80s岩手県のバス”その頃”掲示板


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BU04の後面通気口
投稿日:2023年05月13日 13:05 No.334
こんにちは。BU04は1973〜1980年まで製造されていたそうですが、そのうち後面のエンジン通気口があるのは初期のみで、都バス資料館によると1974年には既に通気口が無くなっているようです。

国際興業バスでは、3100番台が全車通気口あり、3200番台の途中から通気口なしになっています(年式によるものでなくメーカー側のマイナーチェンジでしょう)。私の記憶では、3100と3200には一部外観の違いがあり、3200では後面左側の大型通気口のバンパー下側部分に、保護カバーのようなもの(横長の楕円形の穴が3つ空いている、新車時はボディ色に塗装されて分かりやすいが古くなると汚れて分かりにくい)が付き、また見えにくいですが金網上の左側反射板の右上辺りが、その後の通気口なし版と同様に丸型に出っ張っているのが特徴でした。

それ以外も、車両右側面のホイールベース間の点検蓋の位置もこの時期だけ異なるという特徴がありましたが、保護カバーも含めて、床の高さの違い、寒冷地だと灯油式ヒーター搭載などの違いがあるでしょうから、確定的なことは言えません。

75〜76年あたりのモデルが国際興業で分類分けされていたのかどうか、はたまた未導入だったのかもう少し頭の中で整理してみようと思いますが、資料収集、写真撮影時などのご参考になればと思い投稿いたしました。


管理人 投稿日:2023年05月14日 22:05 No.337 【Home】
獣さん、こんばんは。
確かに、1974年式で既に通気口のないものが作られているようですね。

私が岩手県で目にしていた国際興業からのBU04は、ちょうど通気口のある1974年式が入ってきている時期でした。ただ、今になってBJハンドブックなどを見直してみると、私がいた頃に通気口のない1974年式も入ってきていたようです。

メーカーのマイナーチェンジがいつ行われたのかというのは、難しい分析で、メーカーモデルの発表と、事業者向けの納車時期の違い。銘板に印字される「年式」と、事業者が登録する「初度登録年月」の違い。事業者が記録している年式が、登録日なのか営業所配置日なのかの違い。など、ブレが生じる要素が色々あります。
特定の事業者を細かく観察している方の研究結果に基づくと、かなり正確な情報に辿りつく場合があります。

それにしても、獣さんもずいぶん細かいところの観察をしているものですね。


投稿日:2023年05月15日 13:50 No.340
管理人様、ご返信ありがとうございます。

ちょうど、宮城交通の銀色に塗り替えられた廃車体の後面写真に、エンジンルーバー下の保護カバー(?)がはっきりと見えるので懐かしくなりました。当時このカバー部分が格好良く感じて好きだったのです。これは国際興業の3200番台のみの特徴(ルーバー有無し共に同様)で、3100や3300以降にはありませんでした。3200の後期で薄型になったようにも思います。

また、ルーバー金網の出っ張りについて、ルーバー無しのタイプは冷却ファン中心部あたりに出っ張りがあるのはぱっと見で分かりますが、3200と3300で位置が異なり、3200は国際興業の緑の塗り色に重なるのに対し、3300はもっと高く白色の位置にあるので気になって調べてみたことがきっかけで、3200はルーバー付きも出っ張りがあり、3100、それ以前のBU06などにはないことが分かったのです。

添付写真は、2018年11月に北海道函館近くの七飯市で撮った廃車体写真ですが、ルーバーに丸型の出っ張りがあるので、73年式(国際興業3100相当)ではなく、74年式(同3200相当)と考えています。但しこの個体には保護カバーは見えず、また出っ張りの位置も少し高いように見えます。バンパーが落ちて見えなくなっているだけかもしれませんし、標準床車だとすればエンジン搭載位置に余裕ができるのでこのような特徴はなくなるのかもしれませんね。


投稿日:2023年05月15日 13:53 No.341
追加画像です

qwerty@mxw.mesh.ne.jp  投稿日:2023年05月16日 00:32 No.343
画像です

投稿日:2023年05月16日 00:33 No.344
すみません、画像サイズが大きすぎて最初に送信したものは非表示になってしまったようです。