THE SUIMYAKU > 記事閲覧

『ナワリヌイ』 プーチンが隠したい真実

1: KZ:2022/12/13 21:57 No.178
 
ドキュメンタリー映画  『ナワリヌイ』(2022年)を観る。  

ダニエル・ロアー監督 アメリカ

https://eiga.com/movie/97181/

☆2020年8月 プーチンは 最大の政敵ナワリヌイ氏を ノビチョクという毒薬を使って暗殺しようとしたが 結局殺人には失敗した。それどころか その凄まじい毒殺計画の実行と失敗の顛末を、実行犯の一人である化学者が 当のナワリヌイ氏自身に ありのままに電話で語ってしまったのである。その驚くべきリアルなドキュメントが この映画の白眉となっている。 必見❗️

☆家族の機転により一命をとりとめて ドイツでの長い治療を終えたナワリヌイ氏は(時のドイツ首相メルケルの不屈の援助と正義感を讃えよう❗️) 専制権力に屈することなく、恐れることもなく帰国し(2021年1月)、現在ロシアの刑務所に不当に収監されているのだが、プーチンによる出鱈目なでっち上げの刑期は 20年にも及ぶ恐れがあるという。一刻も早くこの悪魔による独裁を打ち倒し ナワリヌイ氏を自由に戻して まともな政治活動に復帰させることが肝要だ。

☆この間に始まったプーチンによる戦争は このあからさまな毒殺未遂事件からロシア国民の目を逸らすことが 大きな目的の一つとなっていると思われる。この映画を観れば誰でもが確信するはずだ。かくも明白な殺人犯を「大統領」と呼ぶことは もはや誰にも 到底できることではない。

☆ウクライナの戦争を早く終結させる方法は 獄中のナワリヌイ氏を速やかに解放し、自由で公正な選挙を行なって その政権をロシアに打ち立てることだ。彼は話し合いによって この紛争を妥当な平和的解決に導いていくことだろう。一日も早くそうなることを ロシアとウクライナの人々のために そして無益な戦争によって苦しんでいる世界中の人々のために願う。

☆統一教会問題や五輪疑獄事件から国民の目を逸らすために 此岸の岸田もまた軍備の大幅増強や大増税、原発推進などを遮二無二ぶち上げている。腐敗した政権のやり口は 洋の東西を問わない。
こうした自公の 無責任極まりない植民地代官政権を打ち倒すことが ロシアやウクライナの人々との本当の連帯につながることも もはや自明なことだ。(いつまでも こうした腐敗権力を国民が許しておくとは思えない。ナワリヌイ、山本太郎、オカシオコルテス…変革の胎動はあちこちで始まっている)

★ 写真
生還して 家族と。
逮捕後の法廷で。傍聴の妻にハートマークを送っている。
不屈。


Powered by Rara掲示板