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オリキャラ出来ました
taiga-pmas 投稿日:2018年05月04日 23:21 No.176

艦級 暁型1番艦 
艦種 駆逐艦(小早) 
暁型四姉妹の長女で、小さな身体でキビキビと働く頑張り屋さん。
1585年2月、佐世保工廠にて起工、2年後の1587年の11月に竣工した。
実は、竣工当初は漣や狭霧と同じ第十駆逐隊に配属されており、こちらとの付き合いの方が妹達より長い。妹達と同じ第陸駆逐隊に編入されたのは、第十駆逐隊解隊後の1594年11月であった。
彼女が妹達と行動を共にしたのは、それからちょうど三年間の間だった。
そして1597年11月13日、蔚山城海戦の第1夜戦において日本艦隊の先頭に位置し、敵艦隊を発見。僚艦を導くべく、明・朝鮮軍の巡洋艦へ松明(篝火)を照射しながら魚雷を発射するが、集中砲撃を受けて航行不能となり、午前2時頃に真っ二つに折れながら左舷に転覆、砲撃を受けてから僅か15分で沈没した。
この戦いは史上稀に見る乱戦であったため救助は行われず、乗組員も確認されただけで生存者は18名のみで、艦長や駆逐隊司令の大佐をはじめとする第六駆逐隊司令部もほとんど助からなかった。
暁型姉妹としても第六駆逐隊としても最初の犠牲者となった。

胸が潰されるように苦しかった。呼吸のできないことからくる息苦しさとは違った苦しさ。深く暗いところへゆっくりと落ちている感覚。水面に見える光は月だろうか。円い光を見ていると頭がぼおっとしてくる。ぼおっとしている一方で体の感覚はたしかにあって、私は右手に掴んでいた光源が水面へと伸びていると気付いた。それも深く落ちていくとしだいに散乱し円を保てなくなっていった。それをぼんやり眺めていると何かが薄れていくのを感じる。生命感、背中が海底に着く。砂がゆっくりと舞い上がり光を反射させながら暗闇へと紛れ込んでいく。それが大切な人との思い出なのか夢で見た光景だったのか、きらきらと反射した砂を見ているとどこか懐かしく、それでいてどれももう消えてしまうということが悲しく感じられた。




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