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レナードの朝 ペニー・マーシャル 投稿日:2018年10月21日 12:05:53 No.66 【返信】



レナードの朝 (米国) 1990年 全米興行収入ランキング23位

治療不能の難病で30年間昏睡状態だった男レナードが、奇跡的に意識を回復した。セイヤー博士の治療が功を奏したのだ。博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげるが…

監督 ペニー・マーシャル
脚本 スティーヴン・ザイリアン
音楽 ランディ・ニューマン
主演 ロバート・デ・ニーロ(レナード)
原作 オリバー・サックス 『レナードの朝』

登場人物

レナード・ロウ: ベインブリッジ病院の患者。11歳の時に嗜眠性脳炎という難病を発症。
ロウ夫人: レナードの母親。

マルコム・セイヤー: ベインブリッジ病院に赴任してきた医師。
エレノア・コステロ: ベインブリッジ病院に勤めている看護師。
カウフマン医師: ベインブリッジ病院の医師。

ポーラ: 父親の見舞いでベインブリッジ病院を訪問。


【起】
1969年アメリカのブロンクス。マルコム・セイヤー医師が、ベインブリッジ病院の神経科に職を求めてやってきた。研究職としてではなく医者としての採用だと知り、帰ろうとするセイヤー医師を、人手不足の病院側はなんとか採用する。ここは慢性神経症患者専門の病院で、治療の見込みのない者ばかりが入院していた。人が苦手なセイヤー医師に、看護師のエレノアはすぐに慣れると励ます。

ベインブリッジ病院に新しい患者がやってきた。何十年も動くことも反応を示すこともないままだったルーシーという女性だ。しかし、セイヤー医師がカルテを書いている間に、ルーシーが落ちた眼鏡をつかんでいた。驚いたセイヤー医師は、彼女が眼鏡やボールを受け取ることができることに気づく。セイヤー医師は、同じような症状の患者数名が、1920年代に嗜眠性脳炎という流行病にかかっていたことを知る。嗜眠性脳炎の患者たちはその後遺症で神経障害が現れ、動きも反応もない抜け殻のような状態になっていたのだ。専門家は患者の意識も死んでしまっていると言っていたが、セイヤー医師はそれに同意できなかった。事実、ルーシーと同じ症状のレナードという患者は、名前を呼ばれると脳波が跳ね上がったのだ。

【承】
セイヤー医師は嗜眠性脳炎が原因と思われる患者15名を集め、調査を始める。彼らはそれぞれ、特定の音楽や他人とのふれあいに体が反応し、一時的に動くことができるとわかった。セイヤー医師はパーキンソン病の新薬「L-ドーパ」がこの病気にも有効なのではと思い付く。彼の必死の頼み込みにより、カウフマン医師は1人だけ臨床実験を許す。セイヤー医師はレナード・ロウの母親を説得し、臨床実験を開始した。

L-ドーパを投薬した夜、セイヤー医師が目覚めると、なんとレナードがベッドから起き上がり、自分の名前を書いていた。奇跡的な目覚めに、ロウ夫人も病院のスタッフたちも心から喜ぶ。レナードも時の流れにショックを受けながらも、30年振りに取り戻した人生を誰よりも喜んでいた。レナードはセイヤー医師の付き添いで街へ出かけ、外の世界を満喫する。「女性との接し方がわからない」と言うセイヤー医師に、レナードはエレノアがセイヤー医師の事を「人への愛にあふれている」とほめていたと教える。

【転】
スタッフたちの協力や支援者たちの寄付のもと、他の患者への投薬が始まり、15名の患者全員が目覚める。それは奇跡のような光景だった。一気ににぎやかになった病棟に、1人の女性が現れレナードは一目ぼれする。彼女はポーラ。ベインブリッジ病院に入院している父親の見舞いに来ていた。目覚めた患者たちを連れて、セイヤー医師らは街に出かけることにする。しかしポーラが気になるレナードは、1人病院に残り彼女に声をかける。2人は話がはずみ、仲良くなっていった。

ポーラに恋をしたレナードは、だんだん「自由に外に出たい」という願望を持つようになっていた。しかし安全面から病院にそれを拒否され、レナードは怒りを爆発させる。レナードの変わりようにロウ夫人は動揺する。彼女にとってレナードは、女性になど興味がなく、おとなしい少年だったのだ。レナードはストライキを始めたが、同時にけいれんの症状も再発し始めていた。薬が効かなくなってきていたのだ。心配するセイヤー医師に、レナードはついに助けを求める。

【結】
レナードには薬の効果が出なくなっていた。レナードは他の患者に心がまえをさせ、薬の効果を研究させるために、自分を実験台にしてくれるよう申し出る。けいれんは日に日にひどくなっていき、突然動きが停止することもあった。日常生活や、趣味の読書も難しくなっていった。ロウ夫人はもうやめてくれと懇願する。だがセイヤー医師はレナードの意思を尊重して投薬を続行、彼の様子に心を痛めながら、逐一記録していく。病状が悪化し、ついにレナードはポーラに別れを告げる。最後に2人でダンスを踊り、ポーラは病院から去った。

ある日、レナードは自分の名前を書こうとした状態のまま、完全に動きを止めてしまう。“目覚め”の前の状態に戻ってしまったのだ。セイヤー医師は命を与えまた奪ってしまった自分の行動を責めるが、エレノアが彼を慰める。奇跡の夏が終わり、他の患者たちも同様に元の状態に戻ってしまった。レナードから人生の大切さを教えられたセイヤー医師は、一念発起、エレノアをお茶に誘う。

セイヤー医師たちは今でも新薬を試して治療を続けているが、1969年のような奇跡はいまだ起きていないという。

The End _MIHOシネマ


嗜眠性脳炎 しみんせいのうえん

流行性脳炎の一種で、近年は欧米でごくまれに報告されるが、ほとんど姿を消した脳炎である。高熱と複雑な脳神経症状がみられ、回復期には嗜眠状態を呈すること、しばしば後遺症としてパーキンソン症候群を残すこと、冬から初春にかけて流行することなどが特徴である。

 第一次世界大戦中の1916~17年にウィーンで流行したとき、オーストリアの神経学者エコノモが命名・報告したので、エコノモ型脳炎ともいわれ、またその後に日本脳炎が明らかにされたため、嗜眠性脳炎をA型脳炎、日本脳炎をB型脳炎とよんで区別した。1925年ごろまで世界各地にかなりみられ、病原体はウイルスと推定されているが、確認はされていない。しかし、現在でもウイルス性疾患と考えられている。


[1] Re: レナードの朝 ペニー・マーシャル 投稿日:2018年10月21日 14:36:47 No.67
 



イコライザー アントワーン・フークア 投稿日:2018年10月13日 14:13:25 No.65 【返信】

 


