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12/25のフライト(その1)
日口 投稿日:2023年12月26日 08:32 No.348
今日は朝から陽が差し、多少のフライトが期待できましたが、クリスマスのせいか10:00のブリーフィングもなく、飛びたい人は勝手にどうぞといった感じ...以前のオマラマの活況さはどこに行ったの?

Gavinの事業の跡を継いだ?チェコのMilanと一緒にタスクプランニング。
Skysightほどエリアの状況は悪くないが、いずれにせよオマラマの南~東は雨域が迫っておりダメ。リッジ(北西20kt)と陽の当たっているところにサーマル、弱いウェーブ(高度が上がるほど風は弱い)がBen Ohau Range(オマラマの北35kmから始まる南北の山脈)期待できそうなので、いったん南西に下った後、北へ向かい、ウェーブを捕まえて東の雨域との境目のコンバージェンスで帰ってくるコースをセット。

しかし、曳航されてすぐにBen Ohau Rangeは雨と低い雲にすっかり覆われていること、南の湿った空気との境目に西に延びるコンバージェンスがあることがわかり、まずはそのラインを辿ることを考える。

今日は西風成分の風なので、Nurselyのリッジが働いているはずと思いリクエストしたが、曳航料節約(海外は通常、1分いくらで計算される)のため早めに切り離し、一番近いHorribleのリッジに向かう。

リッジを試す間もなく、良好なリッジサーマルが働いており、6-10ktでイニシャルクライム。6,700ft(オマラマが1,400ftなので、実際は5,300ft)でサーマルを離れ、西に延びるコンバージェンスラインに向かう。

写真左 13:00のエリアのサーマル高度の様子。オマラマ(赤い〇印)の南と東には、寒冷前線が東海岸近くを通過することに伴う雨域と低い雲が入っている。(高い山でせき止められている)

写真中 同じく、13:00のウェーブの様子。高い山脈の風下に弱いウェーブが予報されている。(赤い矢印が狙いとしたBen Ohau Wave)

写真右 12/25のタスクと結果。リッジ、サーマル、ウェーブ、コンバージェンスのすべてを使った329kmのフライト。