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遣り得のM-Ⅱ ( No.44 )
日時: 2017年06月05日 16:01
名前: ひこざ [ 返信 ]
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騒音が問題となるのは、それが長期にわたり継続的または断続的に続く場合であり、尚かつ、「発生源」を自らの力で断てないという精神的苛立ちが状態を一段と悪化させます。

最近では必ずとは言えませんが、日本人は元来世間体を重んじ、事を荒立てる事を極端に嫌う民族ではないかと思います。
裁判なんてのは、する方も、される方も出来れば避けたがります。昔はそれが前提で、お互いに“問題”を起こさないようにしてきました。

◆しかし、その結果、昨今では、むしろ 『我がまま勝手放題にしている人間の方がヤリ得で暮らしやすい』 ような世の中になり、おとなしい「良識ある人間」がバカを見る結果となっているような場合が多々あります。
そんなことを考えると、「良識ある人間」とまで行かなくても極々「普通」の人間が、事件を起こすとか、裁判に訴えるように事を荒立てる場合は、基本的には、既に我慢出来るだけして、もうどうしても耐えられなくなってからです。
しかし、現実的には既にこの時点で「良識ある人間」の“良識”もかなり失われているであろうことは容易に想像できます。
従って、最終解決法として「騒音発生者」に対する「最終形態」に至ってしまう場合が時としてあります。
しかし、多くの騒音被害者は、何とか、その一線を越えずに、できれば、穏便に、遠回りに、できれば世間体よく、“合法的”に問題を解決したいと考えます。

しかし、実はこの「穏便さを重んじる我慢強い国民性」が、騒音問題においては、自らの不幸を一層悲劇的にする決定的な個人的要因の一つです。

◆それは、騒音発生者に、他人に迷惑が掛からないかどうか等と言うレベル以前の人間良識としての 「他者の存在」 を考えることができる資質があるかどうかという、極めて根本的な問題だからです。
次に、法規制の甘さがあります。(底抜けです。)
その主な理由は、①個人差がある、②証拠が残らない、③化学物質被害のように人体に明確な障害をもたらさない、等です。
従って、当然ながら加害者には加害者としての認識が全く無く、被害者から苦情を言われた加害者はむしろ逆に 「とんでもない言いがかりを付けられた」 と言う逆ギレ被害者意識を持つ場合が通常です。
(中には確信的行為者もいますが。)

◆これでは、堂々巡りです。“専門家”に相談するべきです。(努力を面倒に思った時点で負けです。)
こんな 『遣り得』 の世の中にしてしまったのは、私達です。
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