早速新スレッドに相談させて下さい。 書き込みも初めてです。 タイトル通りなのですが、先日80代後半の方がピアノを習いに体験に来られました。 ピアノ自体全く初めてです。80後半とはいえ、お若く見えてしっかりなさってます。 ただ、親指が大きく変形しており、はじめてドを弾いてもらおうとした時に気づき、 うまく鍵盤を押し下げることが出来なかったため、一本指で弾いてもらいました。 ただ、今後レッスンを進めるうえで、親指を使わずに(指使いを私が考えて)進めていかないといけないのかなと思うと、うまく出来るのか経験がないので不安です。 なかなかない例かと思いますが、何か良い案や経験談など参考になることがあれば教えていただければ有難いです。 |
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お返事ありがとうございます。 ひとつ前のレス、すみません。私が慣れない書き込みの為、うっかりミスをしてしまったようです。 その方がなぜピアノを習おうと思われたのか。まだ一回しかレッスンをしていないのでまだ様子はわかりませんが、一番の理由はお友達にすすめられて。だと思います。その他はじっとしてられるタイプではないらしく、何かやってみたいと思ってられたようなので、そのタイミングと合致したのかと。私の義母もボケ防止のためピアノを習っているので、その話をしたら頑張る!との事でした。よくお話もしてくださいましたし、しっかりなさっています。ミルカ先生のおっしゃる様に右手の親指の所を左手で弾いたりなど、枠にとらわれずに臨機応変に対応していけたらと思います。 小さな子供の初心者のレッスンとはまた違いますが、私も楽しんで少しでも満足感が得られるようなレッスンが出来るように頑張りたいと思います。 皆様色々アドバイス有難うございました! また何かありましたら、ぜひお知恵を貸して頂ければ有難いです! |
> ミルカ さんへ |
さくら先生おはようございます。 ご高齢の方のレッスンをすることはありますが、そのご年齢で初めてピアノに触れる方の経験はありません。丁度母の年齢に近い方だと思って色々想像を巡らせました。もうすでに先生方のアドバイスがありますからそれとは別のアプローチ方法を考えました。 その方に限らず、大人のピアノには人によって習う動機は様々ですよね。うちに来られた方も「子供が昔習っていてピアノが家にある。子供たちが巣立って寂しさを感じた時にふとピアノが目に入った。」「子供時代は戦争でピアノどころではなかった、ずっと習いたいと思っていた。」「ショパンに憧れがあっていつかショパンを弾くために。」「老後の楽しみにいいのではと自分はあまり興味ないが妻に背中を押されて来ました。」その方がそのご年齢でピアノを習われたいと思った動機は何なのでしょうか。○○を弾きたい、漠然とやりたい、リハビリの為、、、。 個人差がありますから何歳だとこうというのは通用しないと思いますが、もし今親指を使うのが難しいとして、初心者の譜面は単旋律から始まることが多いですから、例えば右手だけのフレーズなら右手の親指を使う所を取りあえず左手の人差し指に置き換えるというのもありだと思います。そしてそれとは別に親指で鍵盤を押す練習も気長にしていくとか、無理のない範囲で。理想の形ではなくても続けて行ったら親指で鍵盤を押すことが可能になるかもしれません。(例えば第一関節で音を出すことになっても。) 話題に出ている更年期の症状、私にはありませんが周りにちらほらいます。ピアノを弾き続けた上での障害以外に楽器とは関係なくそういう症状はあるようです。 高齢者の方も、例えば私の母はもう背骨が丸くなっていて、真っすぐにすることは出来ません。手も朝はこわばりがあって自分の手じゃないみたいと言います。それでも日常生活をこなしています。工夫してこなせることと、無理をしてはいけない境は実際にその人を見たりお医者様のアドバイスが判断の材料になると思います。その方を実際に見ていないので下手な事は言えませんが、今のその方の「ピアノを習おう」というお気持ちを大切にその方のピアノ人生が良いものになるといいなと心から願っています。 |
さくら先生 偶然見た記事にも、手指の痛みの症状は50代以上の女性に多いと書いてありました。 それによると、更年期障害の一つだそうです。 痛みやこわばりを放置しておくと、変形してしまい、高齢ころには変形したまま痛みはなくなるとのこと。 更年期の私は、なんだか他人事じゃないと思ってしまいました。 ピアノ講師であれば、無理して手を酷使しがちですよね。 今回、見方を変えれば自分や大人の生徒さんの誰にも、いずれやってくる症状だと知る機会になりました。 そして今後は、そうしたことも頭に置いて、身体を大切にお互いに長くピアノを続けていきたいですね。 |