イコライザー (米国) 2014年 全米興行収入ランキング32位

ホームセンターで働く平凡な男マッコールは、眠れない夜に深夜営業のダイナーで本を読むのが日課となっていた。そこで知り合った娼婦のテリーが、あるときロシアンマフィアに虐待されているのを知ると、彼は単身マフィアのもとへと赴くのだった・・・

監督 アントワーン・フークア
脚本 リチャード・ウェンク
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
主演 デンゼル・ワシントン(ロバート)

登場人物

ロバート・マッコール: ホームセンターに勤務する真面目な中年独身男性
ラルフィ: ホームセンターの同僚

テリー(アリーナ): ロシアン・マフィアの売春婦
マンディ: テリーと仲良しの娼婦仲間

スラヴィ: ロシアン・マフィア(娼婦の元締め)
テディ/ニコライ: ロシアン・マフィアのトラブル処理係
マスターズ: 汚職刑事
ウラジミール・プーシキン: ロシアン・マフィアのボス

プラマー夫妻: 引退した元CIA高官

【起】
マッコールはボストンの『ホームマート』というホームセンターで商品の補充作業をする中年の男です。不眠症のマッコールは、夜には馴染みの24H営業の店『ブリッジ・ダイナー』で紅茶を飲みつつ読書をします。娼婦の少女・テリー(本名・アリーナ)も店の馴染み客でした。客待ちの間テリーは店長・ジェイクと会話しますが、マッコールにも話しかけてきます。

マッコールの本『老人と海』で魚は釣れたかと訊くテリーは、以来会話を重ねます。
歌手になるのが夢のテリーに、マッコールは「君はなりたいものになれる」と励ましました。

ある夜、テリーは娼婦の元締め・スラヴィに反抗し、見せしめに激しい暴力を受けICU(集中治療)送りとなる。

【承】
テリーに付き添う娼婦仲間・マンディに事情を聞いたマッコールは、スラヴィのアジトに行き、20秒足らずで5人の男を倒しました。
スラヴィが殺されたことで、ロシアからテディという男が派遣されます。

スラヴィは、プーシキンという男が率いる東部ロシアン・マフィアの新興組織の、末端の売春組織でした。テディはロシアン・マフィアのトラブル処理係です。

ロシアン・マフィアはマッコールの住むボストン地域の警察官を買収し、事業を展開していました。
スラヴィ殺害の相手を調べるテディは、表向きはホームセンター勤務のマッコールに行き当たり、殺そうと考えます。
テディは知りませんが、マッコールは元CIAの諜報部員でした。

【転】
マッコールは妻を亡くして以来、CIAを退いて穏やかな暮らしを望んでいました。
マッコールは元CIA仲間の女性・スーザン宅へ行き、ロシアン・マフィアの情報を得ます。相手が自分を殺すまで追及の手をゆるめないと知ったマッコールは、徹底的に叩くことにしました。

ボストン市警に買収されたマスターズ刑事を締めあげ、マフィアが金を備蓄した工場を閉鎖し、通報します。
さらにマフィアが脅した議員の名や経営する店のデータをFBIに送信しました。
その後、ロシアン・マフィアが所持するG・イースタン社のタンカーを爆破炎上させ、経済的にダメージを与えます。
マフィアのボス・プーシキンは怒り、テディに決着を催促しました。

【結】
テディはマッコールの勤務先の同僚を人質にとり、ホームマートに呼び出します。
マッコールは店を停電させ、店の棚にある有刺鉄線や砂利、植木鋏やバーナーなど日用品で、テディの部下をひとりまたひとりと殺していきました。最後にテディも釘打ち機で殺害します。

さらにロシア・モスクワに飛んだマッコールは、プーシキンの屋敷に乗り込んで部下ともども皆殺しにしました。
日常生活に戻ったマッコールを、退院したテリーが訪問します。ちゃんとした職に就いたと話すテリーを、マッコールは笑顔で見送りました。
マッコールは夜の時間を読書ではなく『逃げ場のない人へ』救いの手をさしのべる、仕置き人の仕事をすることに決めました。

The End _hmhm

*イコライザー equalizer 均衡を保つもの/ 俗語: 致命的な武器





ドラゴン・タトゥーの女 デヴィッド・フィンチャー 投稿日:2018年10月12日 17:08:00 No.64 【返信】



ドラゴン・タトゥーの女(米国) 2011年 全米興行収入ランキング29位

ジャーナリストで優れた調査能力を持つ男・ミカエルとそのアシスタントで背中にドラゴンのタトゥをした天才ハッカー・リスベットと共に、依頼人から40年前に行方不明になった16歳の少女・ハリエットが殺された事件の真相を解明して欲しいと頼まれ40年前の真相を解明する。

監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 スティーヴン・ザイリアン
音楽 トレント・レズナー、アッティカス・ロス
主演 ダニエル・クレイグ(ミカエル)
原作 スティーグ・ラーソン 『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』

登場人物

ミカエル・ブルムクヴィスト: 雑誌「ミレニアム」の記者で共同経営者
エリカ・ベルジュ: 雑誌「ミレニアム」の共同経営者(ミカエルとは愛人関係)

リスベット・サランデル: 違法調査を専門に扱うフリー調査員

ヘンリック・ヴァンゲル: スウェーデンの大実業家
マルティン・ヴァンゲル: ヴァンゲル・グループの会長(ヘンリックの孫)
ハリエット・ヴァンゲル: ヘンリックの孫娘。1966年9月24日に失踪、当時16歳。


【起】
記者のミカエル・ブロムクヴィストは、実業家ヴェンネルストレムの不正を暴いた記事を掲載したところ、名誉毀損で訴えられ敗訴してしまいます。そんなミカエルのもとに、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲル・グループのヘンリックから依頼が舞い込みます。

彼の孫娘のハリエットは、40年前に一族が住む島から突然消え、ヘンリックは一族の誰かが彼女を殺害したと信じていました。ヴァンゲル・グループはヴェンネルストレムの敵会社で、事件が解決できたら彼の弱みを報酬として提供すると約束し、ミカエルは依頼を受けます。一族からの証言とハリエットの手帳に残された謎のメモをもとに、調査を開始します。

あるとき、ミカエルは一族の弁護士から優秀な調査員を紹介されます。23歳のリスベット・サランデルは、ヘンリックがミカエルに仕事を依頼する際に、彼の身辺調査を行っていました。彼女は精神的に不安定な部分があるとして、後見人を付けられています。

