いつもお世話になっております。 今日は先生方に相談させてください。 小学生1年生から習いに来てくれている 中学1生の生徒さんの事です。 よくある話ですが中学生になって運動部に入部した事と 元々テキパキできる性格ではなくのんびりしていて 練習も少なめです。 それでも成長に伴い上達はしてきてやっと楽しめる 段階に来ました。 ところが上記の理由で忙しくて練習する時間が以前に増しても 減った上、自分に甘くてテキパキできない性格なので 親御さんがイライラするみたいで事あるごとに 辞めさせる!とおどされるらしいです。 ある程度のレベルまで来ているので 「練習できなくても来てくれたとき一緒に練習しよう」と 本人には話しているんいですが お母様が専業主婦でずっと家にいて練習しないのはバレるから 追い立てられるというのです(⌒-⌒; ) 実は小学生の頃からお母様は私に対しても いつ上のグレード受けれますか?と 月に1回から2ヶ月に1回ほど聞いてきます。 のんびりやっているので中々レパートリーも増えずで サクサクグレードは受験できません。 お母様としては多分小学生の間に6級まで合格させて辞めさせるつもり だったようです。 ですので生徒さんだけではなく私も追い立てられて しかしここで練習が足りないとかまだまだ受験できないとか マイナスなことを言うと即辞めさせられることがわかっていて 受験曲だけ揃えて毎回ギリギリで受けさせています。 正直手放してしまっても良いのかな?と葛藤もありますが 生徒さんは本当に可愛くて毎回楽しい、辞めたくないと言うので どのように対処したら良いのか悩んでいます。 先生方もご経験があるパターンかと思いますので ぜひどのような対策をしたか教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。 |
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いろいろな方法を試して出した私の結論は良い意味での「放置」です。 お母様はきちんとしていて合理的な方なのだと思います。一定期間習わせてみて、希望レベルまで達する、もしくは芽が出なかったと判断した時点で辞めて他の可能性を探すタイプなのでしょう。 基本親と連絡を密にとって二人三脚で生徒を育てる姿勢をとっている自分ですが、あまり密になり過ぎて辞められたことがあります。家庭での協力を求めすぎてうっとうしがられたのだと思っています。 逆にお母様が看護師で祖父母を巻き込んで子どもを通わせていた時は、夜勤後で連絡がとれず、かと言って祖父母が決定権を持っているわけもなく、疎遠過ぎて私の考えも伝えることができないまま辞められたこともありました。 収入は関係なく、どの子も可能なら最低高校2年位までは続けてもらいたいと思っています。地元の大学に通うなら更に社会人になるまで続けてもらいたいとも思います。音大に通わなくとも音大に行った位力をつける生徒もいますよね? 幼少時から長い期間打ち込むものがあるのは、人生強い力になると思っているからです。でも「そりゃあ先生は収入が減るもの、一人でも多く教えたいに決まっているじゃない?」などという話が聞こえてくると落ち込みます。夫の収入だけでは足りなくて必死こいて働いているように見られているのかと思ったり。そういう理由で生徒達を足止めしたくはありません。それはどの先生も同じだと思います。そこらへんを誤解のないようにしたいのですが、こじれることもありそうなときは黙っていたほうがうまく最後まで続けられることも多い気がします。全力で頑張るのも大切ですが、80年代文武両道を厳しく指導されて育った親たちは子どもたちに文武両道は求めなくなった気がします。よほどしんどかったのかもと推測しています。 先生の生徒さんのように、細々でも楽しくゆっくり進むのもあっていいと思います。あまりあからさまに子供の味方になると親は切れることもありますから、中立的立場をとりつつ今のままサポートに回るのが良いのでは?と思います。 |
私も同じようなことが過去ありました。 私の場合はとってものんびりした温和な男子で、いつもニコニコ、性格も本当に可愛らしい子でした。ピアノ楽しい、レッスン大好き、毎日でも来たいと言ってくれるような子でした。 ところがお母様は頭の回転の早い方で(海外の有名大学を出ています)、その子のペースにいらいらしているようで、なんであなたはパッと音が読めないの?信じられない!という態度でいつも接していて、おうちでの練習もぴったりつきっきりで2時間(初級の時もです)、できないとご飯も食べさせない感じでした。 私を立ててくれていて、レッスンで(頑なに立会希望でした)アドバイスしたことは絶対守らせるので、基礎はかなりしっかりできて、タッチも完璧、小学生にしてはかなりいい音で弾いていました。 中学生くらいになったらノクターンなどをキラキラした音で弾けるようになるのを楽しみにしていましたが、ついに生徒の方が潰れました。レッスンは続けたいけどもう家のピアノの椅子に座るのも嫌だ!と。 お母様には何度もその子の良い点を挙げて、今はのんびりしているけど後にきっと素敵になるので楽しみに見守ってほしいとお伝えしましたが、どうしても口を出してしまうのは直りませんでした。これは私にはどうしようもありません。 中学受験をするということで辞めていかれましたが、その子が親の手を離れた時、楽しかった時間をきっと思い出してくれるんじゃないかと願ってやみません。 ごめんなさい。参考にならないかもしれませんが、私も同じようなことがあったということだけ書かせていただきました。 |