雨の中 - 復活＝子羊村

雨の中

主の召使い･貧農ヨナ助投稿日：2022年09月20日 06:30 No.188

ゴミ袋を片手にウォーキング…
（台風１４号）
昨日、ペチャ家の奥方７３歳がヨナ畑に立ち寄り、いつまでもペチャクチャと話し掛ける。コチラは堆肥作りに汗を流しているというのに…
「あたしゃ身体が衰えちまってもう畑仕事はムリッ！」
「人間はのぉ老いとの闘いを放棄した時点でお終いじゃ
　　自らに鞭を打ちなされ　ホレ歩け　歩け　わしを見倣え
　　　雨が降ろうと風が吹こうと毎朝歩いてそろそろ９年」
誰彼構わずそう話すので、今朝のドシャブリ…
つくづく歩くのイヤだなぁと思ふけれど、
《大勢の人に偉そうなコト言っちまったしぃ》
《わしゃキリスト様の召使いじゃけぇとも打明けているけんのぉ》と広島弁。

　しかし、風が吹かん。
農家じゃ焦って収穫したことを怒るべきか喜ぶべきか、賽の目はドッチ？　現代農業は農薬と化成肥料と農機具だけが頼りの神なので、八百万の神さまに祈ったり感謝したりしなくなっているよ。日本人の潜在意識にゃ八百万の恵みを齎す真の神という道が微かにあった筈なのに、科学の進歩に伴い段々遠退いているね。
　
　乞食のラザロのようなヨナ助が、せめて歯止めになればいい…

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