【承】
リズベットと調査を進めていくうちに、ミカエルはハリエットの手帳に書かれた数字と名前が旧約聖書の引用であることに気付きます。
一方リズベットは、旧約聖書の引用と40年前にロシアの国境付近で起きた婦女連続猟奇殺人事件の関連性を見つけます。殺害された女性たちの勤務先は、ハリエットの父親・ゴットフリートが経営する会社でした。しかしゴットフリートはハリエットが失踪する前に死んでおり、それ以降にも同様の事件が起きていました。

ミカエルは40年前に撮影されたハリエットの写真から真犯人を突き止め、単身で犯人の家に乗り込んでいきます。書庫で調べ物をしているリズベットは、1967年の事件の犯人がゴットフリートの息子マルティンだと解明し、ミカエルの元へ向かいます。

【転】
40年前の猟奇殺人事件の犯人はゴットフリートとマルティンでした。マルティンは女を殺すことで性的興奮を得る異常者で、自宅の地下室で何人もの死体を処理していました。

マルティンに捕えられたミカエルは、妹のハリエット殺しの真実を尋ねたところ、彼は激しく動揺します。ハリエットを殺したのは自分ではないと主張し、マルティンもハリエット失踪の真実を知りたがっていました。
そこにリスベットが到着し、車で逃走を図ったマルティンを追いかけます。ハンドル操作を誤ったマルティンは車を横転させ炎上し、彼は死亡します。

後日、ミカエルはロンドンで暮らす一族の女性アニタ・ヴァンケルに会いに行きます。彼女こそがハリエット本人で、40年間偽名を使って生活していました。彼女はゴットフリートから日常的にレイプされ、父を殺害したあとは兄のマルティンから同じ目に遭わされていました。
ハリエットはヘンリックのもとへ帰り、依頼は完了します。

【結】
ミカエルはヘンリックからヴェンネルストレムの不正の情報を得るも、すでに時効で無意味となったものでした。みかねたリズベットは、ヴェンネルストレムのマフィアとの癒着の証拠を調べ上げます。

さらに変装してスイスへと出向き、彼の口座から20億円を下ろして架空の複数の口座に振り込みます。リズベットによる偽装工作を突き止められたヴェンネルストレムは、結果マフィアに射殺されます。

騒動が終わったあと、リズベットは初めての大切な友人であるミカエル宛にクリスマスプレゼントを購入します。しかし、ミカエルが長年の恋仲である編集長のエリカと歩いているところを目撃し、プレゼントをゴミ箱に捨ててバイクで去って行く場面で、物語は幕を閉じます。

The End _hmhm

第84回アカデミー賞 編集賞を受賞。





ターミネーター ジェームズ・キャメロン 投稿日:2018年10月08日 20:17:52 No.63 【返信】



ターミネーター(米国) 1984年 全米興行収入ランキング21位

2029年の近未来。反乱を起こした人工知能スカイネットが指揮する機械軍により絶滅の危機を迎えていた人類だが、抵抗軍指導者であるジョン・コナーの指揮下、反撃に転じた。脅威を感じたスカイネットは、未来から現代へ殺人アンドロイド「T-800」を送り込み、ジョンの母親サラ・コナーを殺害することでジョンを歴史から抹消しようと目論む・・・

監督 ジェームズ・キャメロン
脚本 ジェームズ・キャメロン、ゲイル・アン・ハード
音楽 ブラッド・フィーデル
主演 アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800)


登場人物

T-800: スカイネットにより2018年に試作され、2026年に量産が開始された人間抹殺用のアンドロイド。
カイル・リース: 2029年の人類抵抗軍のジョン・コナーの部下。ジョンの母となるサラを守るため、1984年にタイムスリップする。
サラ・コナー: 後の人類抵抗軍のリーダーとなるジョン・コナーの実母。

【起】
1984年、ロサンゼルス。稲光とともに全裸のターミネーターが出現し、町の不良から衣服を奪う。同じくカイルが稲光とともに出現し、ホームレスからズボンを奪ったのが見つかり警察に追われる。カイルは警察から逃げる際に銃とライフルを奪い、公衆電話の電話帳から「サラ・コナー」が並ぶページをちぎって持ち去る。
ターミネーターはガンショップでライフルと大口径銃を奪い「サラ・コナー」という名の35歳で2児の母親を射殺する。サラ・コナーは女性の友人と同棲しており、彼氏にデートをドタキャンされたため1人で映画を観に出かける。サラは食事をしているとTVニュースから2人目の「サラ・コナー」が殺されたことを知る。

警戒心を強めたサラはカイルにつけられているのを不審に思い、クラブに入り助けを求めて警察に電話するも繋がらないので自宅に電話する。しかし、サラの同棲相手は彼氏と情事に勤しんでおり電話に気付かない。しばらくするとターミネーターが乗り込んできて、サラの同棲相手と彼氏を殺す。そこにサラから電話がかかって来て、留守電に自身の居場所を入れてしまいターミネーターに聞かれてしまう。

【承】
サラのもとにターミネーターがやって来て殺されかけるも、カイルに救われる。ターミネーターから逃げる際、車からターミネーターを振り落とすさまを警察に見つかり、カイルたちの車は手配をかけられてしまう。ターミネーターはその警察官のパトカーを奪ってカイルたちを追跡する。

カイルは逃げる車中でサラに、自分は君を助けに来た者だと伝える。サラを狙っているのは殺人鬼(サイバーダイン101型)で、人間社会に潜入するために外面上は人間と同じで、骨格は超合金で出来ている。そして、カイルやターミネーターが「可能性としての未来」から来ており、サラが狙われている理由も述べる。今から数年後、思考力を持ったコンピューターが人間全体を敵とみなし核戦争を起こし、人類を滅亡寸前に追い込んだ。しかし、ある男が人類の指導者となり、滅亡の危機から救った。その男の名前はジョン・コナーで、これから生まれるサラの息子だという。ターミネーターはサラ・コナーを殺すことで、ジョン・コナーの誕生自体を阻止しようとしているのだ。

ターミネーターに見つかったカイルたちはカーチェイスの果てに壁に衝突しかけて急ブレーキを踏み、ターミネーターは壁に激突。追手のパトカーがたくさん来て、カイルは捕まり、サラは保護される。ターミネーターは激突したパトカーの中から消えていた。

【転】
カイルは警察署で正直に事実を語るも、犯罪心理学者からは「妄想」として扱われ、取り合ってもらえない。ターミネーターは自らを手術して損傷を直し、サラの友人と偽り署に入ろうとするが止められる。署内にサラがいると判断したターミネーターは車で入り口に突撃して乗り込み、マシンガンで署内を蹂躙する。カイルはパニックに乗じて拘束を解き、サラを救出する。

