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壊れる前提の法に守られ、手抜きや偽装をし放題! <建設業界> ( No.518 )
日時: 2018年10月28日 14:45
名前: 小心者 [ 返信 ]
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今、建物用免制震オイルダンパーの検査データ改竄が大問題となっている。国交省認定性能の許容範囲は±15%以内であるが、なんとKYBでは工場検査で最大±40%以上となる製品をも、その検査データを改竄し適合品と偽装して出荷していたのである。これが同製品では屈指の大メーカーのしていることである。信じられないが現実である。(減衰力2000KNが標準機であるので、1200KNの製品を2000KNだと偽装して出荷していたことになる。)

日本の建築基準法は水平震度0.2で損傷しないことを定めているが、それ以上の大きな地震に対する基準は無く、単なる偶然と確証無き余力に唯ひたすら期待しているだけなのである。だから、震度6-7の地震で損傷して(壊れて)も企業にその責任は無い。当然、所管する国交省にも無い。

水平震度0.2とは、地表面加速度80ガル~100ガル程度(現行震度階級で震度5弱程度)の中地震に対する応答(建物入力)加速度が200ガル程度である(2~3倍に増幅される)ことからk=0.2と1950年に制定された係数であり、1階の柱に建物全重量の20%の水平力が作用することである。(重量=質量×重力加速度(980ガル)から、0.2×980≒200ガル。つまり、水平震度とは、重力加速度に対する建物の最大応答加速度の比を表している。)
目安でいえば震度5弱まではミスや手抜きが無ければ一応安全、震度5強からは「偶然と確証無き余力」に頼る以外に無いため、安全だとは全く言えない。

要するに、水平震度0.2さえクリアしていれば良いので、それ以上のことは誰にも責任が無い。それ故、建設業界ほど、手抜き(改竄、偽装)がし易い業界は無い。震度5強以上では壊れることが前提の法律に守られ、更に、建築主は皆ド素人ばかり。まさに、やりたい放題である


 
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Re: 壊れる前提の法に守られ、手抜きや偽装をし放題! <建設業界> ( No.519 )
日時: 2018年10月30日 14:49
名前: 小心者 [ 返信 ]
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周期1~1.5秒の地震動は、「固有周期が0.1~0.5秒の普通の建物」に大きな被害を与える。

 


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