日本神霊学研究会勝手に応援掲示板
| トップに戻る | ワード検索 | フォトアルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

ResForm
陰陽師と式神について 天狼星 投稿日:2018年05月22日 20:12:37 No.5671
陰陽師(おんみょうじ)ってなに?

陰陽師って、式(しき)神(のかみ)を使う呪術師というイメージが強いですが、なんのことはない、平安時代のお役人さまです。
現代でも、〇代目陰陽師の血筋などと名乗る「自称」霊能者がいますので要注意です。

陰陽寮という今でいう、旧科学技術省のような部署のお役人のような存在だったそうです。主な仕事は、暦の作成や天文や時刻を司ることでした。

彼ら陰陽師は、国家に天災などがおこると「六(ろく)壬式(じんちょく)占(せん)」という占いで天災などの禍(わざわい)の原因などをつきとめようとつとめました。

占いなんかで天災の原因なんかがわかるのかとか、現代人の目線で見ると突っ込みどころ満載ですが、「六壬式占」などは当時の最先端の中国伝来の「科学」ともいえるものでした。

六壬式占とは、「六壬」「遁甲」「雷公」「太一」という四種類の占いからなったそうです。
一説には「遁甲」と「雷公」は同じもので三種類とする説もありました。
 六壬式占で占った内容を六(ろく)壬(じん)勘(かん)文(ぶん)という書式にまとめて朝廷に報告しておりました。なんと安倍晴明の書いた六壬勘文も現存しております。
 今のお役人が、天災の被害状況などを、所定の決済伺書なんかで報告しているのと何ら変わりません。

 ちなみに、式神の名前に注目してください。「朱雀」だったり、「天后」だったりしますが、陰陽師の操るとされる式神は、六壬式占の式盤の虚(きょ)星(せい)の名前と一致します。
 著者の私見ですが、式神とは六壬式占の虚星を擬人化した精霊のことをいうのではないかと感じます。

 では、今の占い師や、霊能者で陰陽師を「自称」する方がおりますが、実は「六壬式占」すら知らず自称しているわけなのです。陰陽師を名乗る方で、奇門遁甲や四柱推命で占っている方がいますが、陰陽師を名乗るなら六壬式占です。

ですが、かの安倍晴明も六壬式占は苦手だったらしく、自著『占事略欠』では「六壬式占は苦手なので、年をとったら学びなおそう。」と回想していたくらいです。
安倍晴明は下級役人でしたが、後に陰陽寮から、現在の国税庁にあたる、主計寮に異動になり、従四位の位をもらい出世しました。

1870年(明治10年)12月9日に発布された天社(てんしゃ)禁止令(きんしれい)(陰陽寮廃止令)で、正式な陰陽師はいなくなります。

式神というと、本来六壬式占の虚星の擬人化した精霊であると書きましたが、『幻想法秘儀』という大宮司朗氏の書物には中国六丁六甲の日に六甲壇を祀り、「玉女(ぎょくじょ)」を呼び出すという術を紹介しております。「玉女」とはユング心理学でいうアニマ(男性の中の女性原理)です。この技術は、中国は清代の『万霊帰宗』という本が元ネタです。

 『太乙金華宗旨』には「識神」といったものまででてきますがこれもアニマという男性の女性原理です。。


Re: 陰陽師と式神について せいわ 投稿日:2018年05月22日 21:56:26 No.5673 【Home】
天狼星さま、こんばんは、せいわです。

天狼星様の知識はすごいですね。

陰陽師が、平安時代のお役人だとは意外でした。
色んなことも今の時代に置き換えると、わかりやすいですね。


Re: 陰陽師と式神について 渡り鳥 投稿日:2018年05月23日 08:19:52 No.5675
天狼星様、おはようございます。渡り鳥です。

天狼星様の陰陽道に関する学識は、大変なものですね。陰陽道も、やはり中国の道教から出たもの、でしょうか。三國志の諸葛孔明は、奇門遁甲という術を使ったそうですが。

この渡り鳥は、科学とは真理を探求するプロセスであり、その為に必要なものの考え方、だと思っています。

その観点からすると、陰陽道も立派な科学だと思いますし、逆に唯物論や無神論は、科学的だとは思えないのですが。


Re: 陰陽師と式神について せいわ 投稿日:2018年05月23日 21:27:46 No.5677 【Home】
天狼星様、渡り鳥様、こんばんは、せいわです。

以前にも申しましたが、こういう話はさっぱり分かりません。

わからないなら出てこなければいいのに、出てきてしまいました。

一つだけ聞きたいのですが、日本でも宮本武蔵とか忍者にもいろんな術があったようですが、そういうものとは中身はだいぶ違いますか?

