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天使と悪魔
ロン・ハワード 投稿日:2024年05月03日 15:37 No.1203



天使と悪魔(原題: Angels & Demons 米国) 2009年 全米年間興行収入ランキング21位

新しい教皇を選出するコンクラーベと行うことになったカトリック教会の総本山ヴァチカンで、候補者である枢機卿たちが誘拐される事件が発生。ヴァチカンの依頼で調査に乗り出した宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授は、教会に迫害された科学者たちが創設したという秘密結社イルミナティが、再び現代に姿を現したのではないかと推理する。犯人はスイスの研究所から恐るべき破壊力を秘めた“反物質”を盗み出し、ヴァチカンの爆破をも計画。ラングドン教授は美人科学者ヴィットリアの協力を得て、謎に包まれたこの事件の真相に迫っていく……映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編

監督 ロン・ハワード 代表作 『スプラッシュ』『バックドラフト』『ビューティフル・マインド』
脚本 デヴィッド・コープ、アキヴァ・ゴールズマン
音楽 ハンス・ジマー 代表作 『レインマン』『パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ』『インターステラー』
主演 トム・ハンクス(ロバート) 代表作 『フィラデルフィア』『ユー・ガット・メール』『プライベート・ライアン』
原作 ダン・ブラウン 小説 『天使と悪魔』

上映時間 138分(劇場公開版) 146分(エクステンデッド版)


登場人物

ロバート・ラングドン: ハーバード大学の宗教象徴学教授。

ヴィクトリア・ヴェトラ: 欧州原子核研究機構(セルン)の科学者。(アイェレット・ゾラー) 代表作 『ミュンヘン』『マン・オブ・スティール』

パトリック・マッケンナ: 役職カメルレンゴ(ローマ教皇の秘書長)。(ユアン・マクレガー) 代表作 『トレインスポッティング シリーズ』『ムーラン・ルージュ』



【起】
事件は世界一小さい国、ヴァチカン市国で起きました。全ての始まりは、長年国に使えたローマ教皇の死でした。ローマ教皇の死によって、国は新たな教皇を選出する必要性に迫られています。そんな中、次期教皇候補を指すプレフェリーティ(枢機卿)が、4人選出されました。この4人の中から、コンクラーベと呼ばれる会議にて次の教皇が決定されます。

しかし、長く続くそのコンクラーベの途中、枢機卿のうち1人が誘拐されてしまったのです。「1時間ごとに枢機卿を公開処刑に処す」という脅迫状が届き、国はラングドン博士に協力を要請します。彼はかつてダヴィンチコードに関する難事件を解決しており、その実力が買われたのでした。ラングドン博士は、脅迫状にイルミナティという、長年教会と敵対視する組織のマークが記載してある事に気がつきます。

博士はヴィクトリアという博士の協力を得て、事件の真相に迫って行きます。また、ラングドン博士にスイスの研究場から「神の素粒子」と呼ばれる物質が盗まれていた事も突き止めます。そこからラングドンは、イルミナティがこの神の素粒子を使用し、教会を爆発させようと企んでいる、ということに気がつきます。

【承】
更にラングドンは脅迫状の文面から、各枢機卿を「地」「火」「水」「空気」という4つの方法になぞらえて殺害するという犯人からのメッセージを読み取り、それぞれに沿って調査を進めていきます。

まず、「地」では地動説を唱えたガリレオ=ガリレイの「真実の図表」に目を向けました。するとその5ページ目に、イルミナティのマークとともに透かし文字が刻印されていたのです。その文字を頼りに新たな場所へと向かうラングドンとヴィクトリアでしたが、時すでに遅く、枢機卿の1人が口に土を詰められた状態で殺されていたのです。ラングドンは他の要素に関しても当たり始めますが、間に合わずにもう1人の枢機卿も命を落としてしまいます。

ラングドンは、今回の犯人が枢機卿だけではなく、前教皇をも殺害したのではないか、と疑惑を抱き始めます。前教皇は静脈血栓症を患っていた為、その治療として使用していた注射液に何者かが細工をしたのではないか、つまり教会内部の犯行なのではないかと睨みます。しかし教皇を解剖する事は禁じられている為、その確証が取れません。

【転】
しかし、ヴィクトリア博士が教皇の遺体が保管されている場に忍び込み、外表状から、教皇が他殺されたと示す証拠を発見します。つまり、一連の犯行は内部の者によるものという事が決定的となったのです。前教皇が事前に定めた、教皇不在時には教皇の役職を代理する役目であるカメルレンゴは、コンクラーベに乗り込みます。そして爆発が近づいていること、教皇が殺害されたことからコンクラーベを中止し、住民を避難させることを提案しますが、枢機卿達はこれを拒みます。

しかしその後、新たに枢機卿が1人、今度は「火」になぞらえて殺害されてしまいます。ラングドンはその場居合わせた犯人達の銃弾に襲われますが、なんとか一命を取り留めます。そして4つ目の犯行、「水」の殺人の現場にとうとうラングドンは何とか間に合う事ができました。

殺される直前であった枢機卿を、その場に居合わせた一般人の手も借り、何とか救い出す事ができたのです。そして、その生き延びた枢機卿の「自分はとある場所に拉致されていた」という言葉をもとに、ラングドンは犯人の居場所にどんどん近づいていくのでした。

【結】
そしてその現場に辿り着いたラングドンは、リヒターという男に殺されそうになっているカメルレンゴを何とか救い出します。しかし、爆破の時間が迫っていました。カメルレンゴはヴァチカンを救う為、と爆弾をヘリコプターに詰め込み、自分がそれを運転し空へと飛び立ちます。爆発は空で起こり、ヴァチカンは破滅を免れました。そして、カメルレンゴもパラシュートで脱出に成功しました。国を救ったカメルレンゴは一躍英雄となり、次の教皇に相応しいという声が聞かれるようになりました。

しかし、あまり知られてはいない事でしたが、ヴァチカン内部には多くの監視カメラが前教皇によって設置されていました。そして、カメルレンゴがリヒターを利用し、そしてイルミナティの名を偽り彼等と教会が再度敵対する様に仕組んでいたのでした。そしてそのシナリオを上手く使い、自分が教皇にのし上がるのがカメルレンゴの描いたものでした。

この一連の所業が枢機卿に知られてしまったカメルレンゴは、自ら油を被り焼身自殺をしてしまいます。そして、新教皇には「水」の殺害から生き延びた、バッジア枢機卿に決定しました。こうしてラングドンは、また新たに難事件を解決したのでした。

The End_MIHOシネマ



みんなの評価 3.7/5.0

最高 (^0^)

前作同様、本格クライムミステリー。
前より派手なアクションが増えてエンタメとしてもより面白くなってる。
ストーリーも予想を裏切る展開が続いて飽きがこない。

最低 ( ` 3´)

展開と謎解きが早すぎるのと、背景説明が少なすぎるので、観客は少々置いてけぼりだった気がする。




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