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糸電話にウケた
dakarann 投稿日:2024年04月18日 00:27 No.1247
窓越しのモクレンの写真は、ティファニーのステンドグラスみたいですネ。


>自分のやってるkとを信じて生きていくと、好きなことが出て来て‥・つまり好きかもしれんと思ってると、意外と自分の好きなコトに出会って、何かが動くかmなんです・・・年齢で言うと、そういう生き方をしてるひとは若いでしょ!

好きかもしれんって思っていると、不思議と愛着が湧くような・・・


先日、大林宣彦さんの「キネマの玉手箱」という本を読んでいたのですが、これがすごく面白くて。
大林宣彦さんは、ものすごいポジティブ思考の持ち主で、普通の人が否定的に捉えることも、「この状況をどう面白くしてやろうか」という方向に興味が湧いて、逆に楽しくなってしまうみたい。
肺がんでステージ4の診断が出た時も、作品に生かせると思ったら嬉しくなったとか、せっかく罹患したのだから治療を楽しもうとか・・・。
強がっているのでもなく、自分に言い聞かせるのでもなく、本当にそう思った様なのです。

「僕が楽天家であるのは、性分でもあるわけだが、幼い頃から僕はマイナス思考になるということがなかった。それは戦争の影響がとても大きいのだと自己分析している。戦争が嫌でも、嫌と言えない少年期を過ごし、目の前にあるものは肯定的に受け入れて、受け入れたあとにどうするかを考えるという思考回路に自然となっていたのだ」

小津安二郎もそうなのだけど、戦争の経験が作品にいかに反映されていたのかということがよくわかるのです。

あと、「芸術とはウソをつくもの。“リアル”をそのまま表現したのでは芸術にはならない。ウソであるがゆえに現実性を超えてマコトになるというのが、芸術の表現なのだ」なんて言葉も。
これって大使さんが「物語を持つこと。現実は物語にならない」って言ってたことと通じるよな〜と思ったり。

小津映画とリンゴにまつわる面白い話もあったけど、引用してたらキリがないですね〜




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