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『娘への読書案内』渡辺京二(朝日文庫89/8) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月12日 19:15:31 No.798

 ☆☆☆
〇カフカ『変身』、トルストイ『戦争と平和』ドストエフスキー『罪と罰』、カルペンティエール『失われた足跡』―。世界文学の古典12点、戦後の代表作11点を、娘への手紙形式で紹介する文学入門。作品の大筋と読み取るべきポイントを解説しつつ、若い人たちへ読書の楽しさを告知する刺激的なガイドブックである。





『蠅の帝国』帚木蓬生(新潮社11/7) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月08日 18:14:02 No.797

 ☆☆☆
〇紀伊国屋書店より
日本占領下の東南アジアに、B29の大空襲を受けた東京に、原爆投下直後の広島に、そしてソ連軍が怒涛のように押し寄せる満州や樺太の地に医師たちの姿があった。国家に総動員された彼らは、食料や医薬品が欠乏する過酷な状況下で、陸海軍将兵や民間人への医療活動を懸命に続けていた。二十年の歳月をかけ、世に送り出された、帚木蓬生のライフ・ワーク。日本医療小説大賞受賞作。
〇帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947(昭和22)年、福岡県生れ。東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。現在は精神科医。’93(平成5)年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞を受賞。’95年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、’97年『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年『水神』で新田次郎文学賞を受賞した。’11年『ソルハ』で小学館児童出版文化賞を受賞。’12年『蠅の帝国』『蛍の航跡』の2部作で日本医療小説大賞を受賞する。





『鹿島茂の書評大全/和物篇』(毎日新聞07/8) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月08日 11:56:25 No.796

 ☆☆☆
〇書評委員を務める『毎日新聞』『東京人』に寄稿した書評(1998年7月から2007年7月まで)、およびその他のメディアに単発的に書いたものの中から、日本に関係する書評100篇を収録。
〇鹿島 茂(かしま しげる、1949年11月30日 - )は、日本のフランス文学者、評論家、明治大学国際日本学部教授。息子の鹿島直は写真家。
〇『「レ・ミゼラブル」百六景』(文藝春秋、1987年、文春文庫、1994年、新装版2012年)
『新聞王伝説 パリと世界を征服した男ジラルダン』(筑摩書房、1991年)

『新聞王ジラルダン』(ちくま文庫、1997年)

『デパートを発明した夫婦』(講談社現代新書、1991年)
『馬車が買いたい!』(白水社、1991年、増補版2009年) - サントリー学芸賞
『絶景、パリ万国博覧会 サン・シモンの鉄の夢』(河出書房新社、1992年、小学館文庫、2000年)
『パリ時間旅行』(筑摩書房、1993年、中公文庫、1999年)
『パリの王様たち ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ』(文藝春秋、1995年、文春文庫 1998年)
『この人からはじまる』(新潮社、1995年、小学館文庫、2000年)- 現代日本人12名の評伝
『歴史の風 書物の帆』(筑摩書房、1996年、小学館文庫、2009年)- 書評集
『子供より古書が大事と思いたい』(青土社、1996年、増補版2008年、新版2019年、文春文庫、1999年)- 講談社エッセイ賞
『パサージュ論 熟読玩味』(青土社、1996年、新装版2004年)- ベンヤミン最後の論考を論じる
『パリ・世紀末パノラマ館』(角川春樹事務所、1996年、中公文庫、2000年)
『かの悪名高き 十九世紀パリ怪人伝』(筑摩書房、1997年、小学館文庫、2000年)
『明日は舞踏会』(作品社、1997年、中公文庫、2000年)
『愛書狂』(角川春樹事務所、1998年)- ゲスナー賞
『暇がないから読書ができる』(文藝春秋、1998年)- 読書案内
『空気げんこつ』(文春ネスコ、1998年、角川文庫、2001年)
『パリ五段活用 時間の迷宮都市を歩く』(中央公論社、1998年、中公文庫、2003年)
『上等舶来・ふらんすモノ語り』(文春ネスコ、1999年)

『クロワッサンとベレー帽 ふらんすモノ語り』(中公文庫、2007年)