そっちの方も含めて、日本史を勉強したいなと思っています。

違っていたらごめんなさい。

おやすみなさい。


Re: 陰陽師と式神について 渡り鳥 投稿日:2018年05月24日 06:23:23 No.5678
せいわ様、おはようございます。渡り鳥です。
          
陰陽道などは、現代の科学とはタイプが異なりますが、真理を探求するという点では、変わりないと思います。ただ自然法則の観察恣意から、霊界法則にまで踏み込んでいる点が、現代科学と異なると思います。
たぶん気功が、重要な役割を果たしている、と思います。

それによって得られた智恵を、人間の福利厚生のために、応用活用したものが術や法と呼ばれるものではないでしょうか。

現代科学は今のところ、素粒子までしか認識出来ていませんが、素粒子を超えた世界の存在は、理論物理学で予測されています。重力の研究は、科学を飛躍的に発展されてくれる事が、期待出来ます。

科学はいずれ、神を発見するでしょう。それがいつになるかは分かりませんが。


Re: 陰陽師と式神について 渡り鳥 投稿日:2018年05月24日 06:31:21 No.5679
お詫びして、以下のように訂正させてください。

発展されてくれる ➡ 発展させてくれる 


Re: 陰陽師と式神について 天狼星 投稿日:2018年05月24日 20:11:16 No.5680
せいわさまこんばんは、只今、本を執筆中でして、その一編をこの場に掲載してみました。
あまりに難しすぎたり、マニアックすぎるといけないので、
「術」に関わる問題でもありましたので、この場に公開いたしました。
せいわさまの日本史の勉強ぜひ頑張られてくださいね。昔の人は術が強かったと思います。
植芝盛平などは、拳銃の玉を交わすことができたといいますから。予知能力が
あったと思います。忍者は九字などを切って山野を駆け回りましたし。


Re: 陰陽師と式神について 天狼星 投稿日:2018年05月24日 20:15:26 No.5681
渡り鳥さま、こんばんは、
真理を探究するにおいて、私は真実と事実を分けてかんがえております。
科学的客観性をもつことを事実
本人の主観に関することを真実
としています。陰陽師の術は道教と五行思想が混ざったものです。
昔は戦なんかでも、方位を重んじましたので諸葛亮が奇門遁甲を使ったのだと
思います。今ではGPSで部隊が展開する時代なのですが当時は
奇門遁甲は軍事的な科学でした。


Re: 陰陽師と式神について せいわ 投稿日:2018年05月24日 22:26:03 No.5682 【Home】
天狼星様、こんばんは、せいわです。

本を執筆中なんて、すごいですね。

拳銃をかわすことが出来たり、九字をきって山野を駆け回っていたなんて……想像したいけれど、すごすぎて想像ができません。

日本の昔の人の術というのは、今の時代でもかなり役に立つというのを何かで読んだことがあります。

名前は憶えていないのですが、有名なサッカーの選手も術を応用して、動きが機敏になって体への負担も減ってよくなったり、介護にもかなり役に立つというのを読んだことがあります。

そういうのも含めて、日本史。の勉強をしてみたいと思います。

天狼星様も本の執筆、頑張ってください。


Re: 陰陽師と式神について 渡り鳥 投稿日:2018年05月25日 06:30:02 No.5683
天狼星様、おはようございます。渡り鳥です。

事実と真実の定義についての御説明、大変勉強になりました。

この渡り鳥は、事実とは、主観客観関係無く、事実は事実であり、少なくとも本人が事実であると信じているもの、と定義しておりました。これは仏教の唯識論的発想ですが、この渡り鳥は、物質や霊については、実存主義です。

そして、真実とは、事実の意味、という認識でした。

この渡り鳥は、自分の考えは、唯一絶対なものではない、と思っています。世界は複合的立体的で、多面的だと考えていますので、天狼星様の観点で見た世界が、どのようなものなのか、大変興味があります。

ご著書の発刊を、楽しみにしております。

合気道の植芝先生は、大本教の出口王仁三郎先生とご昵懇でして、出口先生が中国に行った時、警護役として同行したくらいですから、かなり大本教の影響を受けているようです。

そして、中国へ行った時、八卦掌という武術に出会った可能性が、指摘されています。その為に、直線的な大東流合気柔術が、柔らかい円の動きを持つようになった、と聞いたことがあります。中国武術研究者の笠尾恭二先生が、ご著書で、よく似た技がある、と指摘なさっておられます。




お名前
メール
タイトル
URL
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用します )
文字色