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暴露のご提案をお願いします
ままさん 投稿日:2022年01月05日 16:07 No.1601
初めて質問させて頂きます。
昨日闘病記のパスワードを教えて頂いたものです。
小学6年(12歳)の娘が、小学3年時に発症、寛解した強迫性障害を昨年8月に再発しました。小学3年時に発達検査で自閉症スペクトラムの診断を受けています。現在、前回と同じ心療内科にお世話になり、インチュニブとリスぺりドンを服用しています。

8月9月は強迫行為とその巻き込みだけで1日を終える程症状が酷かったのですが、10月からそれまで親のみ相談に行っていた心療内科へ娘本人も行くようになり、11月からはいける日には登校するなど、ゆっくり回復をみせています。
強迫観念や強迫行為について話し合って、簡単そうなものやハードルが低そうなものから減らしたり無くしたりしていって(あるいはハードルを低くしてチャレンジして)、徐々に日常生活を取り戻せるところまでは来ました。

12月に入り、暫く小康状態が続いています。
良くも悪くもならない、もちろん曝露をさけ回避を続けているためで、強迫観念は相変わらずで娘はしんどい思いをしています。巻き込みも相変わらずで、「やめないと・・・」と言いながら、「これだけお願い」とズルズル続けている状態です。

日によっては強迫観念が強い日もあり、泣きながらどうにかしたいと苦しんでいますが、積極的曝露は「どうしても怖い」といって、回避と強迫行為と巻き込みに逃げます。「まずは消極的曝露から頑張る」というのですが、矢野先生も書いておられる通りで、とても耐えきれずに下がるのを体験できないでいます。

無数にあった強迫行為も、いまやこの3点に大きく絞られています。
①シャワーで下を洗っていると、おしっこが漏れた感覚がする、洗い直すとまたする、汚いままで外に出てしまったので、私は汚れているからどこにも外出できない。

②お風呂を出たとき、脱衣所の扉や洗濯機や洗面台などにお尻の穴をこすり付けてしまった気がする。トイレでパンツを脱いだ時、便座に腰掛けるとき等に、お尻の穴を便座等にこすり付けてしまった気がする。そんなところに、今着ている服が当たった気がする、着替えなくてはいけない。便座にも汚いのに座ったら、シャワーしなくてはいけない。

③洗濯かごにいれた自分が脱いだパンツが、自分の今着ている服に当たった気がする(隣の部屋にいても、部屋の外の廊下をあるいただけでも、気がそれた瞬間にあたったかもしれない)。だから服を着替えなくてはいけない←着替えると、また途中で当たった気がします。その予測もついて、着替えるのも着替えないのも怖いがんじがらめの状態です。


矢野先生のブログも参考にさせて頂きながら、母の私が色々提案してみても、「怖い、難しい」と泣いて嫌がります。
紙でお尻のあなを拭いて、その紙を家のいろんなところに当てることを、娘に話し、まずは私がやってみせましたが、本人は「普通の人は汚いと思うようなことをやっぱり私は出来ない、怖い」と言います。
娘は「治したいからまずは消極的曝露からする」と、強迫行為を我慢しようと試みるものの、次の日はまた難しい、全然下がらない、あるいは回避に終わるだけで、疲れ切ってしまいます。

上記の3点について、どんな曝露の方法があるでしょうか?
ご提案願います。
特に①については、小学低学年時に、プール中にもよおし、水着を脱ぐのに手間取って漏らしてしまったことが深く心に残っているそうで、また漏らすのではと思うようです。また、以来学校のプールの授業も受けられず、見学させてもらっています。この症状は、寛解と思われた期間中も、時々あったそうで、かなり手強いと言います。

また、娘がよく言うのですが、「普通の人が汚いと思うようなことは私は出来ない」と言います。これについて、なんと言って励ましたらよいでしょうか?娘の治したい気持ちが強くなっているので、助けてやりたいのですが、心の優しい子で気合いとか根性とかいう感じではないものですから、言葉かけが難しいです。

宜しくお願いします。


矢野 投稿日:2022年01月06日 02:59 No.1605
曝露については、下記の動画もチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=EqGcD-SiY-I
強迫行為や巻き込みだけに対応していても、後手に回ってしまいますし、治療にならないです。