『職業別パリ風俗』(白水社、1999年、新装版2012年、白水Uブックス、2020年)- 読売文学賞
『衝動買い日記』(中央公論新社 2000年、中公文庫、2004年)
『セーラー服とエッフェル塔』(文藝春秋 2000年、文春文庫、2004年)
『文学は別解で行こう』(白水社 2001年)- 初の文芸評論集
『人獣戯画の美術史』(ポーラ文化研究所、2001年)
『解説屋稼業』(晶文社 2001年)- 文庫「解説」集
『背中の黒猫』(文藝春秋 2001年)- エッセイ集
『破天荒に生きる』(PHP研究所 2002年)- 近代日本の起業家たちの伝記
『妖人白山伯』(講談社 2002年、講談社文庫 2009年)- 長編小説
『成功する読書日記』(文藝春秋 2002年)- 書評集
『フランス歳時記 生活風景12か月』(中公新書 2002年)
『オール・アバウト・セックス』(文藝春秋 2002年、文春文庫、2005年)
『勝つための論文の書き方』(文春新書 2003年)
『それでも古書を買いました』(白水社 2003年)
『関係者以外立ち読み禁止』(文藝春秋 2003年)

『乳房とサルトル』(光文社知恵の森文庫、2007年)

『平成ジャングル探検』(講談社 2003年、講談社文庫、2007年)
『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』(講談社現代新書 2003年)
『情念戦争』(集英社インターナショナル 2003年)

『ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争 1789-1815』(講談社学術文庫、2009年)

『社長のためのマキアヴェリズム』(中央公論新社 2003年、中公文庫、2006年)
『文学的パリガイド』(日本放送出版協会 2004年、中公文庫、2009年)
『怪帝ナポレオンIII世 第二帝政全史』(講談社 2004年、講談社学術文庫、2010年)
『モモレンジャー@秋葉原』(文藝春秋 2005年)
『悪女の人生相談』(講談社 2005年、講談社文庫、2008年)
『60戯画 世紀末パリ人物図鑑』(中公文庫 2005年)
『甦る昭和脇役名画館』(講談社 2005年)

『昭和怪優伝 帰ってきた昭和脇役名画館』(中公文庫、2013年)

『パリでひとりぼっち』(講談社、2006年)- 長編小説、主人公は20世紀初頭の「日本人留学生」
『パリの秘密』(中央公論新社、2006年、中公文庫 2010年)- 歴史エッセイ集
『悪党(ピカロ)が行く』(角川選書、2007年)
『ドーダの近代史』(朝日新聞出版、2007年)

『ドーダの人、西郷隆盛』(中公文庫、2018年)- 巻末対談片山杜秀

『鹿島茂の書評大全 〈和物篇〉』、『-〈洋物篇〉』(毎日新聞社、2007年)
『神田村通信』(清流出版、2007年)
『SとM』(幻冬舎新書、2008年)
『パリの異邦人』(中央公論新社、2008年、中公文庫(増補版)、2011年)- パリに滞在した作家たちの肖像
『モンマルトル風俗事典』(白水社、2009年)
『プロジェクト鹿鳴館!』(角川oneテーマ21、2009年)
『吉本隆明1968』(平凡社新書、2009年、平凡社ライブラリー、2017年) 
『パリの日本人』(新潮選書、2009年、中公文庫、2015年)- 文庫は「パリの昭和天皇」を増補
『パリ、娼婦の館』(角川学芸出版、2010年) 

『パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ』(角川ソフィア文庫、2013年)

『「ワル姫さま」の系譜学 フランス王室を彩った女たち』(講談社、2010年)
『パリが愛した娼婦』(角川学芸出版、2011年)

『パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ』(角川ソフィア文庫、2013年)

