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ディープ・インパクト (1998)
ミミ・レダー 投稿日:2023年07月02日 15:46 No.1101



ディープ・インパクト(原題: Deep Impact 米国) 1998年 全米年間興行収入ランキング8位

天文好きの高校生リオは、天体観測中に彗星を発見。一方、ニュースリポーターのジェニーはホワイトハウスのスクープを追う途中、合衆国大統領ベックと対面。その2日後、大統領は巨大な彗星が地球に接近し、1年後に衝突することを発表する。合衆国政府は数百万人を収容することが可能なシェルターを建設する一方、ベテランのタナーら宇宙飛行士チームを宇宙に派遣。タナーたちは彗星の軌道を変えようと挑むが……

監督 ミミ・レダー 代表作 『ピースメーカー』『ペイ・フォワード 可能の王国』『ビリーブ 未来への大逆転』
脚本 ブルース・ジョエル・ルービン、マイケル・トルキン
音楽 ジェームズ・ホーナー 代表作 『48時間 シリーズ』『タイタニック』『ビューティフル・マインド』
主演 ティア・レオーニ(ジェニー) 代表作 『プリティ・リーグ』『バッドボーイズ』『ジュラシック・パークIII』


上映時間 120分


登場人物

ジェニー・ラーナー: テレビ局のキャスター。

ジェイソン・ラーナー: ジェニーの父親。(マクシミリアン・シェル) 代表作 『ニュールンベルグ裁判』『オデッサ・ファイル』『ブラザーズ・ブルーム』
ロビン・ラーナー: ジェニーの母親。(ヴァネッサ・レッドグレイヴ) 代表作 『ジュリア』『ハワーズ・エンド』『ミッション:インポッシブル』

リオ・ビーダーマン: 天文部に所属する高校生。(イライジャ・ウッド) 代表作 『危険な遊び』『ロード・オブ・ザ・リング 三部作』『マニアック』
サラ・ホッチナー: リオの恋人。(リーリー・ソビエスキー) 代表作 『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』『アイズ ワイド シャット』『88ミニッツ』

スパージョン・タナー: ベテラン宇宙飛行士 。通称 :"フィッシュ".。(ロバート・デュヴァル) 代表作 『アラバマ物語』『ゴッドファーザー シリーズ』『地獄の黙示録』

トム・ベック: 合衆国大統領。(モーガン・フリーマン) 代表作 『グローリー』『ショーシャンクの空に』『セブン』



【起】
ある日、天体マニアの高校生リオは新種の彗星を発見した。リオは彗星の正体を知るためにウルフ博士に調査を頼んだ。すると、博士は彗星が地球に衝突する可能性を導き出した。これが地球の危機になることを国に知らせようと博士は車を走らせたが、道中で事故を起こして亡くなってしまった。

一年後、テレビ局のキャスターであるジェニーは元財務長官の辞任がスキャンダルによるものではないかと疑っていた。情報を探っていたジェニーは「エリー」という名前に辿り着いた。スキャンダルの相手の名前がエリーであると思い込んだジェニーは元財務長官を追及した。しかしその場にFBIが現れ、ジェニーは連行されてしまった。連行されたジェニーの前に現れたのは大統領であった。大統領はこの話の情報公開を二日待ってくれれば、重大な記者会見にて特別席を用意し、ジェニーに最初に質問させるという取引を持ちかけるとジェニーを解放した。

記者会見の日、大統領は彗星の衝突の可能性、そして宇宙船「メサイア」により彗星衝突を防ぐ作戦を公表した。「エリー (E.L.E. : Extinction-Level Event)」とは女性の名前ではなく、人類の滅亡を意味する言葉であった。

【承】
彗星を爆破させる任務を負った「メサイヤ」のクルーにはベテランパイロットのフィッシュが選ばれた。その他の若いクルー達はフィッシュを馬鹿にしており、クルー間同士の軋轢を抱えたまま「メサイヤ」は飛び立った。

任務は困難を極めクルーの中には怪我人も死人も出ることとなった。さらに、彗星を爆破させる計画は失敗してしまい彗星は二つに割れ地球へ衝突する軌道に乗ったままであった。

政府は、彗星へのミサイル攻撃と密かに進めていた地下都市へ選ばれた人々を避難させる計画を発表した。地下都市は、植物から動物、選ばれた職業の人々、50歳以下の人々等が選出され、大気が浄化されるまでの二年間をそこで過ごすというものであった。リオの家族は選ばれたが、恋人サラの家族は選ばれなかった。家族ならば一緒に避難できると考えたリオは、サラにプロポーズして二人は結婚した。
しかし、避難当日、地下都市への送迎車にリオ達が乗ろうとすると、サラの家族はリストにないと言われてしまった。サラは家族と残ることを決意したため、リオと別れることになった。

【転】
その頃、ジェニーは母親が亡くなったことを聞いて悲しんでいた。そこにジェニーの父親が訪ねてきた。父親はジェニーの幼い頃の写真を渡すと「お前は一人じゃない」と言って帰って行った。

政府は計画が失敗し、もう手がないということを発表した。割れた片方の彗星が地球に衝突すれば、津波により多くの土地が壊滅し、もう片方の彗星が衝突すれば人類滅亡の危機であることがわかった。しかし絶望的な状況の中で、途絶えていた「メサイア」との交信ができたことで片方の彗星を爆破できる見通しが立った。それは同時に「メサイア」が地球に帰れないということでもあった。

テレビ局ではヘリにより避難する人々をくじ引きで選出していた。ジェニーは選ばれたが自分の席を他の人々に譲り、一人屋上に残った。
リオはサラの自宅に着くが、サラ達を見つけられなかった。リオはサラの父親のバイクを借りて彼女を探し続けた。

【結】
ジェニーは父親がくれた写真に写っている場所へと向かった。するとそこには父親もいた。両親が離婚し父親が若い女と再婚したことで確執を抱えていた親子は、津波による死の覚悟を前にして和解した。二人はその場所で最後を過ごすことを決意した。
街の中は車が渋滞し、混乱する人々で溢れかえっていた。その中で、リオはサラとその家族に再会することができた。リオはサラの母親に子供達を守ってほしいと頼まれ、サラとまだ幼い赤ん坊をバイクの後ろに乗せると、来る津波に備えて少しでも高い場所へと急いだ。

一つ目の彗星が衝突し、地球を大津波が襲った。大津波にジェニーと父親は抱き合ったまま飲み込まれた。高い土地に逃げた人々や、リオ達は助かった。

「メサイア」ではクルー達が、家族に別れを伝えていた。クルー達は命を懸けて人類を守ることを決意していた。そして、もう一つの惑星へと「メサイア」が突撃し、惑星は大爆発して粉々になった。粉々になった惑星の欠片が流れ星のように空から降り注ぐのをリオ達は見上げていた。大統領は人類復興の約束を表明し、人類は滅亡の危機を乗り越えた。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 3.7/5.0

最高 (^0^)

よくアルマゲドンと比較されがちだが、そもそもあのような駄作と比較する事自体がおかしい。
世界の滅亡に瀕した普通の人々の姿をある意味淡々と描き出し、そしてこれも普通に家族のある宇宙飛行士達の献身によって滅亡の危機から救われるという、スペクタクルでありながら重厚な人間ドラマでもある秀作である。

最低 ( ` 3´)

SFパニックを描きたいのか、ヒューマンを描きたいのか、
どっちつかずのB級映画




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