80s岩手県のバス”その頃”掲示板
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ヤバイよヤバイよ!北海道のバス事業者
釧オロ
投稿日:2023年11月30日 14:58
No.501
かねてより乗務員の待遇や車両の不正整備、産廃の不法投棄などで労使紛争が続いている千歳相互観光バスが、路線バス事業を他社に譲渡する動きを見せ、更にその譲渡先を組合に委ねるという段階になりました
なんだか岩手県交通発足前の3社や、ナナサンマル後の旧那覇交通や旧琉球バスの事情と経緯は異なるとはいえ一緒じゃん、と感じたのは私だけでしょうか?
今年に入って金剛バスがあのような状態になり、北海道では函館バスもキナ臭い雰囲気ですし、道内最大手の北海道中央バスも明日(12/1)より大減便…と、一バスファンとしてもなんだか暗澹たる思いになります
※画像は本年4/29、千歳駅前にて撮影した千歳相互観光バスの元西武車です
管理人
投稿日:2023年12月01日 20:33
No.502
【Home】
千歳相互観光バスについては、組合側と会社側の考え方に相違があるようで、現在進行形の話ですので、コメントは控えさせていただきます。
「なんだか」以降の件については、一般的なバス事業者の経営破綻の時代ごとの傾向というのが以下のようになります。
1970~80年代には、バス利用者が減少に転じたものの、経営体制が変えられなかったことから収支が悪化した事業者がありました。
この時期にバス事業の斜陽化を予測して多角化経営を進めた事業者の中には、1990年代のバブル崩壊に伴い、不動産投資が負債としてのしかかり、2000年代に経営破綻する例が多数ありました。
そして、2020年代の今、コロナ明けに運転士不足という問題が顕在化し、まずは金剛自動車のような例が現れたという現況です。
この同じような例が続いて現れるのかどうかは、今のところ分かりません。路線廃止や減便が相次いでいるのは、決して経営危機ではなく、経営を健全化するための手法だと理解しています。