『渋沢栄一 I 算盤篇』、『II 論語篇』(文藝春秋、2011年/文春文庫(上・下)、2013年) 
『蕩尽王、パリをゆく 薩摩治郎八伝』(新潮選書、2011年)
『とは知らなんだ』(幻戯書房、2012年)
『幸福の条件 新道徳論』(潮出版社、2012年)
『「悪知恵」のすすめ ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓』(清流出版、2013年)
『悪の引用句辞典 マキアヴェリ、シェイクスピア、吉本隆明かく語りき』(中公新書、2013年)
『モンフォーコンの鼠』(文藝春秋、2014年)- メタフィクション
『進みながら強くなる——欲望道徳論』(集英社新書、2015年)
『アール・デコの挿絵本 ブックデザインの誕生』(東京美術、2015年)
『大読書日記』(青土社、2015年)
『フランス文学は役に立つ! 『赤と黒』から『異邦人』まで』(NHK出版、2016年)
『ドーダの人、小林秀雄』(朝日新聞出版、2016年7月)
『ドーダの人、森鴎外』(朝日新聞出版、2016年9月)
『悪知恵の逆襲 毒か?薬か? ラ・フォンテーヌの寓話』(清流出版、2016年11月)
『聖人366日事典』(東京堂出版、2016年12月)
『神田神保町書肆街考』(筑摩書房、2017年2月)
『太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者』(角川学芸出版、2017年2月)
『19世紀のパリ 時間旅行 失われた街を求めて』(青幻舎、2017年4月)- 図版解説
『失われたパリの復元 バルザックの時代の街を歩く』(新潮社、2017年4月)- 図版解説の大著
『エマニュエル・トッドで読み解く世界史の深層』(ベストセラーズ〈ベスト新書〉、2017年5月)
『最強の女——天才たちを虜にした5人の女神』(祥伝社、2017年10月)
『東京時間旅行』(作品社、2017年10月)- 図版解説
『悪の箴言(マクシム)』(祥伝社、2018年3月)
『カサノヴァ——人類史上最高にモテた男の物語』(キノブックス(上・下)、2018年3月)
『明治の革新者 ロマン的魂と商業』(ベスト新書、2018年7月)
『小林一三——日本が生んだ偉大なる経営イノベーター』(中央公論新社、2018年12月)
『「失われた時を求めて」の完読を求めて 「スワン家の方へ」精読』(PHP研究所、2019年8月)





『淀川長治自伝』上・下(中公文庫88/8) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月08日 11:44:53 No.795

 ☆☆
 〇松岡正剛の千夜千冊
 ぼくが高校生のころのいつだったか、テレビの人気番組「ローハイド」だか「ララミー牧場」だかの特別番組に、髪をポマードで撫でつけた淀川長治が外国の俳優たちとともに出ているのを初めて見て、なんとも嫌な気分になった。
 ポオからウォーホルまで、エマーソンからジャック・スミスまで、ぼくもアメリカ人の文化や技術にはいくらも感心するものがあったのだが、アメリカにならなんでも手をたたくというのは大嫌いなのである。
 とくに当時は「アメリカの現在」が嫌いだった。この黒縁めがねの男はその「アメリカ」を手放しでふりまく手合いだったのである。
 当時のNET、いまのテレビ朝日の「日曜映画劇場」の解説ぶりをときどき見ていても、およそなじめなかった。これが映画の解説かという気分だった。
 きっとろくな映画をやっていなかったか、ぼくが映画を見る目がなかったためだろう。エイゼンシュタイン、ルネ・クレマン、ルイ・マル、フェリーニ、ルイス・ブニュエル、ヴィスコンティ、ベルイマン、アントニオーニなどに傾倒していた当時のぼくとしては、とうてい淀川長治ではお寒かったのだ。

 ところが、しだいに“淀長節”に感心するようになっていた。
 たとえば場面のつかまえ方、役者のちょっとした仕草の見抜き方である。その口調にときどき引きこまれるようになってきた。
 これは芸談なんだとわかった。
 それがいつのことかわからないし、なぜそのような気になったかもわからない。
 そして、本書である。「キネマ旬報」に連載されていたときはまったく読まなかったが、あとで単行本になったとき、なんだか気になって読んだ。
 淀長の眼がホンモノであることが刻印できた。
 この人は「見る」ということを執念にして生きてきた人だったということがよくわかったのである。もうひとつは人間の業、もっと正確にいえば女の本来の感情を見抜いていた。
 しかも、そのような「見る思想」の大半というものを幼児にしてすでに萌芽させていた。そこが読ませた。

