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8/15 フェリーさんふらわあ『さんふらわあ ごーるど』西大分港入港
でんすけ 投稿日:2022年08月15日 22:23 No.15729
 げんかいさん、みなさん、暑中お見舞い申し上げます。
お盆休みを利用して大分方面に撮影に出てきました。今の時期は早い日の出の時期に撮影できるフェリーさんふらわあの中九州航路の西大分港入港を見ることができます。
 前日の19:00に神戸六甲アイランドを出港した『さんふらわあごーるど』が朝焼けの中を入港してきました。


でんすけ 投稿日:2022年08月15日 22:28 No.15730
 着岸前にバウバイザーの開放作業が始まります。

でんすけ 投稿日:2022年08月15日 22:42 No.15731
 バウバイザーの開放が終わって岸壁の至近までゆっくりと近づいていきます。

でんすけ 投稿日:2022年08月15日 22:56 No.15732
 滑らかに着岸が終わると車輛の下船作業のために船首の先端旋回式ランプが展開されます。下船してくる車両はあまり多くはない、という印象を受けました。

でんすけ 投稿日:2022年08月15日 23:49 No.15733
 折り返し便の積込開始まで休息に入ります。

 『さんふらわあごーるど』船型:全通二層甲板船、同型船:さんふらわあぱーる
全長:165.50m、全幅:27.00m、型深:14.30m、満載喫水:6.025m、総トン数:11,178トン(ぱーる:11,177トン)、載貨重量(夏期):4,458トン、機関構成:ディーゼル2基1軸1舵、推進器:4翼可変ピッチプロペラ1軸
主機:JFE-S.E.M.T.-PIELSTICK 12PC2-6B(連族最大9,000kW×600min-1/常用7,650kW×568min-1)、推進出力:(連続:18,000kW/常用:15,300KW)、試運転最大速力:25.03ノット、航海速力:23.2ノット、航続距離:3,800海里、旅客定員:748名、乗組員:34名、車輌搭載数:12mトラック138台+8.5mトラック9台+乗用車75台
信号符字:JD2496、IMO番号:9376347、MMSI番号:431000406
(本船の特徴)推進システムは2機1軸としCO2排出量を削減し、日本のフェリーでは初めての二重船殻構造や電子海図とレーダーを重ねたチャートレーダーシステムを装備し安全性を向上。被代替船(フェリーダイヤモンド)より車両積載数を40%向上させ車輛搬出口を5か所に設け迅速な荷役を可能としている。


げんかい(管理人) 投稿日:2022年08月18日 00:29 No.15739
こんばんは。
「先端旋回式ランプ」は、寄港地が多かった、フェリーさんふらわあ(旧ダイヤモンドフェリー/旧関西汽船)ならではの構造ですね。
旧関西汽船時代からの「さんふらわあ あいぼり」やそれ以前の船にも使用されています。

当時、船首ランプウェイを使っていたのが、大分(右舷)、松山(左舷)、今治(右舷)、大阪南港F1(左舷)と両舷にあって、今治など古いバースも多く偏らせないといけなかったのかなと思います。
No.15733の写真では、一番新しいバースの現在の大分でも少し右舷側に向けていますね。

本船の就航前に移転しましたが、旧大分港では、幅25mの「クイーンダイヤモンド」ですら、思いっきり右舷側に傾けて荷役をしていました。

「さんふらわあ ごーるど」が松山観光港に着岸した時の様子(2枚目の写真)を振り返ると、松山も少し左舷に向けないといけなさそうですね。
本船までは、各寄港地に対応できる仕様が必要だったのかと思いますが、現在となっては船首ランプウェイを使うのは大分港のみになり、次の船を作るときはどうなるのか気になります。

「さんふらわあ くれない」は船首ランプウェイを廃止して、大分港には互換性のない仕様にしたようですね。




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