ASDがある場合、見通しがないとできないことがあります。家族がお手本を見せたりして、『これをやっても大丈夫』というイメージを作ることでうまくいくことがあります。
特にASDの特性が強い方は、納得すると強迫症状が収まることがまれにありますので、理詰めで、これをやっても大丈夫と伝えていくのもうまくいくときがあります。

①ここには、不確定性への非体制の『○○かも…』というのが関わってきていると思います。でも、実際には、おしっこが漏れているかどうかは、すぐに分かると思うのですね。女性の場合、排尿の感覚が分かりづらくて、不安になるのかもしれません。このあたり、泌尿器科の先生に解説してもらうと、納得がいって気にならなくなるときもあります。
もしくは、実際におしっこを漏らそうとしてみて、本当に漏れるのかどうかを試してみる行動実験でもいいのかもしれませんね。
ポイントとしては、おしっこが漏れることは少ない、多少漏れても「私は汚れる」という自体までには発展しないところに落とし込むことかなと思います。


これも、不確定性への非体制からくる感覚です。これは、曝露するよりも、行動実験で、お尻の穴をこすりつけながら、脱衣所から出てくるようにしてみるとか、お尻の穴を便器にこすりつけながら、便器に腰掛けるなどしてみて(この場合、服をきていてOKです。なので、曝露よりやりやすいと思います)、実際にはお尻の穴をこすりつけながら、当該の行動することが難しいことを体験的に理解してもらったほうが速い気がしますね。


このような不思議な強迫観念は、発達障害を持つ方に多いですね。なぜなのかわかりませんが…。
この部分は、曝露もしていくことも必要でしょうが、パンツが自分の服にあたって何が怖いのかを話し合ったほうがいいかもしれませんね。


①に関して、ASDの特性からフラッシュバック等しているようであれば、そのケアを先にした方が速いときもあります。
例えば、同級生からからかわれたことで傷ついた等あるのであれば、その部分に共感して、安心してもらったほうが良いかもしれませんね。汚い=からかわれる=怖いという図式が成り立っていると、曝露にはのってこないでしょうから。

『普通の人が汚いと思うようなことは、私にはできない』ということに対する教科書的な回答は、次のようなものになります。「自分のおしっこに触れないと、おしっこが少しでもついたかもしれないと思うものが触れなくなって、生活が不自由になりますね。また、本当におしっこがついてしまったときにパニックになってしまいます。実際に、おしっこを漏らしてしまったらそのパンツを触って脱ぐ必要があります」みたいなところでしょうか。
一方で、おしっこなどが、そこまで汚いものではないという知識も知っておくと良いです。曝露でしていることは、案外、日常生活で体験するものです。例えば、赤ちゃんのおもつ替えをしてたら、おしっこが手につくことはありますよね。曝露の課題ってそういうものなのです。


ままさん 投稿日:2022年01月07日 10:18 No.1606
早速の返信をありがとうございます。
動画を拝見しました、曝露の落とし穴について、先生のブログなどで読んでいたことが完結にまとめてありよく理解できました。曝露を怖がる娘にも、曝露の重要性をゆっくり説明できました。

お漏らしの辛い思い出も、ゆっくり聞くといろいろ話してくれました。共感して、不安をさげてやれたらと思います。

そして、行動実験を提案して、私が手本を見せて誘うと「それならやってみる」「服着たままでいいの?」と行動し、お風呂でおしっこが全然出せず、「おしっこなんか漏れる以前にでないわ」「お尻の穴こするとか、勝手にはやらないわ、強迫やったわ」と納得してくれました。
驚きました、あんなに頑なに拒否していたのに。
「臨床心理士の先生が曝露で治ると動画で説明していたから」という点も納得がいって、動けたようで、ASDの特性がいい方向に作用しました。
本当にありがとうございます。
その後に、手を少し洗ったり、ズボンだけ着替えたりしていましたが「ごめん、初日やからなんかソワソワしてやっちゃった、明日からまた続けてみる。続けると慣れてくるんでしょ?」と、前向きになっていました。とても希望がもてました。

2点また質問させてください。
①自分が脱いだパンツが汚い、不思議な強迫は娘自身も不思議だそうで、「先生は何でも知っている」と驚いていました。なので、なぜ汚いか何が汚いかも考えても考えても分からず、「ほっとくしかないのか、私ができる曝露の方法があるか、先生にきいてみて」と娘に頼まれました。この強迫観念は汚れが広がるので、着替えや引きこもり、座れないなど色々生活に支障をきたしています。パンツを触るのが、怖すぎてしてくれないのですが、何かご提案願えますでしょうか?

