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「フェリーあけぼの」
げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:05 No.11318
那覇港から与論島までマルエーフェリー「フェリーあけぼの」に乗りました。
先日、本部まで「フェリー波之上」に乗船したとき(No.11301)と同様に、まだ暗いうちにターミナルに移動して乗船券を買います。
与論島までの運賃は2等で2,820円。本部までの1,950円と比較してもたった870円しか差がなく格安なのが分かると思いますが、本来の料金は4,220円で奄美・沖縄交流割引(奄美群島振興交付金)が適用されて大幅に安くなっています。

「フェリーあけぼの」は右舷側のタラップは上部の階段とつながっていて、途中のドアが開いているところまで外階段を上ります。ドアの場所から中に入って、エスカレートになります。半分ぐらいは階段です。
その他は「フェリー波之上」と「フェリーあけぼの」は同一仕様になっている場所が多く、部屋の基本配置も同じです。2等客室も顔の部分に仕切りがあるタイプになっています。
那覇からの乗船者は少なく、2等も1区画に1〜2人程度でした。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:07 No.11319
パブリックスペースも「フェリー波之上」と同じような作りです。レストランの営業はありませんが、営業していない時間帯も開放はされていて休憩スペースとして使えるので便利です。テレビがあってオリンピック中継になってました。

「フェリーあけぼの」は定刻に那覇港を出港しました。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:16 No.11321
那覇港沖では入港してきた客船「QUANTUM OF THE SEAS」(168,666GT 347m)とすれ違いました。VLCCを超えるとにかく巨大な客船でした。
前回と同じ部分は少し省略して、那覇港から2時間かからずに沖縄本島北部の本部港に到着しました。
前回の「フェリー波之上」と違い、今回は防波堤の西側から侵入し、右回頭して出船左舷付けでの接岸しました。前回は入船右舷付けでしたが、何を基準に向きを変えているのでしょうか。各島でも同様に向きを変えているようで、ブリッジ位置を示すマークは2箇所にあります。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:29 No.11322
途中寄港する各港での時間は30分前後とられていますが、この航路では車両の積載は少なく、メインはコンテナです。そのためフォークリフトやクレーンの作業時間の影響を大きく受けます。船が入港すると、岸壁周辺に積み込む予定のコンテナが事前に並べられて、フォークリフトも並んでスタンバイした状態になっています。
接岸が終わると一斉に(本部港では大小6台の)フォークリフトが全速力で作業する姿は見ていて飽きません。
今回は牛が乗車中のコンテナ4個も本部港から乗り込んでいきまました。本部港にはたくさんの牛用コンテナがあり、牛の移動がここからあるようですね。
今回「フェリーあけぼの」では本部・与論どちらでも船首のクレーンの使用はありませんでした。貨物の多い鹿児島側で使っているのでしょうか。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:34 No.11324
右舷側にはエスカレーターがありますが、左舷側にはないようで、本部港では左舷付けになったため、乗船者は旅客デッキまですべて外階段を昇ってきていました。
本部港入港中に売店がオープンしました。どうも売店のオープン時間は公式サイトに書かれているものと違うようにも感じタイミングが案内放送を聞かないとよく分かりません。オープンしていない時間のほうが長いのでタイミングが難しいです。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:39 No.11325
本部港には「琉球エキスプレス」が寄港していた時代の「R」マークがります。
RORO化されてからは、本部には寄港しなくなり那覇直行になりました。

本部港も十分に海は綺麗で透き通っています。那覇と比べても綺麗です。
本部港を出港するとより外洋に出て、県をまたぎ鹿児島県の与論島を目指します。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:48 No.11326
本部港から2時間弱、那覇から4時間半で与論島に到着しました。
与論島の岸壁は、防波堤はなく島から南に突き出した岸壁そのままです。まわりは水平線が見えている状態。
そのため、南からのうねりは入りやすく着岸中でも少し揺れています。与論島には代替の港がありませんので、ここが使えないと島への輸送が途絶えることになります。
すぐ横には綺麗な砂浜もあります。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:56 No.11327
ご覧の通り、普通なら岸壁にあるターミナルは岸壁にはありません。
岸壁には雨を避けることができる頑丈な屋根と柱があるスペースがあるのみ。
防波堤なく直接外洋に接しているこの岸壁は、台風が来ると波の中に沈んでしまう状況になるようで(Youtubeで検索すると、この待合スペースの屋根より高く波が来る映像もあります)、ここには何も作れないようです。
ターミナルビルは離れた高台の上にあります。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月14日 23:59 No.11328
島で見ると、船がいつも以上に大きく見えます。
ターミナルは、写真2枚目の右端にある水色の建物です。


Re: 「フェリーあけぼの」 げんかい(管理人) 投稿日:2018年02月15日 00:04 No.11329
「フェリーあけぼの」は次の沖永良部島に向けて出港していきました。

今まで、鹿児島や那覇の街の中でしかこの航路の船を見たことがなかったので、こうやって離島にいる姿が本来の姿のように感じ、見れたことが嬉しいです。




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