今日のピティナからの案内で、現時点で、生徒の演奏には著作権料は発生しない。先生の演奏には著作権料が発生するとありました。今後どう変わっていくのか変わらないのかわかりませんが、私の地元の恩師は1曲もしくは部分的に模範演奏をすることはない先生でした。数小節のパッセージの弾き方をちょこちょこ弾いてくれる程度でした。 音大の先生も自分のリサイタルを開くような方でしたが、普段は初見でぱらぱら弾く程度でしたので、多少のミスタッチもあり、演奏会の演奏とは程遠いものでした。それでも模範に値するピアノでしたし、日ごろ練習しているわけでもない曲を素敵に弾いてくださるので、練習していない曲をこんなに素敵に弾くなんてすごいと思っていつも尊敬していました。でもそんなミスタッチありの大雑把な指導にも著作権料が発生するのは理解に苦しみます。 こちらに質問をしても始まりませんが、この判決について感じるところをお互いに共有出来たらと思って書きました。よろしくお願いいたします。 音楽教室での演奏に関わる著作権について https://corporate.piano.or.jp/news/2023/01/entry_146.html?utm_source=mailnews&utm_medium=email&utm_campaign=20230113 |
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まとめてのお返事失礼いたします。 冬雨先生: コメントありがとうございました。お名前間違ってしまってすみません。削除して訂正させていただきました。 著作権は元々、CDや楽譜などを貸し借りされてコピーされてしまっては、本来作曲者に入るべき印税が入らないということで始まったと思うのですが、逆に演奏会やレッスンで聞き覚えることによって、CDや楽譜を買ってみたくなることもあると思うので、そこまで規制すると逆効果な気もします。演奏会やレッスンって作曲者にとっては良い宣伝な気がするんですけどね。 それにピアノのレッスンで曲を弾く場合、それでお金儲けをしようと思ってやっているわけではないので心外です。すばらしい模範演奏をする先生だよと評判がたって、そこのピアノ教室に生徒がわんさか押し寄せるという話も聞きませんけどね。 焼き芋先生: コメントありがとうございました。 カラオケの著作権を取り始めたときは、電話帳などを使って、全国のバー、スナック、カラオケ店を回ったので、そんなに無理なことではなかったようですが、ピアノ教室はそもそも電話帳に載せている先生が少ないのと、個人情報の観点から電話帳自体に載せる行為自体が減ってびっくりするほど薄くなりましたので、個人レベルは確かに難しいかもしれませんね。ホームページを持っている方は最初にターゲットにされるでしょう。扶養控除レベルで仕事をなさっている先生方は別の仕事をしたほうがいい時代が来るかもしれませんね。 多様化の時代なのだから、いろいろな働き方があっていいはずなのに、政府は主婦という人材を全て労働者に変えて生産性をアップしようとしているのでなんともはや... 「お母さんただいま~」と帰ると、暖かい家で、できたての手作り菓子を準備して迎えてくる親がいたことの有難いことよ。 先生は模範演奏をなさるタイプなんですね。私は自力で譜を読めるようになってほしいことと、勝手なイメージを植え付けない意味で模範演奏は、いつまでたっても曲が仕上がらないとき以外はわざとしていないです。模範演奏をすると、頭のいい子はすぐに自分のものにしてくれるので、「学ぶ」は「真似る」から派生しているんだなとよくわかります。でも曲の構成によって、オーソドックスな仕上げ方はあるので、ある程度力がつくまでは、模範演奏をしてあげるのもとても大事なことだと思います。先生が弾いてあげなくとも今時はyoutubeを見て譜読みの助けにしているようなので、いつまでたっても読譜力がつかなくて困ってしまいます。良かったり悪かったりです |
楽曲の守られる権利(要するに著作権)というのもあるだろうということを鑑みても、この判決はまったく腑に落ちませんね。 演奏会でチケット代を頂いて演奏するのと、レッスンの月謝とは目的が違います。後者は聴衆(生徒さん)魅了するためではないですよね。あくまで研究のためです。結果として生徒さんは先生の演奏に魅了されるかもしれませんが、演奏会とは全く別物です。 今後はどのように徴収するのかが論点になりそうですね。一律に何%とかするのはいくらなんでも乱暴です。講師の中には演奏の勉強をしてないのでまったく弾けない人も悲しいかないますし、そういう人からも取るんですかね。一律に取らない限り、特に個人教室から細かく徴収するのは不可能ではないでしょうか。 あと一点、JASRACに信用がないことも大きいですね。何百年も前の雅楽の曲に著作料を請求されたとかも聞きました。 私も最近、コンサートの楽曲使用を申請したのですが、待てど暮らせど著作料の振り込み用紙が来ない。サイトを見たら、届かない時は再度申請してください…と。返信用の切手代とかも再度こちら持ち。 一般の会社だと有り得ないですよね。 まず体制をきちんとして信用を得ることから始めてほしいです。 |