中途失聴者 難聴者団体 新光会


| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

年の瀬に思う。
岡野直子 投稿日:2022年12月08日 19:11 No.32
 慌ただしい師走を迎え、この1年も、瞬く間に過ぎてゆこうとしています。

まだまだと思っている間に、「光陰矢の如し」を肌身に感じるこの頃です。

創立70周年記念大会も、盛会のうちに無事終えることができました。

未だコロナは鎮まりませんが、経済回復の明るい兆しが見え始め、この1年も

無時に過ごすことができ、感謝の思いです。

 今年を振り返り、私たちの心に想い出を残して、天に旅立った方々のことを

思い出します。

 長年にわたり、大阪支部の役員、本部役員を務められ、「おせいちゃん」で

親しまれた松浦さん、そしてつい先月末の、突然の訃報に驚きを隠せなかった豊田さ

ん。

お二人とも、恒例の交流行事や、全国大会などを通して顔なじみになりました。

 松浦さんには、顔を合わすたびに寄り添って頂いていた気がします。

あれは、まだ私が駆け出し役員の頃に大会の会計補佐役として、松浦さんと一緒に

仕事をさせて頂いた時でした。本当に大変だったのは大会が済んだ後の会計報告の

作成でした。メールで連絡を取りあい、待ち合わせて支払い金額の照会、残額の

確認等々、重い責任を担う作業に、途中迷走あり、勘違いあり、お互いに冷や汗かき

ながらも、先輩方から咤激励や力添えを頂き、ようやく期限までに報告書を仕上げ

ることが出来たときは、お互いに手を取りあって喜んだものでした。

それ以来、何となく松浦さんとは距離が縮んだような気がしました。

いつしかホッとする存在になっていました。

 それから、神戸市西区にお住まいだった豊田さん。私が神戸に在住中は、難聴協

の手話教室でもご一緒し、会報印刷では進んで手伝ってくださる方でした。

とにかく、お喋り好きで、様々な場で彼のトークに捕まると、なかなか放してくれな

いそんな一面、年齢不詳なオジサンと言われる程にトレードマークのウィッグが似合

っていた所とか、豊田さんのそんな個性に強いインパクトを受けました。

そして笑顔を絶やさない人でした。

私が、神戸を離れ、岡山に帰郷してからは、松浦さん、豊田さんとお会いすることも

少なくなりました。

 70周年記念大会での再会も叶わなかったのは、悔やまれます。けれど、新光誌に

載せられているひと昔前の写真に、お元気な姿で会えるのは有難いことですね。

すぐそこに会いに来てくれている気がします。会員みんなの心の中に居てくれます。

 
 豊田さん、向こうで松浦さんに会えましたね。先にゆかれた会員仲間の皆さんと

またいつもの調子で笑いを振りまいて、楽しく愉快に過ごしてくださいね。

 松浦さん、豊田さん、ありがとう!   合掌。

 

 

 

 




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色