再度どうしても書き込みたく、今回は匿名先生のスレに続けてレスさせて頂きました。 偶然にも、「リストのラ・カンパネラ弾きたい!」というバイエル程度の子が。 親も言い出したら聞く耳を持たない人で、同じ音が続くから弾けると思う、だそうです。 これから辿るであろう経過を思うと、ストレスで吐きそうになりました。 どなたか書かれていらっしゃいましたが、今の人はコツコツと積み上げて積み上げて、その先に得られる喜びなんかよりも、秒で手に入るものに価値を感じるのでしょう。 私は幼児から50年以上ピアノをやってききましたが、それでもまだ毎日コツコツ演奏の勉強をしています。 このように積み上げた努力の先にある喜びを教えてくれた恩師や親に感謝していますが、それを今の人たちにわかって頂くことはもうやめました。 ですが伝えるだけは、します。明日! |
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観客として様 ステージ上でレッスンのようになってしまう…それは当事者じゃなくても聴いていて心が痛いですね。 おっしゃるようにその大失敗が退会だけでなく、その子のトラウマになって大きな影響を与えることがわかっているので、そうならないためにお伝えしているんですけど、なかなか伝わらない方が一定数いるのが現状ですね。 他の生徒さんやお客様は事情を何も知らずに聴くわけですから、「なんでこの先生はこんな曲を与えたんだろう?指導力ないのかしら?」という印象を持たれるのも正直困ります。 もしどうしても弾きたい曲があったら、「この曲、憧れなんですが、どういう練習をどのくらい積んだら可能になりますか」と、発表会の選曲じゃない時に先生側に相談してほしいです。憧れの曲を持つこと自体は悪いことではないので。 |
先日、ちょうどとある発表会に行き、この掲示板のことを思い出しました。 明らかに技術と見合ってない選曲で、つっかえつっかえの演奏。譜めくり担当の先生が途中から色々と教え出して、まるでレッスンしているかのような状態。 聴いているこちらまで胃がキリキリしました。 なんでもっと周りが安心して聴いていられる曲を選ばなかったんだろうと終始疑問だったのと、自分だったらもう2度とステージに立ちたくない、立つのが怖いと思ってしまうだろうなぁと感じました。 無理難題を言う親御さんは一度大きな失敗をしなければ先生方の言っている意味がわからないのでしょうね。 無理な曲を選ぶことを止めてあげるのは先生の愛情なのに、それがわからないのでしょうね。 |
本当に先生 いえいえ。同じ題名にしてくださったのでみなさんわかると思います。 楽譜を見て諦めてくれて、まずはよかったですね。 (圧)に笑いましたが、ホント圧をかけないと伝わらないですよね。 私の場合は楽譜を持ってきて言われたので、「それ見て発表会までに弾けると思ってる?」と聞いたら黙ってしまいました。弾けないとわかっていてもBちゃんに負けたくないという気持ちの方が大きかった、親も負けるなという…。Bちゃんへのライバル心があると知らなかったとはいえ、結果的にAちゃんを導けなかったのが残念です。 そう言った場合に自分のお子さんがどういう状態でどういう方向に行くべきか、おうちの方は冷静に見つめていただきたいです。 本当に先生、この先の選曲が難しいかもしれませんが、ご納得いただけるといいですね。 |
今回は匿名先生、かえってややこしくなってしまい申し訳ありませんでした。 15件でいっぱいになり新しく書き込みさせて頂くにあたって、読んだ方がどなたのスレッドかわかるように書くべきでした。 さて、LINEで無理難題を言われて翌日、ラ.カンパネラ原典版をお見せした上で、どうでしょう?とお尋ね(圧)しました。 母「先生、どこまでがラ.カンパネラなんですか?」私「終わりまで全部です。」 しばらく沈黙のあと、やっぱり他のもっといい曲でうちの子が弾ける(私が始めに提案した以外)のにしたいと言われました。 これからまだ交渉しなければなりません… まるで社長の決裁を仰ぐプレゼンか商談をしているみたいでした。 嫌ですね。 風鈴先生 ラ.カンパネラ、私も久しぶりに思い出して弾いてみましたが、9頁半過ぎから脳が疲れてきました。 先日は、やってみたい!と言ったら弾けるような曲ではない!ということが、とりあえず理解して頂けたのですが、先が思いやられます。 おかげで、この2~3日でこの親子さんのことは半ば諦めがつきました。 ラ.カンパネラでは、何と言われようと譲歩の余地がないのですから、話し合いの結果、あるいは発表会の後、それなら辞めますと言われてももういいです。 クラスの子から拍手されたいなら、なぜタラタラ練習不足でこれまできたのでしょうね。 話にならないですね。 Gbaerts先生 先生も同じようなことがおありだったのですね。 こんなふうに無理難題に対応するたび、時代は変わったと痛切に感じます。 幻想即興曲も、やりたいと言って数小節で挫折…いましたよ。 先日は、あのクラスの曲は、幼稚園から毎日2時間練習とかそのくらいの努力を重ねてきた子なら耐えて弾けますね。と、くどくど言う前に、楽譜を見てお母様が青ざめました。 が、じゃあ何の曲に?となり、まだまだ持ち越しです。 |
