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もらい菌。

1: 広尾山荘:2021/09/12 22:48 No.789
nokoさんが富士山鳴沢村で採った白色棒状菌を頂戴した。
・高さ6センチ、一見コケから冬虫夏草が出たような。
・ルーペで見ると埋生の未熟子嚢殻がやっと見える。
・顕微鏡下でも子嚢殻形成途上。

山地生の「ツノタケ」のようだ。白色から成熟して茶色になるのか、別種なのか?
山渓図鑑では学名のポドストロマ・アルタケウムを使用。
現行名はボタンタケ科Trichoderma alutaceum のようだ。


2: 広尾山荘:2021/09/13 18:01 No.790
大菩薩で採取したゴンゲンタケ風のキノコも頂戴。
・頭部が鞍型と丸く開いたものがある。
・どちらも同じ種だった。発生環境により変異差が出るようだ。
 胞子が75~90μmと大きすぎるが、原記載(安田)は大きいのでゴンゲンタケで良さそうだ。
・球形のムカゴがびっしりの子嚢も有る。長い子嚢胞子の腹に付いたムカゴだが、二次胞子と表現されている。


3: 広尾山荘:2021/09/13 20:11 No.791
・ゴンゲンタケと同じような環境に出ていたというこの黄色菌が判らない。
・全身鮮黄色、頭部は柄に圧着している。
・針型胞子、ゴンゲンタケより短いが50~60μm有る。同じホテイタケ属だろうが。
似たものが見当たらない。


4: 広尾山荘:2021/09/13 23:22 No.792
同じホテイタケ科の、ヘラタケ属も似た胞子を持つが。Spathularia sp.も考えられる。

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