逃げた先の洞窟でサラはカイルの手当てをしつつ、未来の話を聞く。カイルは志願してタイムスリップしてきたようで、目的はサラ・コナーに会うためだったと言う。サラ・コナーは未来ではジョン・コナーに戦闘と組織についてを教授した伝説の人物と目されているようだ。サラに未来を語るカイルは、ジョン・コナーにもらって大事にしていたサラ・コナーの写真を思い出す。

カイルとサラはモーテルに着く。カイルの外出中に、サラは母と電話しており、モーテルの電話番号を教える。しかし、サラの電話相手は母の声色を発するターミネーターであった。その夜、カイルはサラに「ずっと愛していた」と告白し、2人は体を重ね合わせる。事の後、ターミネーターが来て銃を乱射してくる中、カイルとサラは逃げる。

【結】
チェイス中にカイルは銃弾を受け負傷する。カイルたちの車と、ターミネーターのバイクはクラッシュして各々に転覆する。ターミネーターが起き上がろうとしたところを巨大なタンクローリーにひかれる。ターミネーターはタンクローリーを奪って運転し、カイルたちに突進してくるが、カイルは爆弾を管に投げ入れタンクローリーを大爆発させる。火の海の中歩くターミネーター。肉体は燃え尽き、超合金の骨格のみになった状態でもカイルたちに迫ってくる。

2人は工場に逃げ込み、カイルは捨て身でターミネーターの骨格に爆弾を挟むんで爆発させる。ターミネーターは上半身だけになってもなお、サラに迫ってくる。サラはプレス機のすき間をかいくぐり捕まる寸前でプレス機を抜け、プレス機に柵をつけてターミネーターを閉じ込め、プレスして破壊する。

サラは救急車で運ばれる際、息を引き取ったカイルの姿を見る。

数カ月後、サラは車で砂漠を走りながらボイスレコーダーに、お腹の中にいるジョン・コナーが将来聞けるように、カイルとのことを記録している。立ち寄ったガソリンスタンドで、サラは現地の少年にポラロイドカメラで写真を撮られ購入する羽目になる。その時買った写真が、カイルがジョン・コナーからもらうことになるサラ・コナーの写真であった。

The End _MIHOシネマ





ゴッドファーザー フランシス・フォード・コッポラ 投稿日:2018年10月05日 18:37:19 No.61 【返信】



ゴッドファーザー(米国) 1972年 全米興行収入ランキング1位

1947年マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネの屋敷内で末娘コニーの結婚式が行われた。コルレオーネ家の一族、「ファミリー」と呼ばれるマフィアの組織の面々ら総勢数百人が会す壮大な挙式だった。邸内の、ブラインドが下ろされた書斎で、タキシード姿の右胸に血のような真っ赤な薔薇を刺したヴィトーが、訪ねてきた友人の嘆願に耳を傾けていた。自分をすがってくる者には愛と権力、知力で十分に報じた。それがゴッドファーザー(名付け親)としての義務、尊厳であった。対立するブルーノ・タッタリアの息のかかった麻薬の売人ソロッツォが取引の話を持ちかけてきた。ヴィトーは丁重に断ったが、やがてソロッツォは暗殺計画を企てる…。第二次大戦から復員したマイケルは父親の暗殺未遂に強い憤りと怒りを憶え、マフィア社会に身を投じていくのだった…

監督 フランシス・フォード・コッポラ
脚本 マリオ・プーゾ 、フランシス・フォード・コッポラ
音楽 ニーノ・ロータ
主演 マーロン・ブランド(ドン・ヴィトー・コルレオーネ)
原作 マリオ・プーゾ『ゴッドファーザー』


登場人物

ドン・ヴィトー・コルレオーネ: 1891年、シチリア生まれ。イタリア系ギャング・マフィアのコルレオーネ家の家長。
ソニー: ヴィトー・コルレオーネの長男。少々短気な性格故に暴力沙汰が絶えず、女癖が悪い。
フレド: ヴィトー・コルレオーネの次男。性根は優しいが、気が弱く胆力に欠ける。
マイケル: ヴィトー・コルレオーネの三男。大学を中退して海兵隊に従軍、第二次世界大戦の英雄として復員した。
コニー: ヴィトー・コルレオーネの末娘。兄ソニーの紹介でカルロ・リッツィと知り合い、彼と恋仲になる。
トム・ヘイゲン: コルレオーネ家専属の弁護士。両親を失い孤児となっていたところをソニーに連れて来られ、以来コルレオーネ家で成長した。
ケイ・アダムス: マイケルのダートマス大学での学友でありガールフレンド。

ルカ・ブラージ: コルレオーネ家の殺し屋。脅しや仕事には容赦はない。頭の回転は良くない。
クレメンザ: ファミリー古参の幹部で忠臣。
ポーリー: クレメンザの右腕の幹部候補。
テッシオ: ファミリー古参の幹部。
カルロ: コニーの夫。男前だが放蕩的な性格から信頼されず、ファミリーの中枢の仕事に関わることは許されていない。

トマシーノ: シチリアマフィアのドンでヴィトーの友人。

タッタリア: タッタリア・ファミリーのドン。ニューヨーク五大ファミリーの一角。
ソロッツォ: 麻薬密売人。コルレオーネ一家に麻薬ビジネスへの協力を持ち掛ける。
マクラスキー警部: ニューヨーク市警の汚職警官。ソロッツォと結託している。
バルジーニ: ニューヨーク五大ファミリーの一つであるバルジーニ・ファミリーのドン。

モー・グリーン: ラスベガスでカジノ・ホテルを経営するユダヤ人。


【起】
1945年、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。

イタリア系アメリカ人のドン・ヴィトー・コルレオーネの屋敷では、娘のコニーの結婚式が盛大に執り行われていました。
屋敷の中の書斎では、花嫁の父であるヴィトー・コルレオーネが、やってきた人たちの話を聞いています。

ヴィトー・コルレオーネは、その地域一帯を仕切るボスでした。名付け親(ゴッドファーザー)として、みんなに親しまれています。
表向きはオリーブ油の輸入会社を経営するヴィトーは、もう1つの顔を持っていました。
それは、裏社会でニューヨークを取り仕切る、マフィアのボスというものです。

