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J. B. Ferguson ⇒ ジエービーフエグルソン Ichthus ⇒ Jchthus ⇒ ヂヤクソウス そう読まれてもよいような気がします。通りすがりさんのご指摘どおりかもしれません。 |
私も探し回って該当する馬名を見つけることが できなかったのですが、これってもしかすると ジエービーフエルグーソンみたいなことだった のかもしれませんね。 |
先日宮内公文書館に行ってきました。 ちょっと長くなりますが書かせていただきます。 ■1.宮内公文書館について 電話で予約を行いますと各日3名まで入室する事が出来ます。(平日限定) 利用制限が「要審査」の書類は閲覧は出来ませんが 「一部利用・全部利用」のものは実物が渡されて中身を見る事が出来ます。 写真は自由に撮ってOKでした。 写真の利用もわりと自由でネットや論文に使う時は 強制はしないけど出展として「宮内公文書館所蔵」と書いておいてねという事のようです。 きちんと真上から撮るための専用台もありましたが有料だったかもしれません。 (私以外の2名は使用してました) という事で下記の資料を見てみました。 4744~4748:牧場録明治21年~25年 4777:事業録明治19~20年 4778:事業録明治21年 4853:種羊馬輸入録明治10~11年 21880:厩事日記明治14年 21881:厩事日記明治15年 21887:厩事日記明治21~22年 ■2.各資料について まずは一番古い種羊馬輸入録ですが 書いてある字を読むことがそもそも難しく、しかもほとんどが羊に関する内容となっていました。 また馬名や血統などは文面からは読み取れませんでしたので、 おそらく大した事は書かれていないと思われます。 次に厩事日記ですがこれも字体が読みづらくあまり大した事は書いてありませんでした。 どちらかというと競馬に関する事が多かったように思います。 21年~22年分はさすがに少々読みやすくなってました。 次に事業録ですがこれがかなり詳しい記述となっております。 「下総」版と「外山」版があり、それぞれの牧場の事しか記載されておりません。 新冠の事業禄は今のところありません。 外山版は読んでいませんがこれを読むだけでおそらく2つの御料牧場の事はほぼ追えると思います。 牧場録は各御料牧場についてのわりと幅広い記載となっており、 新冠については主としてこの書籍を使う事となると思われます。 反面御料牧場以外の牧場の記載はありませんので、 真駒内などの情報は現状は厩事日記に頼るしかないのかもしれません。 ■3.資料から判明したもの(一部) ・「蘭(アララギ)」は「橘(タチバナ)」という牝馬と一緒に7月7日に輸入されたという事。 輸入後すぐに名前が付けられた。(結局ジャクソウスとは何だったのか) ・高砂の死亡月が20年2月と記載されていました。 かなり読みづらいですが「廿年二月ニ老衰斃死ス」と書いてあるはずです。 ・久留米は海外生まれの洋種であるようです。 ・フラミンゴウは当初「姉野」という名前でしたが「血統に考慮し」フラミンゴウと改称されたようです。 ■4.写真データ 150Mありますが送ります。ご自由にお使い下さい。(zippass:umauma) おそらく1週間程度でアップローダーから消えると思います。 https://uploader.purinka.work/src/25095.zip.html (牧場録明治24と25年は写真が混ざってしまい、どちらの記載だったか分からなくなってしまいました) 牧場録はきっと26年以降のものにも面白い事が書いてあるのでしょう。 反面やはり明治10年あたりの出来事を追うのは現状ではとても難しいものだと思いました。 全部読むには一日では全く時間がありませんでしたが、今後は当分行く予定はありません。 以上ご参考下さい。 |
ご紹介ありがとうございます。 本の性格からもやはり、という感じで様子が見えてきました。 Appearace は通りすがりさんが豪スタッドブックの事務所を訪れて資料を徹底的に調べても、 それ以上のことはわからなかったと思いました。 サラブレッドではなく豪在来種に由来がある馬じゃなかろうか、と。 今見たら、デルマの appearance12 に新たに競走成績が加えられてますね。これは果たして…。 https://www.pedigreequery.com/appearance12 ご指摘の2頭の北洋は「断言はできない」のですが、別馬だと思います。 ナイトの母の北洋は(おそらく)1906年生まれで、札幌真駒内(道庁)系統の血統。 エキストラの三代母の北洋は生年不詳ですが、孫娘の美園が1912年生まれなので、上記の北洋とは 年代的に無理がありそう。娘の小鷹の仔たちは浦河(西舎)の系統のようですし。 ちなみに連合会報告書の第1次にある「ホクヨー」は第2次の「北洋」と同一のようですね。 こちらはナイトの母の北洋のことですが、その母が「サ、豪、香月」となっているのは誤りで、 内洋の香月(1902年生)父第五ボツブエークルス、母花薫が正解ではないかと思います。 飛花~華盛頓から続く道庁の血統ですね。 以上、間違いのご指摘、フォローなどありましたらよろしくお願いします。 |
不備があり削除してからの再投稿です。すいません。 天皇賞競走100年の記録読了したのですが、昭和12年秋以降の勝ち馬は勝ち馬一覧に記載されている程度でした。そこが残念でした。しかし、カチドキからタイシまでの帝室御賞典のレースの詳細や拝領馬の血統馬主生産牧場などが記載されていて非常に面白い一面もありました。名馬の写真も様々な資料や個人からの提供を出典にしており、未見の写真も多かったです。 ん?と思ったのは ピユーアゴウルド、バンザイ姉弟の母親宝永の父Loombahはサラブレッドで父Grafton母Bragibagee、母AppearanceはNTBで以降の血統はunknownでした。 テツモンの母馬の昭和3年の帝室御賞典横浜の勝ち馬エキストラの血統ですが、母母が半血小鷹ですが母母父がトロ馬名不詳とありました。母母母は不詳です。ネットでは母母父は第四初蕾、母母母は北洋なのですが。2005年発行の書籍なのであれから判明したのかもしれませんが。 他にも大正3年秋季の帝室御賞典横浜の勝馬ナイトは牡馬。母が北洋なのですがエキストラのネット上に記載されている北洋と同一なのでしょうか? |
天皇賞競走100年の記録ですが、数ヶ月後までかかると言いながら今日電話で発送されましたと言うめでたい話を聞いて帰りに借りました。 ポニーキャニオン発売の天皇賞史1で見た天皇賞勝馬の既出の画像と一部の帝室御賞典優勝馬の勇姿の新鮮な画像が見れて良かったです。 |