こんにちは。よろしくお願い致します。 先生方の中で、斜指症の生徒さんをレッスンされたことのある先生はおられますか? (詳しくはネットで「斜指症」で検索戴ければと思います) 5の指の第一関節が生まれつき曲がっている子が今レッスンに来ており、とても弾きにくそうにしています。指先で弾くことが難しく、和音を深く弾いたり連続で押すのを痛がったりします。 斜指症の子どもさんへのレッスンの仕方や、大きくなったときにどうなるのか(手が大きくなることにより、弾きやすくなったりするのか?)、なにか情報をお持ちの方がおられましたら教えて頂きたいです。 よろしくお願い致します。 |
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クローバー先生 私も大寒先生と同じ意見です。長年レッスンをしていますといまならこういう病名、症状の名前が付いていたかもしれないなあというケースが過去にいくつかあります。その都度手探りで指導してきましたけれども。 その生徒さんには斜視指という診断を整形外科の先生から受けているのですから、先ずはその先生のご判断を仰ぐのがいいのでは。痛がるのはどこかに無理が強いられているのだと思います。無理のない奏法を探るの為には先ずは専門家の意見を伺うのがよろしいかと思います。 ただ、整形外科の先生も色々ですから、ピアノを弾くという行為を理解しているのか等、全てを鵜呑みには出来ないケースもあります。またその時はその時で保護者の方と話し合ってどうレッスンを進めていくのがお子さんにとって最適なのか、さらに他の専門家の意見を聞いてみるとか、やり方はあると思います。 |
私はこういう身体的な問題はちゃんと専門家の意見を仰ぐことにしています。ピアノの講師は医学的なことは学んでませんので、素人がどうこういう分野では無いと思っています。 例えば生徒が突き指をしたら何日か休めば弾けるとか痛みがなくなればいいとかではなく、整形外科を受診してもらって運動OK になってからレッスン再開しますと保護者の皆さんにもいっています。 というのも私自身、指に生まれつきの疾患があって、長年の無理が40代になって爆発しました。 クローバー先生の生徒さんが痛みを訴えているのならなおさら、ピアノを弾くのは可能なのか(ここでは手の状態もわこりませんし)、可能ならどういう運動はいいのかダメなのか、将来的にどうなのか、医学的にご意見をもらうのが先だと思います。 状態を保護者の方にお話しして、一度受診してもらうのはいかがでしょう。 クリニックにもよりますが、私は作業療法士の方と相談させていただく機会を持ったこともあります。 |
クローバー先生 小指が内側に曲がっている生徒さん、過去にもいましたし、今現在にも一人います。 それを斜指症と言うんですね。初めて知りました。 こういう指の生徒さんは、無理に立てようとすると小指側の手首が上がってしまったり、逆に他の指が正しく打鍵出来なくなってしまうので、若干伸ばし気味に、指先に拘らず、とにかく自然に指が動かせる位置で弾いてもらうようにしています。 見た目のフォームが気になりますが、苦痛にならない様に気をつけました。 過去の生徒さんはもう大人になって卒業しましたけど、ショパンやラフマニノフなども弾けるようになりましたよ。自分なりの弾きやすい方法を自分で見つけていった感じ…なんだと思います。 クローバー先生の生徒さんは痛がる様でしたら、どこか無理に弾いている部分があるのではないでしょうか? 曲がり具合によっては手術が必要な場合もあるようですね。 出来ないものがある場合は曲の内容を変えるというのも手かもしれません。 少しずつ楽に弾けるようになっていくと良いですね。 |