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ヒトはなぜ宗教を作ったのか?
P・E・R
投稿日:2022年08月26日 15:57
No.96
言うまでも無く、宗教を信仰するのはヒトだけだ。猿も宗教を信仰しない。欧米では「私は無宗教です」と言ったら「野蛮人」と言われるが、野蛮人だって宗教を信仰している。
では何故、ヒトだけが宗教を作り、これを信仰しているのか?
まず、宗教には二種類ある。創唱宗教と自然発生宗教だ。自然発生宗教は神道や北欧神話だが、両者は非常によく似ている。つまり、自然の物や事象を「神」としている。「御来光を拝む」のもこれだ。神道では天照大神と言う。
対してあるヒトが作った宗教を創唱宗教と言う。代表的なものが仏教、キリスト教、イスラム教だ。イスラム教についてはほとんど知らない。キリスト教は、イエズの行動が弟子によって伝えられ、キリスト教になった。衆生がキリスト教を信じたのは。、まさに「三日御に遺体が消えていたから」だ。これを「三日後に蘇り、神の右に座った」としている。キリスト教を否定する者はまさに「人が生き返えるんじゃねえ」だ。
仏教は、釈迦の悟りだ。しかし、難し過ぎて当時の衆生には近い不能だった。そこで釈迦はまず「善い行いをしたら天国に行ける。悪い行いをしたら地獄に落ちる」と教えた。これを「方便」と言う。仏教を否定する者は、これを仏教だと信じて疑わないから。
さて、本題の「何故宗教を作ったか」だが、それはヒトに知恵があるから。知恵があるから「ヒトはなぜ急に動かなくなるのか?なぜその状態から原型を留めなくなっていくのか?」と考えた。考えたが分らないから「神」を作った。
つづくつもり
P・E・R
投稿日:2022年08月26日 19:00
No.97
ヒトはわからないことを怖れる。全てわからないから全て怖れ、怖れから逃れるために科学を作った。それは「ここは何処?私は誰」と「万物の根源は?」から始まった。「ここは何処」は「私は何処から来たのか?ここは何処なのか?死んだら何処に行くのか?」だ。そうして今もこの命題は科学では究明出来ていない。「万物の根源は素粒子であることが分っているが、原子モデルはヒトが分り易くするために作った仮のもので、実際は「雲のようなもの」であることが分っている。「雲のようなものだから分かっていない」とも言える。
とまあ、これは西洋の話であって、東洋では釈迦がヒトの内面を追求した。これが分らないと「釈迦は誇大妄想」としか思えない。西遊記において孫悟空が何万㎞も飛んで行き着いたのが釈迦の手だったのはもちろん釈迦の教えではないが、これも釈迦の心の大きさを表している。ちなみに悟空とは空(くう)を悟るという意味。「くう」は「そら」ではなく「実態が無い」ことを言う。「空虚」とか「空想」とかだな。
釈迦は命について「非」を連発している(鳩摩羅什がそう漢訳した)。これは釈迦が分らないのではなく「衆生には分からない」という意味だ。これに朝鮮したのが天台大師智顗で、「十界×十界互具×十如是×三世間=一念三千」の法門だ。日蓮はこれを「理の一念三千」としている。