お返事くださった皆様、貴重なご意見本当に有難うございます! 正直、あまり例のない生徒さんかと思ったので、お返事いただけないかも、、と思っていました。 それなのに、ぽん先生、風鈴先生、コモド先生、クラール先生と四人もの方から早速に御返事いただき本当に嬉しく感激してしまいました。 そうなんです、80後半でピアノを始めようと来てくださった事が本当に嬉しくて!何とかピアノを楽しんで続けて頂けるようにしたいと思っています。ただ、高齢だとただでさえ指が動きにくかったり、ままならないところに、親指を別な指に置き換える、、なんて更に難しいのでは・・?と思うと満足して頂けるような指導が出来るかどうか、不安になっていました。 でも、皆様の書き込みを読み、本当に勇気が出てきています!! ぽん先生、おっしゃる様に四本の指で運指を書き込むつもりです。また、私も今から新しい事をしようとされている姿に逆に勇気をもらっていますので、何とか良い方向に持っていけるよう努力したいです! 風鈴先生、そうですよね!良い勉強に私もなります。今まで70代の方までは教えたことがありますが、経験者でショパンやモーツァルトを弾けるレベルでした。このように全くドの場所から初めての方は経験がないので不安に思いましたが、生徒さんと楽な指を考えていけばよいですね!指を柔らかくする練習も参考になります! コモド先生、おっしゃる通りです。心から応援したいです。ピアノに触れたりお話したりで少しでもその方に充実した時間を持って頂けるよう頑張ります! クラール先生、大変興味深く何度も読み返させて頂きました。閉経すると楽にはなっても色々と不調が出てくるのですね。その生徒さんはまだ一回しかレッスンしてませんので、病名があるのかどうかもわかりません。その時は聞いてよいのかもわからなくて、私からも聞きませんでした。弱いタッチでOK、指くぐりの事も頭に止めておきます。大変参考になります。 皆様、本当に有難うございました! 先生方の書き込みを読み、本当に心から勇気が出てきています。 書き込んでよかったです!! |
おはようございます。 ピアノ教師ですが、毎日1~2時間練習というか指慣らししています。閉経するとがたがたと老化が進みます。いつだったか、若くして閉経した方、生理がなくて楽と言っていましたが、臓器の老化も加速度的に進んで検査の数値が明らかに悪くなってきますので即病院へ。 話が脱線しましたが、手も硬くなりこわばるようになります。朝起きがけなどは自分の手ではない感じです。現在、5段階で言えばレベル2の「母指CM関節症」で、寝るときや手を使わないときはギブスをして、少しでもピアノを弾ける寿命を延ばそうとしています。 症状は親指第2関節?(親指つけ根)がピアノを弾くと痛いです。1-4の指くぐりも痛いです。他の指と違って親指だけ構造が違いますよね。その構造だと力学的にピアノを弾く下への動きは不自然だそうです。進むと変形が激しくなるそうです。別にピアノでなくても手先をよく使う人がなるものだそうです。 今80代というと、痛くともじっと我慢なさる方が多い世代ですよね。病院の先生も、我慢強いから症状がかなりひどくなってからじゃないと来院しない方が多いとのことで、その方ももしかしたら初期の症状かもしれません。別に名前がつく病名でなくとも、閉経女子は体中硬くなるので、毎日お風呂に入ったときの手のストレッチは大切です。先生の生徒さんの場合は、やはり痛くない指に替えたり、弱いタッチでもOKにするといいのではないかと思います。1-3の指くぐりが痛かったら1-2を数多くする方がまだ楽です。 |
さくら先生 80代後半で何かにチャレンジする姿勢、見習いたいです。 以前、左親指の発達不全の生徒さんをレッスンしていました。指使いを書き換えたり、親指を使わない和声に変えたり、右手で補ったりしていました。 あと80代のおばあちゃまを教えていた時は、やはり関節が硬く、日によってまったく動かない日もあったりして、これは少しでも動くように弾かせて良いのか、弾くのはNGなのからお医者様に聞いてきてくださいとお願いしました。 失礼ながらそのお歳でピアノが初めてだと、大曲を弾くとかプロ並みに弾きたいとか言うことではないと思うので、書き換えることも構えなくて良いと思いますよ。 レッスンに通ってらして、先生とお話しして、ピアノに触れて、気持ちが充実することがその方にとって大切かもしれませんね。応援したいですね。 |