
宝物を鬼から取り上げてしまいました。
そこで、鬼は女が心を許したと思い込み、家に上がって腰を揉んでくれと頼むと、
女は豆巻きを始め、「鬼は外」と叫んで豆を撒き始めましたので、鬼は一目散に
逃げていったというのです。
つまり、女に冷たくされて涙したことから「鬼の目にも涙」と言う言葉が生まれたわけです。

最初は恐い振りをしながらも相手を見定めると今度は媚を売って鬼から持ち物を取り上げた上、
腰を揉んで安心させてから急に伝家の宝刀の「鬼は外」を叫んで鬼を追い出してしまうこの女は鬼より冷酷で恐ろしいことをこの狂言は物語っているようです。
このような女は現代にも多く存在しており、今も昔も変わらぬ女の本質かも知れません。
世の男性諸君は節分にはこんなことを考えながら豆撒きして気を引き締めるべきでしょうね。


Re: 節分に思うこと grove 投稿日:2017年02月10日 22:32 No.72
面白い逸話ですね。
蓬莱島から宝物をもってきた鬼ですから、見た目は怖くても悪い鬼ではなさそうです。
京都の八坂神社では、福鬼といって蓬莱島から福を運んでくる存在なんだそうです。




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