東京昆虫館:画像掲示板
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お教え下さい koji 投稿日:2018年06月01日 17:38:20 No.2937
初めて投稿いたします。
愛知県西部丘陵地。林の中の小川に居ました。大きさはシオカラトンボより少し大きいように感じました。トンボ名をお教え下さい。(2018.6.1撮影)


Re: お教え下さい koji 投稿日:2018年06月01日 17:46:59 No.2938
同じ個体。別角度です。

Re: お教え下さい Genka 投稿日:2018年06月03日 08:52:17 No.2941
 左右の複眼が離れているのでサナエトンボの仲間です。それ以上は詳しく検討してみないと私にはわかりません。

Re: お教え下さい koji 投稿日:2018年06月03日 09:35:22 No.2942
Genka 様
ご回答いただきありがとうございます。仰せのようにこの辺りではコオニヤンマを見掛けます。
お手数をお掛けし申し訳ございませんでした。


Re: お教え下さい 虫仙人 投稿日:2018年06月03日 10:01:56 No.2943
おはようございます。
虫の名前を覚えるために、こちらの掲示板をよく拝見しております。

このトンボは、「ヤマサナエ」と思われます。

同定のポイントは、
 1.複眼が離れている。
 2.胸部横の斑紋の本数・太さ・間隔・形状など。
 3.胸部上前面の黄色班が、L字型で首のほうに行くほど太い。
 4.胴体上部の黄色班の模様(個体差はあるようです)。
 5.成虫の出現時期(決定的な要因ではありませんが、同定のポイントにはなるかと。
   似ているキイロサナエとは少し発生時期が違うようです)。

他に重要な同定ポイントとして、尾端の突起の長さがあるのですが、
この2枚の写真では残念ながらわかりませんでした。

同定のポイントがより多くあるほうが、その個体が何だということがわかる信憑性に関わってきます。同定を目的とした写真を撮る場合は、それらのポイントを逃さず(出来れば拡大して)複数枚撮るでしょうし、こういった掲示板に投稿される多くの方は、昆虫の姿を残すための記録としての写真なのでしょうね。

同定ポイントを撮るということは、その虫のどこがポイントになるのか知っておく必要がありますから、専門家・愛好家レベルでない一般の方々の写真では、確実な同定に至らないことのほうが多いということは、こちらの掲示板でも度々見かけます。

管理人様、ご無沙汰をしております。
他にも同定のポイントがあるかもしれませんので、「ヤマサナエ」もし間違っておりましたら、管理人様およびどなたかご指摘くだされば有り難いです。


Re: お教え下さい Genka 投稿日:2018年06月03日 21:15:54 No.2944
 虫仙人さん回答ありがとうございます。私はトンボもあまり詳しくないので、参考文献が手元にない状態ではあの程度の回答になってしまいます。

 「日本のトンボ」(尾園暁・川島逸郎・二橋亮, 2012)を見てみましたが、ヤマサナエもしくはキイロサナエのどちらかだと思いました。発生時期はわずかにずれる程度で、今年は季節推移が早いことを考慮するともう両種とも発生していると思います。すでに指摘されているように腹端の形状は写真からは読み取れず、両種の斑紋変異がそれぞれどの程度の範囲なのか私にはわかりませんので、どちらか断定するのは私にはできません。


Re: お教え下さい Genka 投稿日:2018年06月03日 21:32:32 No.2945
 「写真さえ撮っておけば、名前は後で調べればわかる」というのが一般の方の考えだと思いますが、半分正解、半分不正解、といったところです。昆虫はとにかく種数が多く、良く似た別種が存在する場合が多いからです。

 「〇〇の仲間」くらいの精度で良いなら、ピントが合ってて、体全体がある程度大写しになっていれば、意外となんとかなります。肉眼で種が見分けられる限界と言われている体長5mm未満の小型種となるとさすがに厳しくなる場合も出てくると思いますが。

 「種名」を望むのであれば、どこが同定ポイントなのかを勉強してそこを確実に写す必要があります。昆虫の名前を調べることを職業(仕事の一部)とする専門家と呼ばれる人々も世の中にそれなりにいて、それだけ難しいということです。専門家と同じことをするのですから、撮影者にもそれなりのレベルが要求されます。


Re: お教え下さい 虫仙人 投稿日:2018年06月07日 00:45:58 No.2948
管理人様、ご返信ありがとうございました。
 
> 発生時期はわずかにずれる程度で、今年は季節推移が早いことを考慮するともう両種とも発生していると思います。すでに指摘されているように腹端の形状は写真からは読み取れず、両種の斑紋変異がそれぞれどの程度の範囲なのか私にはわかりませんので、どちらか断定するのは私にはできません。

ある程度調べたつもりで「キイロサナエ」と「ヤマサナエ」私は後者だと思って投稿しましたが、その後管理人様の文を読み、種名の同定の難しさ・断定の怖さが少しわかりました。類似した種の場合は斑紋差異の範囲(個体差も含めていわれておられるのだと思いますが)も考慮することで断定は出来ないということですね。
写真は『そのものを写したものであるけれどもそのものではない』故に同定は困難。採った実物もしくはその標本は『そのものである』故に同定可能。当たり前だと笑う人もいるかもしれません。写真にはやはり限界があります。

別の質問者様の欄で、

> 名前調べでどこまでのレベルを求めるか、ということだと思います。「〇〇の仲間」「○○か△△か□□」という精度で良いのか、「種名」まで必ず知りたいか、ということです。

と管理人様が回答しておられましたが、数々の質問を拝見しますと、写真からでも種名まで知りたいという方のほうが多いような気がします。
でも写真で同定することの限界を解説すれば、みなさん納得はされているようですね。
同定をする上で、昆虫へ興味を持った方に対して写真の限界をわかっていただくのも、この掲示板ならではと思います。




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