 淀長(敬称略)は明治42年に生まれている。中島敦や太宰治と同い歳である。映画関係なら山中貞雄、映画が好きだった連中でいえば、花田清輝や埴谷雄高と同年になる。活動写真が登場してから13年たっている。
 家は神戸西柳原の芸者の置屋。昼すぎには必ず三味線が鳴りだす家だった。遊び好きの父親は二号も三号もかこっていた。周辺のすべてが色っぽかった。
 おまけに、このおませな幼児は、異常に感受性が発達していた。おしゃぶりが歯にあたる感触のよしあしさえ憶えている。それだけではなく、店の衆がおぶってくれれば、その背中の感触のよしあしまでを感じた。膝の上にのせられれば、男の「前のもの」の感触すら過度なほどに感じていた。
 両親は子供に何でも見せたがった人だったらしい。子供のほうも芸者といつも遊んでいた。そして彼女らの言葉のはしばしで、はやくも「わいせつ」という感覚がどこにあるかを察知した。自伝の記述から察するに、あきらかにマザコンである。

 淀長は4歳のときに見た連続活劇『名金』をうっすら憶えている。
 しっかり記憶が鮮明なのは大正6年の8歳からだったという。本書には、それ以来の「記憶の中のフィルム」のことが驚くべき再生力で、ことこまかに記されている。最初はパティの連続活劇である(淀長はパテェと書かないでパティとアメリカふうに書いている)。それからは明けても暮れても活動写真を見つづけている。両親はこの少年にいくらでも小遣いをわたしたらしい。
 活動写真ばかりでなく、少年はサーカス、覗きからくり、菊人形、何であれ「見る」ことならすべてうけいれた。また熱中した。あまりに大人の世界を凝視しすぎた少年は、13歳ではすでに「死」を考えている。
 ちょうどそのころに、家が左前になっていく。母親が質屋通いをはじめ、姉が慣れない喫茶店をしはじめる。そんな没落環境を背に、少年は東京へ出て、溜池にあった映画世界社へフィルム冒険にひそむ可能性を確かめに行く。雑誌編集の見習いになったのだ。かたわら、童話雑誌に童謡を投稿してもいた。「赤い鳥」「金の船」の時代である。

 実は、本書の映画に関するくだくだしい記述は、つまらない。あれほど傾倒しているチャップリンについての文章も、ひとつも光るものがない。
 けれども、人間に関するちょっとした観察は、まことにおもしろい。そこがこの本の真骨頂になっている。なぜ、おもしろいのかというと、おそらくはその観察の眼に映画が生きている。それこそが淀長の「生きた映画」なのである。
 淀長が世間からはゲイであるとおもわれていることについても、本人が巧みな言いまわしで書いている。むろんほんとうのところはわからないが、本人の弁から憶測するに、彼は嫉妬深い女なのである。

 もうひとつ付け足しを書いておく。読みすすんでいって、最後にギャフンとしたことだ。
 淀長はこの長い自伝の最後の最後になって、多くの人から「淀長さんが見てきた映画のなかでベストテンを選ぶとするとどういうものか」と聞かれるが、とうてい10本など選べないといいながら、ついつい好きな映画を洩らしている。
 順番はない。
 それらは、チャップリンの『黄金狂時代』『巴里の女性』、シュトロハイムの『グリード』、キング・ヴィドアの『シナラ』、エイゼンシュタインの『ストライキ』、フォードの『駅馬車』、スタンバーグの『大いなる幻影』、ジョージ・シートンの『喝采』、マイケル・パウエルの『赤い靴』、デイヴィッド・リーンの『旅情』、ヴィスコンティの『ベニスに死す』『家族の肖像』、フェリーニの『82/1』『アマルコルド』などなのだ。
 つまりは、これらはぼくの好みと、「日曜洋画劇場」の淀長の解説なんか聞いていられないとおもっていた当時のぼくの好みと、実はほとんどぴったりあっていたのである! なんということだろう。
 人を侮ってはいけない。





『日本思想史』末木 文美士(岩波新書20/1) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月08日 11:31:02 No.794