②お尻の穴こだわりに関わるのですが、お尻の拭き終わりに苦労しています。当初はトイレットペーパー1~2本使い切っていましたが、今は8回までと減らせて守ろうとしているものの、母の私をよんで、拭き方や拭いた紙を見せて大丈夫かきいて、何もついてなくてもまた拭いて、あるいは思い切って出てきたものの、またトイレに戻って拭いたりしています。「拭く回数減ってきたのに、気になるのが治りきらん」と困っています。これにはどんな曝露があるでしょうか?

ASDの特性ゆえに、本やいろんなHPで見聞きする曝露の情報がぴったりと当てはまらなかったのが、今回矢野先生の回答を読んで、その通りと思えることばかりでとてもよくわかりました。娘も驚いていました。ありがとうございます。
たびたびの質問で恐縮ですが、宜しくお願いします。


矢野 投稿日:2022年01月14日 13:16 No.1607
上手くいってよかったです。

①『嫌いなものは、汚いと感じやすい』というものがあります。自分のパンツが嫌なんでしょうね。例えば、お気に入りのパンツであったら、汚いとは思えなかったりします。不思議なものですが…。嫌悪の反対は愛着なので、愛着があるものは汚れていても気になりませんものね。また、お気に入りの新品のパンツを触るという所から初めてもいい気がしますね。曝露以外で考えると、「下着について知る」というのは大事かなと思います。女性の下着で有名なワコールさんとかのサイトとかを一緒にみたりとか、店員さんに解説してもらったりとかして、イメージアップを図るのも役に立ちます。
https://www.wacoal.jp/advice/

②こういうときに、役に立つのは、そもそもパンツは、服を汚さないようにするために付けているということだと思うのですね。なので、パンツが汚れていても、『それは服を汚さないという目的を果たしているのだから大丈夫』という感覚に落とし込みたいところです。
また、便そのものに対して知ることも役に立つことがあります。なんで、便が茶色をしているのか?など興味を持って調べると愛着がわくと言うこともあります。うんこ学会とかありますものね。排便したものをチェックするというのは、医学的には健康管理をする上で、大事な行動です。
https://www.nisshin-pharma.com/column/cat01/030/
曝露としては、便がついていないけれど、自分のおしりに触れたティッシュペーパーを持っておくと言うものが教科書的には書いてあるのですが、ちょっと難しいことが多いです。
匂いに過敏だったりすると、上手くいかないことがあるので、ちょっとお勧めできないです。また、拭き方の手順を変えるということもします。手順を変えてもちゃんとふけているよという所に落とし込んでいくこともあります。
また、行動実験としては、『便がついているかどうかを、一瞬で判断できないのだろうか?』と実験を組んでみるのも役に立ちます。トイレットペーパーに、チョコレートか絵の具でちょっとだけ印を付けて、『何かついているかどうか』をクイズ形式で当てさせるのですね。音楽を聴きながらとか、考え事をしながらでも、正答率が100%ということが体感できると、「ついてないように思うけれど、ついているかもしれない…」ということは減るかなと思います。


ままさん 投稿日:2022年01月16日 23:19 No.1611
ありがとうございます。
下着や便についてHPを母と一緒に見て正しい知識を得ること、前回ご提案頂いた行動実験ともに、恐る恐るながら何度もチャレンジして、「強迫が来てから我慢するのよりは、嫌さがマシだし、違う気持ち」だと話してくれています。やれた自分に誇らしげです。
まだまだ、消極的曝露中心で、我慢したり減らしたりですが、自分から動くことを始めてくれて希望が持てました。

質問させて下さい。
①お風呂でお漏らしした感覚がしても、ほっといて風呂場から出るようになりました。ところが今度は「普通の人は漏らしたら洗うのに、私は洗ってないから、全身汚いから、動けない」と、一日中食卓の椅子から動きません。「本当は、家中あちこち座って、外出もして汚れを広げた方が治ると思うのに、怖すぎていきなりは無理。しかも漏れた汚いまま、では私は納得できなくて治る気がしない。どう納得しよう?で、何か出来そうな曝露はないかなぁ」と言います。ASD的な感じで難しいです。落とし所は何処でしょうか?曝露はどんな事が始め易いでしょうか?