葬儀屋のボナセーラがヴィトーに、娘を襲った惨劇を訴えます。
娘が若者たちにドライブに連れて行かれ、暴行を受けました。娘は顎を砕かれる重傷を負ったのですが、男たちの判決は懲役3年で、執行猶予の身です。
ボナセーラは「娘の仇を討ってほしい。殺してほしい」とヴィトーに訴えますが、ヴィトーはボナセーラがずっと自分と疎遠にしていたことを指摘しました。
ボナセーラは金で解決しようとしますが、それもヴィトーは気に入りません。
「友情もなく、ゴッドファーザーとも呼ばず」「君が友達として来るならば(受けよう)」と答えました。
ボナセーラが謝罪をすると、ヴィトーは快くボナセーラの頼みを受けます。しかし何かあった折には、頼りにすると添えました。
ボナセーラの娘に乱暴を働いた若者への報復は、クレメンザに割り振ります。
ヴィトーはその後も、人々の頼みごとを聞いていました。

三男のマイケルは、恋人のケイを連れて式に現れます。
ケイは、マイケルの家の事情を知らずにいました。
有名な歌手のジョニーがカリフォルニアから駆け付けて、式典で歌を披露するのを見たケイは、コルレオーネ家のことを知りたがります。
マイケルは「ジョニーは2年前に契約のトラブルを起こした。ジョニーが1万ドルで解決しようとするのを、父がルカを連れて出かけると、1時間でことを納めた。しかも、たった1000ドルで解決した」と言い、案に裏稼業であることを示唆します。

ケイが今まで知らなかったのには、マイケルが父の仕事に、一切関わっていなかったからです。
長男・ソニー、次男・フレドは組織の幹部ですし、トムは相談役をしていますが、マイケルだけは「堅気」でした。
マイケルにだけは、表の世界で過ごしてもらいたいと、ヴィトーは強く望んでいます。

ジョニーは歌を披露した後、ヴィトーのところへ行って嘆きました。
ジョニーは出たい映画があるのですが、ウォルツ監督に嫌われていて出演できないと言います。
ヴィトーはジョニーにビンタをすると、叱咤激励し、「ちゃんと食べてよく休めば、役につける」と暗に任せろという示唆をしました。
トムに映画監督の件を任せます。

その後ヴィトーは娘のコニーと、ダンスをしました。
出席した人たちは、それをみんな笑顔で見守ります。
最後にファミリーで記念撮影をしました。

【承】
カリフォルニア州。
ウォルツ・インターナショナル映画会社のウォルツ監督のところに、トムが交渉に行きました。
作品にジョニーを出せとトムが言いますが、ウォルツ監督は撥ねつけます。
役柄だけをみると、ジョニーは適役でした。
ところがジョニーは、ウォルツ監督が5年も抱えた金の卵の女優にちょっかいを出して、女優を駄目にしていたのです。それでウォルツ監督は怒っていました。
トムは黙って監督の言い分を聞いて、去ります。

翌朝。
ウォルツ監督がベッドで目覚めると、シーツが血まみれでした。
足元に愛馬の首が転がっており、ウォルツ監督は絶叫します。
その後、ジョニーは役職を手にしました。


1947年。
麻薬を商売にする男・ソロッツォが、ニューヨークで勢力の強いヴィトーに声をかけます。
ソロッツォはシチリアでヘロインを精製し、稼いでいました。またタッタリア・ファミリーが背後にいます。
ヴィトーは政治家や政界に、多くのツテがありました。ソロッツォは有利にことを運ぶためにヴィトーを仲間に引き入れようと考えましたが、麻薬を嫌うヴィトーは断ります。

同時にヴィトーは部下のルカに、タッタリア・ファミリーを調べろと命令しました。
ルカはタッタリア・ファミリーのところへ行きますが、ソロッツォと机に向かって話をしている最中、ナイフでてのひらを刺され、首を絞められて殺されます。


クリスマスの時期。
ヴィトーの外出の際、トムはタッタリア・ファミリーに足止めを食らいます。
護衛のポーリは、体調が悪いと言いました。
ヴィトーがひとりで果物屋を見ている時に、襲撃に遭って撃たれます。
(ポーリは体調不良を言い訳にして、車に先に戻った。つまり襲撃を知っていた、スパイである可能性が高いことを意味している)

ヴィトーは一命を取り留めましたが、重傷を負って病院に担ぎ込まれます。
マイケルは恋人のケイとデートしている時に、街頭のスタンドで売られている新聞記事を見て、父が襲撃されたことを知りました。慌てて公衆電話から、自宅へ電話を入れます。
重傷だと聞いたマイケルは、帰宅しました。

足止めされたトムは、タッタリア側から「ソニーと手を打ちたい(和解したい)」という申し出を持ち帰ります。長男のソニーは父と異なり、麻薬に対して前向きでした。
その後タッタリア側は、ヴィトーが死んでいないことを知ります。

コルレオーネ家の玄関先に魚が置かれました。暗にヴィトーの部下のルカが殺され、海の底に沈めたことを示しています。
長男のソニーが父のヴィトーの代理を務めますが、ソニーは抗争をする気です。
裏切ったと思しきポーリは、ロコが許した振りをして、途中で処刑しました。

マイケルは父の病院へ行きますが、なぜか無人になっているのをいぶかしみます。
見張りの者や病院の人たちもいないのを見たマイケルは、父が狙われていると感じました。
すぐに自宅へ連絡を入れて、護衛を寄越すよう命じます。
たまたまやってきた女性看護師を招き、一緒にベッドを移動させて病室を替えるよう頼みます。
見舞いに来たパン屋のエンツォにも頼み、マイケルと共に病院の前に立って、銃を持っている振りをさせました。
怪しい車が病院へやってきましたが、マイケルとエンツォの人影があるのを見て去ります。
しばらくするとコルレオーネ家の護衛がやってきました。


長男のソニーが、タッタリアの二代目を殺しました。ソニーの軽挙妄動をトムが怒りますが、すでに遅い状態です。
刑事たちは、タッタリア側に買収されていました。マクラスキー警部がその筆頭です。

【転】
形勢がよくないと感じたソロッツォは、マクラスキー警部立ち会いのもと、コルレオーネ家のなかで唯一堅気であるマイケルに、交渉に来るよう命じます。
マイケルはその場を利用して、ソロッツォへの復讐を考えました。
ボディチェックされることは必至なので、大至急、交渉の場に銃を隠しておくように指示します。

マクラスキー警部の部下から知らせが入り、交渉の場所が『ルイズ』のレストランだと判明しました。
マイケルはクレメンザに銃を隠しておくよう指示し、トムはマスコミ操作を練ります。
迎えの車に乗ったマイケルは、予想した通り、車中でボディチェックを受けました。
さらに車は尾行をまくため、一旦ニュージャージー州へ行くと見せかけ、Uターンします。
『ルイズ』のレストランへ行ったマイケルは、トイレに立ち、銃を手に入れるとソロッツォとマクラスキー警部を銃殺し、その場をすばやく立ち去りました。

