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スポーツ吹き矢体験会(尾張の会)の報告
尾張地区担当 佐藤陽子 投稿日:2024年10月20日 13:22 No.697
10月19日土曜日に小牧ふれあいセンターで尾張の会を開催しました。今回は、スポーツウェルネス吹き矢協会6名の方々のご協力のもと、吹き矢体験会を実施しました。あいにく雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、予定の12名全員の参加をいただきました。

昼食は落合さん行きつけのお寿司屋さんからの本格的な握りずしで、大変おいしくいただきました。

吹き矢は3人ずつ4組に分かれ、体験することとなりました。まず、名古屋障がい者スポーツ吹き矢協会会長の山藤さんのデモンストレーションと解説が行われました。その後、実施方法と動作の練習をして、1組目から5メートル先の的に向かって矢を5本を1ラウンドとして2ラウンド行い、次の組へと交代しました。初めての経験なのに、皆さん、小気味よい音を立てて矢を的に当ててました。他の体験会では、最初はうまく的に当たらないことが多いのにと、協会スタッフさんも大層驚いていました。
ひととおり、練習した後、2ラウンドでの合計点数の競い合いを行いました。的の中心から7点、5点、3点、1点、0点です。優勝は吉田さんで、準優勝が澤田さんでした。

吹き矢協会さんから6名も来ていただけたので、会場や的などの設営だけでなく、競技指導も全体はもちろん、各組一人ひとりへも行ってもらえたこともあり、会の進行もスムーズでした。協会側には障がい者の支部だけでなく、障がい者サポート担当部もあり、今回、サポート部長さんも指導に当たっていただけたこともあり、我々、障がい者の対応に手慣れた様子で、大変手厚い指導が受けれました。

参加した何人かは、矢を10本連続して吹いただけなのに、なんだか体がポカポカすると言って、結構、体を動かしているんだ、呼吸運動は大事だねと話していました。

最後に、吹き矢協会から「この競技は、健常者、障がい者の区別なく、同じルールで競える競技である。いろいろな市や町に支部や練習をしているところがあり、障がい者・一般と分かれてるわけでないので、興味がある人は近くの練習会などに参加してほしい」と締めくくられました。


体験会後は、まず大竹代表から、呼吸トレーニングとして注目をされている玩具の吹き戻しが会員に配られ、活用方法の説明がありました。次に、参加者から近況報告や耳より情報の提供を行ってもらいました。高齢化もあり、手足だけでなく、体の不調を訴える人の割合が年々増加しているようでした。何とかご自身で不調の軽減を図る努力をされている人も多く、さずがポリオ気質(真面目、努力家)だと思いました。また、浴室をリフォームされた時の手すりやバスタブに入り易くする用具の紹介もありました。吹き矢に興味を持たれ、練習会参加について前向きに考えているとの話もありました。

最後の最後に、施設のエレベーターがいっとき動かなくなってあわてましたが、まもなく復旧し、なんとか無事に会を終えることが出来ました。

来年も、また、元気でお会いしましょう。