数日前の平日朝早く、リビングに居ると外廊下から、小走りの就学児(低学年)のはしゃぎ声が聞こえてきた(保護者同伴でこれはいつものことである)。しかし、今朝はそのはしゃぎ声が我が家のドア前にてMaxに聞こえたのと同時に、我が家の玄関ポストのバネ付き蓋が勢いよく1回閉じる大きな音が室内に突然響いた。 はて?、ガスや水道の検針係員さんが訪問する時期(や時間帯)でもないし、何だろうと不思議には思ったが、直ぐ見に行くまでの気力はさすがになかった。 その数時間後、用事で出掛ける際にふと思い出しポストを開けてみたら、なんと中には瀕死状態の体長20mm程のカナブンが1匹蹲っていた。色形寸からこれは昨夜の帰宅時に見掛けた外廊下床面にジッと動かずにとどまっていたカナブンが、今朝この児童の手に捕まり、その児童が我が家のドアポストへ(無邪気に?or悪意を以て??)投げ入れたのであろうことは容易に推測(→確信※)できた。 ※我が家のドアポストの蓋は閉じバネがしっかりと効くので常時きちんと閉まっており、昆虫が自ら侵入するようなことは絶対にない(今まで無かった)為、当該昆虫を投げ入れたのがこの児童であることは直ぐに確信できた。 就学する年齢であれば公立でも私立でも、否その前に家庭での躾で既に弁えているであろうと思っていただけに、至極々々残念であった。当該児童(とその保護者)を見る目が少しでも変わってしまうことが無いように、単に学力向上だけへの注力ではなく、他の面にももっと力を注いで欲しいものである。 カナブン【コガネムシ科】 カナブン(金蚉、金蚊)は、コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫であり、やや大型のハナムグリの一種である。 ただし、近縁の種が数種あるうえ、一般にはコガネムシ科全般、特に金属光沢のあるものを指す通称として「カナブン」と呼ぶ場合もあるためアオドウガネやドウガネブイブイなどと混合されることもある。 |