当初は「警官殺し」という見出しが躍りますが、トムのマスコミ操作が功を奏し、やがて「警部が麻薬組織と関係」という暴露がなされ、次第に警察側を糾弾する動きが始まります。
その後も抗争は3か月に及びました。


ソロッツォを射殺したマイケルは、父の故郷であるイタリア・シチリア島へ身を寄せます。
マイケルはその土地で、美しい女性・アポロニアにひとめぼれをしました。
(ケイを愛している気持ちに変わりはないが、ほとぼりが冷めるまで島で潜伏を余儀なくされたマイケルは、最低でも1年はその土地にいなければならないと言われていた。
いつアメリカに戻れるか分からないマイケルは、ケイと結婚できるかどうかすら分からない。
そのため、一度はケイへの思いをあきらめたのだと思われる)

アポロニアのほうも、マイケルにひとめぼれをします。
父親に結婚したい旨を申し入れたマイケルは、アポロニアと順調な交際を重ね、すぐに結婚しました。
アポロニアとの結婚生活は、しかし長くは続きません。
ファブリツィオの裏切りにより仕掛けられた自動車の爆弾で、アポロニアは亡くなりました。
短い結婚生活ですが、アポロニアの存在はマイケルにとって、強い印象を残します。


その頃ニューヨークでも、事態は激動していました。
結婚した妹・コニーが、夫のカルロに暴力を振るわれます。
長男のソニーがカルロに怒り、「今度妹を殴ったら殺す」とカルロを殴りました。
コニーは妊婦でしたが、カルロは容赦なく暴力を振るいます。
(カルロはコニーと結婚したが、ファミリーの要となる仕事を任されなかった。それがカルロにとって、最も不満だったと思われる。
単に不仲で暴力を振るうだけだったのだが、「今度妹を殴ったら殺す」=「ソニーが来る」を逆手に取り、裏切りに走らせた)

暴力を振るわれたコニーは、兄のソニーに助けを求めました。
怒ったソニーはトムを置いてすぐに出かけ(短気だから)、料金所で狙われて蜂の巣にされます。
父のドンは長男の死を嘆き、これ以上犠牲者を出すまいと考えました。
退院して静養中だったドンは、5大ファミリーを招集するよう命じます。
葬儀屋のボナセーラに電話をしたヴィトーは、息子・ソニーの死体を綺麗にしてくれと頼みました。


ニューヨークの5大ファミリーが顔をそろえます。
ドン・バルジーニ、ブロンクスのカーメン・クネオ、ブルックリンのフィリップ・タッタリア、スタテン島のビクター・ストラキ、それとドンの5人です。
他地域の諸兄も呼んだヴィトーは、メンバーの前でタッタリアと和解したい旨を告げました。

【結】
ヴィトーが政治家を抱き込んでいる不満をタッタリアが口にし、ドンは条件付きで保護を与えます。
その代わりにヴィトーは、ソロッツォの殺害に関わった三男・マイケルの安全を、強調しました。事故だろうが何だろうが、もしマイケルが不慮の死を遂げるようなことがあれば、自分は絶対に許さないと豪語します。
こうして、タッタリアとヴィトーは和解しました。

ヴィトーはタッタリアが小物だと見抜きます。
裏で糸を引いている人物がいると気付いたヴィトーは、黒幕がドン・バルジーニだと当たりをつけました。


ヴィトーとタッタリアが和解したことで、マイケルはアメリカに呼び戻されます。

マイケルはヴィトーの手伝いをしながら、恋人・ケイに会いに行き、結婚してくれとプロポーズしました。
1年以上も音信不通であったことを恨みながら、ケイは申し出を受けます。


…半年後。
マイケルはヴィトーの跡を継いで、ボスになりました。
ドンは、三男のマイケルにだけは継がせたくないと思っていただけに、胸中は複雑です。
(次男のフレドは残念ながら、ボスになるだけの器ではない)
マイケルは拠点をニューヨークから、ネバダ州南部のラスベガスへ移そうと考えました。
ラスベガスではカジノが盛んで、その収益を狙ったのです。

マイケルは、ラスベガスのカジノ・ホテルを経営しているモー・グリーンに眼をつけました。
マイケルはわざとモー・グリーンに無理難題を吹っ掛け、怒ったモー・グリーンはフレドを殴ります。
(殴らせることも計算のうちだった)


引退したヴィトーは、マイケルの息子・アンソニーの成長を見守るよき祖父でした。
3歳になった孫・マイケルを見守りながら、ヴィトーはマイケルに「お前には、させたくなかった」と洩らします。
これからの時代、裏社会で幅をきかせるのではなく、表に出て人を操るべきだと言ったヴィトーは、マイケルに知事や議員になってほしかったと言いました。
ヴィトーはマイケルに「バルジーニとの会見の話を持ってくる奴は、裏切り者だ」とアドバイスします。

その後、ヴィトーは孫のアンソニーを庭の一角のトマト畑で遊ばせている最中に、心筋梗塞で倒れて他界します。
(日本風で言うと「畳の上で死ぬ」感じ。抗争などで死ぬわけではない、穏やかな死)
ドンの葬儀は派手に行なわれました。

父親が他界したマイケルは、その席で「バルジーニが会談を望んでいる」と聞かされます。
その話を持ってきたのは、幹部のテシオでした。父・ヴィトーから「話を持ってくる奴が裏切り者」と聞かされていたマイケルは、テシオが裏切り者だと気付きます。


コニーの息子の洗礼式の日、マイケルは大胆な暗殺計画を決行しました。他の4大ファミリーを一斉に叩く戦法です。
タッタリアは愛人と一緒のベッドで、バルジーニは散髪中に、クレオは回転扉に閉じ込められ、ストラキはエレベーター内で銃撃されました。
モー・グリーンも暗殺されました。

マイケルは、姉のコニーの夫・カルロも殺します。
バルジーニにそそのかされて、カルロは長男・ソニーを売っていました。そのためです。
コニーがマイケルの元を訪れて、夫のカルロを殺したことを責めました。

妻・ケイはその場に居合わせ、「本当なの?」とあとで聞きます。
かつての誠実で真面目なマイケルが、マフィアのボスとしての威厳を身につけつつあることに、ケイは戸惑いと絶望を抱いていました。
マイケルは「仕事に口を出すな!」と怒りますが、自分を抑えて「今回だけ答えてやる」と付け足します。
「本当にカルロを殺したの?」というケイの質問に、マイケルは「ノー」と答えました。
(嘘をついた)
ケイはその言葉を聞いて、喜びます。

乾杯をしようと思ったケイは、台所へ移動して酒の支度を始めました。
しかしその間にマイケルの元へ、困りごとの相談にきた客が現れます。
書斎への扉が閉められるのを、ケイはただ黙って見つめるしかありませんでした…。