②お尻の穴をこすりつけた気がする、は、行動実験のおかげで激減しました。
今度は、布団で横になる時にパンツが脱げた気がして穴が布団に当たった、等、色々と新しく始まり、「やっぱり曝露を避けてるから治らないで他へうつる。穴が当たった気がすることの曝露は直接擦り付ける以外には何かないかなぁ」と言います。いきなり擦り付けるはやはり怖くて、入り易いやり方をご提案頂けたらと思います。

子供ながら、積極的曝露の必要性を実感し始めてくれたのですが、まだまだ怖さが大きく、ハードルを下げた方法をと悩んでも答えが浮かばないでいます。宜しくお願いします。


矢野 投稿日:2022年01月17日 18:10 No.1614
自分で少しづつ進めていけるというのはいいことですね。

①これは、「漏らしてない」というところに持っていくほうがいい気がします。行動実験的にするのであれば、『お風呂場で、おしっこを漏らそうと、力を入れてみる』というのを何度かしてみて、『本当に漏れるのか?』を検証してみるといいです。そして、本当に漏らしてみるというのも体験できると、より『本当もらすと、どんな体験になるのか?』が分かって良いです。


これも、布団で横になって、パンツが脱げるのかを試してみると良いです。一番、ごろっとなってパンツが脱げるような転がり方をしてみると良いです。


強迫症は、曝露や行動実験をすると症状が移り変わったりします。そこれは、症状の特性としてしょうがないのですが…こうやって、行動実験などを重ねていって、症状に対する不合理感を作っていくと良いと思います。おそらく、娘さんは自分の不安が正しいとどこかで思っているのですね。なので、『自分の心配は、どうやら当たらないんだ』という感覚を養ってみてください。そこができると、曝露のハードルが下がっていくと思います。子どもさんの場合は、行動実験をやって、じょじょに曝露に移行していくほうがスムーズなことが多いです。


ままさん 投稿日:2022年01月20日 14:47 No.1616
返信ありがとうございます。
「娘さんは自分の不安が正しいとどこかで思っているのですね」のところで、本人は「そうそう!」と強く頷いていました。
自分の心配はどうやらあたらないんだという感覚を養うという先生のご提案にすごく安心して、「それがいい!それならできそう」と、その日から、今日はこれする、明日はこれすると、一日おきにと自分で決めて本当に続けています。回避だけで一日終えていた娘が、自分の意思で動いています。ありがとうございます。

たとえばお漏らしについて行動実験をして、その後「漏れてないのわかるのに、漏れたって思う、だから強迫観念なんだって思う」といいながら、「でもやっぱり、お風呂掃除してください」と私にいいますが、強迫行為をしてでも曝露や行動実験はした方がよい、失敗と思わずすすめた方がよいと思い、行動実験を頑張ったことを褒めて掃除をします。

ところで、暴露や行動実験をすると症状が移り変わると先生の書かれている通り、お風呂前に行動実験で色々やれだした途端、気にしなくなっていたトイレでのおしりのふき具合がまた拭けてないきがしてきました。
また、母親の私に「服に私の汚れがついたから着替えて」等、夏によくやらされたことが復活してきました。

心療内科の先生は、「その時はパニックに近いので、断っても余計ひどくなるので聞いてあげた方がいい。落ち着いてるときに相談できるといい」と仰るのですが、巻き込みを許していると悪化しそうで怖いですし、また相談してもいざとなると全く効果はなく。かといって確かに断って断れたことは一度もなく(泣きわめいて他の家族が疲弊し、本人は睡眠も食事も断固拒否してでも要求を通します)。

