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『昭和史探索2』半藤一利(ちくま文庫07/1)
愉しい本棚 投稿日:2020年08月23日 13:27 No.831
 ☆☆☆☆
〇「BOOK」データベースより
名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気について各年ごとに書き下ろしの解説を付する。第2巻はロンドン海軍軍縮条約、統帥権干犯問題、五・一五事件、満州国建国、国際連盟の脱退など、戦争への道すじが顕わになる昭和五年から八年を探索する。
〇昭和五年から八年の大きな流れ
昭和五年(一九三〇)(世界大不況下の日本;ロンドン軍縮会議への三原則 ほか)
昭和六年(一九三一)(「三月事件」の策謀者;満州事変への道をひたすらに ほか)
昭和七年(一九三二)(上海事変もまた謀略であった;リットン調査団の来日 ほか)
昭和八年(一九三二)(国際連盟から脱退・栄光ある孤立;「瀧川事件」の敗北の意味 ほか)

〇著者略歴 「BOOK著者紹介情報」より
半藤/一利
1930年、東京生まれ。53年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て現在、作家。『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞受賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞受賞)など著書多数。