The End _hmhm_

第45回アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞。


[1] Re: ゴッドファーザー フランシス・フォード・コッポラ 投稿日:2018年10月05日 22:56:42 No.62


米国マフィア

マフィアの起源は、中世シチリアのガベロットと呼ばれる農地管理人である。彼らは農地を守るため武装し、また農民を搾取しつつ大地主ら政治的支配者と密接な関係を結んでいった。19世紀から恐喝や暴力により勢力を拡大し、一部は19世紀末より20世紀初頭にアメリカ合衆国に移民し、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなど大都市部を中心に勢力を拡大した。

全米の中で6番目の人口を誇り人口の全体の5.4%を占めているのはイタリア系移民である。最もイタリアからの移民が多かった時期は伊が統一された1905年頃で、入国してきたイタリア移民は殆どが貧しい南部イタリアの出身であった。

彼らはニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニアなどの大都市集中して住み、多数派の民族集団に属する傾向が強かった。最も集中する都市はニューヨーク州であり人口は約280万人を超え、この数は民族集団としては最大数のものである。

イタリア人移民の特色の1つは米へは永住ではなく、労働し賃金がたまると帰国する「渡り鳥」と呼ばれる出稼ぎ労働者であった事である。 彼らは当時、貧しい上にカトリックであったため、先着の北、西のプロテスタント系移民からもウォプやマカロニと呼ばれ蔑まれ差別と反感の対象にされていた。

もう1つの特色は教育に対する伊人の考え方にある。彼らは「学校で得る知識よりも実際に社会にでて習得する知識の方がより有効である」といった価値観を持ち、子供に積極的に教育を受けさせようとはしなかったのである。この結果、伊移民の職業的特徴は白人エスニック集団の中でも最もブルーカラーに偏り、専門職,技術職の最も少ない民族集団となるのである。

当時、彼らが米へ移民してきた背景には、母国における貧困問題があった。統一当時イタリアは特に産業がなく貧困状態から抜け出せずいた南部に対し援助のための資本を持っておらず逆に国家予算の重荷を貧農に負担させ状況を悪化させていた。それに加え人口増加も拍車をかけていた。

しかし、受け入れる側の姿勢がないと移民というものは成立しない。 つまり受入国である米でも短期的に稼げる肉体労働の職が数多く紹介され移民が働きやすい環境にあったのだ。そしてその多くが建築産業であった。

この理由のひとつは「パドローネ」と呼ばれるボスの存在がある。英語に堪能でなく、又米の生活習慣に慣れていない伊人にとって通訳や雇用者との 仲介役を行ってくれるボスは無くてはならないない存在であり、生き残るには彼に頼るしか方法が無かったのである。彼の斡旋する仕事は「つるはしとシャベル」(pick and shovel)と呼ばれ、低賃金重労働であり、その上斡旋料をとられるため労働者には痛む腕と背中しか残らないといった状況だった。しかし1900年から1914年頃に州政府がパドローネを頼っての移民の入国に制限を加えたため、パドローネ制度は衰退していく事になる。移民の多くはこのような斡旋業者を通して渡米していたが仕事を実際に得る上で特に重要な役割を担っていたのは近縁、遠縁の親族、同じ村や地方出身の同郷人ネットワークであった。

特に親族や同郷人のつては移民に生活の基盤となる住居を提供するなど物質的、精神面での大きな支えとなった。このように移民する上で大きな役割を果たしたものは家族(ファミリア)であり、その家族中心の個人的コミュニティが根強い存在であり、彼らは世代を越えその独自の社会を築きあげ相互扶助の精神を芽生えさせていった。同郷組織と大家族制度に基づく連帯意識と団結といった特徴をもつ彼らのコミュニティはリトル・イタリアとして知られ、現在でも各都市において存在しイタリア系アメリカ人の心の拠り所であり重要な文化的要素にもなっている。イタリア人にとって大家族による結合とその利益を守る事こそが重大なルールでありファミリアを保つ秩序でもあったのである。

そのファミリーの特色が生きている集団の1つにアル・カポネ一家などのギャングやマフィアなどがあり、彼らは禁酒法時代に様々な酒の密造、密売などの違法行為を組織的犯罪として繰り返し暗黒街に勢力を伸ばし富を築いた。そのため伊人と犯罪のイメージは非常に結びつきが激しく、現在でもマフィア系アメリカ人であるという印象は払拭されてはいない。





黒澤明   投稿日:2018年08月26日 13:31:42 No.60 【返信】

 





ブーベの恋人 ルイジ・コメンチーニ 投稿日:2018年08月25日 20:58:01 No.59 【返信】

 



ブーベの恋人(伊・仏合作) 1963年

14年の刑で投獄された恋人を二週間に一度、面会に列車に乗って会いに行くマーラ。 彼女は27歳になった。だがあと7年はこんな生活が続く。それでも彼女は彼への愛を貫く。それが彼女の生活のはかな い喜び。 彼女は回想する、1944年終戦。ファシズムの傷跡が残るイタリアの田舎町にあるマーラの家に、ブーベという青年が訪れる。終戦になって故郷に帰る途中、共にパルチザンとして戦ったマーラの兄の最期を伝える ため立ち寄ったのだ。マーラの父親は心からブーベを歓待するが、息子を失った母親は彼に冷たい対応をする。ブーベはパラシュートの白い絹布をマーラに贈った。次第にブーベに惹かれるマーラだったが・・・彼は追われる身に…。

監督 ルイジ・コメンチーニ
脚本 ルイジ・コメンチーニ マルチェロ・フォンダート
音楽 カルロ・ルスティケリ
主演 クラウディア・カルディナーレ(マーラ)

登場人物

マーラ: イタリア中部トスカーナ州の小さな村で暮らす女性。父親と兄は反ファシスト派の活動家で、戦争中に兄は逮捕されて銃殺された。
ブーベ: 第二次世界大戦中から反ファシストの活動に参加しており、終戦後もその活動を続けている。
ステファノ: ブーベが海外へ逃亡した後、マーラと出会う。

【起】
1944年7月。終戦を迎えたイタリア中部トスカーナ州の小さな村。賑やかなお祭りの日、ブーベという青年がマーラの父親を訪ねてくる。父親が留守にしていたので、マーラはブーベを家に入れてやる。

ブーベは、戦争中に反ファシスト活動をしていて銃殺された兄の仲間で、現在も反ファシスト活動を続けていた。マーラの父親も反ファシスト派で、ブーベのことを息子同然に歓迎する。マーラは政治活動には全く興味がなかったが、自分にシルクの布をプレゼントしてくれたブーベには好意を持つ。マーラの家は貧しく、スープに入れる塩もなかった。ブーベはマーラの家に一泊し、翌日故郷の村へ帰る。