巻き込みついて、私はこのまま黙ってやり続けるべきでしょうか?
発症した頃から考えると、ものすごく減りました、いずれも常々「やめよう」と私が言い続け、ある日突然本人が「今日からこれはしなくていい」と、やめていった感じです。
で、残ったものがずーっと続いています。このくらいならまだマシと、親子とも思ってしまっている状態です。

せっかく娘本人が行動実験をしているのに、私がうまく導けていない気がします。
巻き込みをやめるように話せば、こちらはそのうち怒ってしまい本人は泣いてしまい、喧嘩になって不毛です。
行動実験をしてくれた結果でてきた巻き込み、症状が移り変わることで復活してきた巻き込みについて、家族はどんな対応をとるのが本人のためによいでしょうか?
アドバイスをお願いします。


矢野 投稿日:2022年01月26日 08:30 No.1618
巻き込みの対応は難しいですね。
前提としてあるのが、巻き込みは強迫行為であり、止めることが難しいこと、そこで我慢させても治療的な効果はあまりないということかなと思います。
強迫症の治療では、『強迫行為を我慢させる』ことは難しいし、本人はかなり負担になります。強迫症は、強迫行為が我慢できない病気だからです。そのため、『曝露ないし行動実験』をしていくことが必要になります。極端なことを言えば、強迫行為に一切の制限をかけなくても、曝露をとにかくやらせていると、症状は改善します。

教科書的には、『強迫行為を繰り返していることをリマインドする』というものがよく書かれていますね。そして、その場で曝露できれば、それが一番いいのですが、それはなかなか難しいと思います。

強迫観念は、思考というより、身体の問題として捉えたほうがよいです。強迫観念が出ている場合には、なんらかの身体感覚(体がほてる、息が苦しい等)があり、それが強迫観念の強さを強くしているのですね。なので、その身体感覚を落ち着けるように関わるほうがまだ良いです。
https://youtu.be/Wx1TGyynfvg
に詳しく解説しています。
ちなみに、ここで紹介している方法は、曝露に抵抗感を示す方にも使えます。曝露に抵抗感が強い人は、曝露する前に、既に緊張状態になっていることが多いためです。

また、強迫行為をした後であれば、曝露ができることもあります。強迫観念が出ているときって、本人からすると、どうにも止められないのですが、強迫行為をした後であれば、曝露ができることがあります。例えば、洋服を着替えた後に、その洋服を触って、その手で色々と触るとかであれば、できるかもしれません。


ままさん 投稿日:2022年02月06日 00:54 No.1620
返信ありがとうございます。

巻き込みについては「一切してはいけない」という情報しか手に入らず、それはあまりにも実現困難で悩んでいたのが、スッキリしました。まさに先生のおっしゃる通りで、言葉にして頂いて救われた気がしました。

「曝露が怖い」と毎日その場凌ぎの強迫行為を続けていた娘が、行動実験を恐る恐る始め、行動実験への怖さが減ってきて、曝露について「シュミレーション出来てきた」と言うようになり、ついには「巻き込みをやめようと思って、消毒してって頼むのやめた」「ゾワゾワってしたけどそのままにした」「やる前は10くらいの気持ち悪さになると思ったのに、実際は3だった」「やったらなんか、他の強迫も曝露したくなった」と言い出しました。

「強迫行為を辞めさせること」を私がやめ、大変だね、辛いねとひたすら共感に徹したことで、娘とのコミュニケーションがとりやすくなりました。「もういい加減強迫考えすぎてしんどい」と、やめたい気持ちも日に日に強くなりました。
ひたすら行動実験をすすめ、曝露の提案を続け、先生のブログから得た知識を噛み砕いて伝え続けた結果です。

本当にありがとうございます。
娘の目の輝きが全く違ってきました。一日中強迫観念に震え上がるだけだったのに、「治したい、治せそう」とにこにこ話してくれます。
まだ時間はかかりますが、何度もブログを読み返して、一緒に治していきます。


矢野 投稿日:2022年02月07日 22:56 No.1625
いい方向に向かっているようで良かったです!
「巻き込みは駄目」という言葉が本人と家族を追い詰めますよね。。
強迫症は、病気によって自分の人生の主導権が奪われてしまうので、こうやって自分が人生の主役として戻ってくるというのは、とてもいいことですね。




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