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NOKOさんが富士山方面で採ったキノコをもらい受け、検鏡してみた。
・黄土色のキノコ。地上生。
・ヒダ白、柄も白。大型なのに不明菌。
・胞子をメルツァー試薬で見たら、アミロイド反応あり、表面に微イボ。ようやくザラミノシメジ属と判明。
柄が真っすぐ、カサ中央部がとがる特徴がザラミノシメジ属の外観的特徴かもしれない。
・大型の黒い革質、針葉樹の材生のこのチャワンタケはニセクロチャワンタケと想像が付く。
・それより標高の低い場所で採取の小型の黒いチャワンはエナガクロチャワンタケ属の可能性も有るので検鏡が必要。
胞子は球形だったのでニセクロチャワンタケと同じクロチャワンタケ属。
・ニセクロチャワンタケの検鏡図。側糸先端がステッキ状に曲がるのでクロチャワンタケと異なる。