それから1ヶ月が過ぎてもブーベからは何の音沙汰もなく、マーラは退屈な日々を送る。そんなある日、ブーベが突然やってくる。ブーベはファシストに追われながら、昼間は働き、夜は党の活動をするという忙しい日々を送っていた。しかしマーラに会いたくて、仕事を休んできたのだという。マーラは、あのシルクで作ったブラウスを着てみせる。しかしブーベは、慌ただしく帰ってしまう。

夏が終わり、秋になった頃、ブーベから塩とマーラへの手紙が届く。しかし手紙にマーラの期待した愛の言葉は書かれておらず、腹が立ったマーラは、塩を投げ捨てる。

冬になり、ブーベからは毎週手紙が届くようになる。彼は自分の近況を細かく知らせてくれたが、やはり愛の言葉は書いてくれなかった。

【承】
またブーベが突然やってきた。急にフィレンツェ近くの町へ引っ越すことになったので、マーラの父親に2人の交際を報告したいらしい。遠くへ引っ越すと聞いて、マーラはいじけてしまう。しかしブーベに「キスしよう」と言われ、初めてキスをする。そしてブーベは、慌ただしく行ってしまう。

その夜、父親が「ブーベとマーラが婚約した」と喜んで帰ってくる。マーラは、自分に許可もなく親と婚約を決めてしまったブーベに腹を立てる。

マーラはブーベのことを忘れたくて、村の若者たちを遊び始める。今日も酒場で踊っていると、幼い弟がマーラを呼びにくる。ブーベが来たので、父親が早く帰れと言っているらしい。マーラはそれに反発し、わざと遅くなって帰宅する。

家では父親とブーベが深刻な様子で話をしていた。昨日、友人2名と教会のミサに参加したブーベは、ファシスト寄りの司祭と揉め、友人が隠れファシストの准尉に射殺されてしまう。その後、もう1人の友人が准尉を射殺し、父親の死体を見て騒ぎ出した息子を、ブーベが射殺してしまったのだ。

父親は、「ブーベについていけ」とマーラに言う。マーラは、勝手に婚約を決めたことをまだ怒っていたが、ブーベがハイヒールを買ってくれるというので、ブーベに同行する。

町へ出て、マーラは高価なハイヒールを買ってもらい、初めてレストランへ行く。そこでブーベの友人と出会い、3人でバスに乗ってブーベの村へ向かう。そのバスには、ファシストとドイツ軍に加担した村の司祭も乗っており、家族を殺された村人たちが司祭を糾弾し始める。村に到着し、みんなは司祭を嬲り殺しにしようとするが、ブーベがそれを止め、司祭を憲兵に引き渡す。

【転】
2人がブーベの実家で過ごした翌日、ブーベが指名手配になったことを仲間が知らせにくる。ブーベは、党の決定で工場跡地に身を隠すことになり、マーラも彼についていく。

何もない工場跡地での逃亡生活は不便だった。しかし、初めてゆっくりとした時間を過ごしたマーラとブーベの間には、落ち着いた愛情が芽生えていく。マーラはブーベの気持ちがわかるようになり、彼のことを守ってあげたいと思うようになる。

憲兵の捜査が厳しくなり、ブーベが海外へ逃亡することになる。明朝迎えがくるという日の夜、結婚前ではあったが、マーラは彼に体を許す。2人は心から愛し合うようになっていた。しかしブーベは、翌朝行ってしまう。

村へ戻ったマーラは、周囲の人々の視線が疎ましくなり、友人を頼って町へ出る。町では友人の姉の家に居候させてもらい、アイロンがけの店で働く。ブーベからは何の連絡もなかったが、マーラは一途に彼の帰りを待っていた。

友人はそんなマーラに同情し、ステファノという男を紹介する。マーラは、他の男と遊ぶ気など全くなかったが、ステファノは誠実で優しい男性で、マーラも好感を持つ。ステファノも彼女と別れたばかりで、寂しい日々を送っていた。

後日、町で偶然再会した2人は、穏やかに話をする。ステファノは、職場の印刷所を案内してくれ、自作の詩を読んでくれる。そしてマーラに印刷所の仕事を紹介してくれる。

同じ職場で働き始めた2人は、急速に惹かれ合っていく。マーラはブーベと婚約していることや、彼が逃亡中であることも打ち明ける。ブーベが行ってしまって1年以上経っていたが、相変わらず連絡はなかった。ステファノとマーラはお互いに気持ちが抑えきれなくなり、ついにキスをしてしまう。マーラは、ブーベのことを諦めるつもりだった。

【結】
ところが、ユーゴスラビアに逃げていたブーベが、国境で逮捕され、留置所に入れられたという知らせが入る。マーラだけ面会が許されることになり、彼女は複雑な想いを抱えてブーベに会いにいく。

久しぶりに会ったブーベは、マーラの顔を見て泣き出す。ブーベはずっとマーラのことだけを愛しており、彼女の心変わりを心配していた。マーラはそんなブーベが哀れになり、“私がついているわ”と言ってしまう。

ステファノは真剣にマーラとの将来を考えてくれており、マーラは2人の間で苦しむ。マーラはステファノのことを愛していたが、寂しそうなブーベを放っておくこともできなかった。

ブーベの裁判が始まった。マーラは毎回裁判を傍聴し、彼のために証言台にも立つ。仲間はブーベの刑が少しでも軽くなるよう尽力していたが、ブーベは人間不信になり、味方はマーラだけだと思い込んでいた。

マーラはステファノに、ブーベの裁判のことを打ち明ける。マーラは今でもステファノが好きだったが、「わかって、私はブーベの恋人よ」と言って、別れを告げる。ステファノはマーラの苦しみを理解し、彼女のもとを去っていく。

ブーベの裁判は二転三転し、どんな判決が出るかを予想するのが難しかった。ブーベに助けられた村の司祭も彼に有利な証言をしてくれるが、ブーベは悲観的だった。マーラはそんな彼を励まし続ける。

結局ブーベには懲役14年の判決が下る。彼が刑務所に入ってからも、マーラは2週間おきの面会を欠かさずに続けていた。

そして7年後。マーラは駅でステファノと再会する。ステファノも結婚し、元気でやっているようだ。マーラは笑顔でステファノと別れ、ブーベに会いにいくための汽車に乗り込む。マーラは14年も待ち続けられるのか不安だったが、今ではその不安も消え、ブーベが出所してからの2人の将来を考える余裕もできていた。ブーベと出会った時はまだ18歳だったマーラも、27歳の強い大人の女性へと成長していた。

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