 ☆☆☆☆
〇紀伊国屋書店より
 古代から今にいたるまで、日本人はそれぞれの課題に真剣に取り組み、生き方を模索してきた。その軌跡と厖大な集積が日本の思想史をかたちづくっているのだ。“王権”と“神仏”を二極とする構造と大きな流れとをつかみ、日本思想史の見取り図を大胆に描き出す。混迷する現代を見据え、未来のために紡がれる、唯一無二の通史。
目次

日本思想史をどう捉えるか
1 思想の形成(古代)~9世紀(日本思想の形成―飛鳥・奈良・平安初期)
2 定着する思想(中世)10~15世紀(儀礼化する王権と神仏―摂関・院政期;王権と神仏の新秩序―鎌倉期;中世文化の成熟―南北朝・室町期)
3 思想の多様化と変容(近世)16~19世紀(大変動と再編―戦国・安土桃山期;安定社会の構築―江戸初期;思想の一斉開花―江戸中期 ほか)
4 世界の中の日本(近代)19~20世紀(日本的近代の形成―明治期;戦争と思想―大正・昭和前期;平和の理想と幻想―昭和後期 ほか)

〇目次

日本思想史をどう捉えるか
1 思想の形成(古代)~9世紀(日本思想の形成―飛鳥・奈良・平安初期)
2 定着する思想(中世)10~15世紀(儀礼化する王権と神仏―摂関・院政期;王権と神仏の新秩序―鎌倉期;中世文化の成熟―南北朝・室町期)
3 思想の多様化と変容(近世)16~19世紀(大変動と再編―戦国・安土桃山期;安定社会の構築―江戸初期;思想の一斉開花―江戸中期 ほか)
4 世界の中の日本(近代)19~20世紀(日本的近代の形成―明治期;戦争と思想―大正・昭和前期;平和の理想と幻想―昭和後期 ほか





『居眠り磐音江戸双紙』佐伯泰英(双葉文庫08/2第2刷) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月04日 15:27:57 No.793

  ☆☆
〇地図で楽しむ「居眠り磐音江戸双紙」の世界 p10-17 

「居眠り磐音江戸双紙」シリーズの書名と巻数-書名の由来- p8-9 

絵と図で見る「居眠り磐音江戸双紙」の世界 p18-21 

跡継ぎ-「居眠り磐音江戸双紙」番外編 書き下ろし中編時代小説- p23-173 

「居眠り磐音江戸双紙」登場人物一覧 p175-191 

愛読者カードより 

江戸コラム「ようこそ『居眠り磐音江戸双紙』の世界へ」 p193-236 

居眠り磐音江戸双紙」創作の秘密-著者インタビュー- p237-258 

「居眠り磐音江戸双紙」名せりふ集 p259-292 

わが時代小説論-特別エッセイ- p293-312 





『振仮名の歴史』今野 真二(集英社新書09/7) 愉しい本棚 投稿日: 2020年06月03日 10:18:51 No.792

 ☆☆☆☆
〇本書は、日本語表現の最強かつ饒舌なサポーター・振仮名にスポットを当てた本邦初の解説書。『日本書紀』の読み下しから夏目漱石の直筆原稿、サザンオールスターズの歌詞、漫画のふきだしまで、縦横無尽に振仮名を分析する。
目次

第1章 振仮名とはなにか(サザンオールスターズの歌詞にみられる振仮名;現代の小説にみられる振仮名;コミックスにみられる振仮名;ルビ訳のいろいろ)
第2章 平安時代から室町時代までの振仮名―読みとしての振仮名(振仮名の起源;仮名(平仮名・片仮名)と振仮名
室町時代の仮名)
第3章 江戸期の振仮名―表現としての振仮名(読本の振仮名;江戸期に出版された辞書にみられる振仮名;江戸期の振仮名百花繚乱)
第4章 明治期の振仮名(新聞の振仮名;布告・布達の振仮名;翻訳小説の振仮名)

今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県鎌倉市生まれ。高知大学助教授を経て、清泉女子大学文学部教授。日本語学専攻。早稲田大学大学院博士課程後期退学。主な著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版・第30回金田一京助博士記念賞受賞)など





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