Gobaerts先生 すみません。もともとスレ立てしたのは私ですのでどうしようかなと思ったのですが、本当に先生へのレスに横からですが参加させてくださいね。 幻想即興曲ですか。これも人気がありますね。 よく「有名な曲を弾きたい」という希望も多いですね。そりゃあ講師だって弾きたい曲を弾かせてあげたいですよね。でも意地悪で言ってるんじゃないですよね。 先生は体調を崩されたとのこと。クレームによってはそうなりますよね。わかります。 私の場合は面と向かってのクレームは無く、辞めるという選択だったので体調を崩す前に開いた口がしばらく閉じませんでした。(すみません。経緯は遡っていただけると助かります) 理由を聞いてみて、もし難曲を失敗覚悟でやらせていたらBちゃんとの差がはっきりしすぎて結局退会になるのは明らかですので、早めに退会して良かったのかもしれません。本当はもともと弾くはずだった曲をきっちり弾いてお互い讃えあうのがベストだったんですが。 |
アラルガンド先生 大きく頷きながら読ませていただきました。 先生主導の教室、まさにそうです。主導は主導でも良い意味ではなくて、生徒の個性とか理解力に関係なく自分のやりたいようにやるって感じです。 ブラックな言葉で申し訳ないのですが、「音楽を学ぼうとする大切な子供達に何してくれたんだ!」と同業者として情けなく思ったこともありました。すみません、お口が悪くて。歯止めが効かなくなりそうなのでこの辺でやめます。 それでも割と早い段階で移ってきた子はまだ修正が効いて、大半は長く続けてくれています。受験中も休まず来てくれてピアノを弾くと心が落ち着きますといってくれた時はちょっとほろっとしちゃいました。 Aちゃんはその教室の閉講までいたためか、おうちの考え方がうちの教室に合わなかったのか、私の力不足か。 ともあれ過ぎてしまったことはもう私の中では線を引かせてもらいたいと思います。 風鈴先生 同級生がどのくらい弾くかは気にする方が多いですね。 私が子供の頃、ライバルというか切磋琢磨してきた親友がいたのですが、その子が素晴らしい演奏をしたことがありました。その時、子供心に悔しくなってその子のミスのことを私の親に言ったら、 「他の人の演奏を認めれる心がない人は、自分の演奏も認めてもらえないよ」と一蹴されました。とても恥ずかしいと思いました。 今、発表会が終わると○ちゃんはどこをミスしてたという感想を聞くことがあります。親御さんも否定的な感想しか言わない方もいます。 音楽は勝ち負けではないことを学んで欲しいですね。 |
本当に先生 こんにちは。 私も先生の様な経験がありました。 バイエルか良くてブルクミュラーレベルだけど、 E判定の難曲を弾きたい・・・ 憧れるのは分かりますが、うーん寝食の時間を削らないと無理かな。 結局、保護者とも合わずにクレームが。 しばらく体調が悪かったです。 今は背伸びもさせず、楽しくなる曲を選んでいます。 演奏するのは生徒さんなので、お母様の案の曲で無理だったら、「無理です」と言ってしまいます。 それか、原典版を渡して「来週までに譜読みできたら、レッスンしようか」 と・・・ 確かバイエルって♯4つ♭2つまででしたよね。 そーねー出来るかしら・・・ 「幻想即興曲」 |
> 本当に先生 おはようございます。本当に困ったものですね!ラ・カンパネラがどれだけ難しい曲か分かって欲しいです。私の生徒もそうでした。物事には順序が有りますのに、たまに分からない親子さんがいると、どっと疲れます。 バイエルレベルでラ・カンパネラを弾きたいって、昔はそう言う親子さんは相手にしない先生多かったし、また、そう言う事言う親子さんもいなかったです。やはり、電子ピアノの普及で、いろんなタイプの方々がピアノを身近に感じて、簡単に手に入るから簡単に上達すると勘違いするんですね! いろんな方々がピアノを身近に感じてくれるのは有り難いですが、我々ピアノ講師の考えと指導をもっと尊重して欲しいです。 難曲を弾くのには、どれだけの練習量がいるか分からない生徒や親御さんには、最近は、ハッキリ言います。無理して発表会でつまづくよりも、1段高めの曲を頑張って弾けた方が喜びは大きいですよ!と。 本当に疲れます!愚痴になりますが、習い事たくさん習うのはいいんですが、時間がない生徒さんには、私もちゃんと考えて曲を選ぶのですが、親御さんは娘は習字やそろばんが大好きで、先生にも褒められる!と。 ピアノだけに時間はかけられない! は?いったい何が仰っりたいか分からなかったんですが、後で分かったんですが同じクラスの生徒さんが、上手に弾いて拍手喝采だった事が面白くなかったんです。 私も教室開いて41年経ちまして、今年から年金も貰えるので、言葉悪いですが、あまりに勝手な事言う親子さんは相手にしない事にしました。 本当に先生も、身体気をつけて下さいね!ご健闘祈っています。 |
少し話を変えられたと言う書き込みなのですが 最初に私が書いた例に中の一つにそっくりで驚いています。 △教室から数人変わってきた一人でしたが 弾けそうにないリストの曲をゴリ押しされたがベトソナで比較的 弾けそうなのを薦めたところ云々の生徒さんです。 発表会直後退会、1年続きませんでした。 △教室から変わってきた子は皆、派手な事は好きでコンクールの課題などは 頑張るが普段の練習の簡単な曲は指使いは無茶苦茶、譜読みもいい加減で 基礎力がなく、弾き方だけはピアニストみたいに派手でした。 そして共通しているのは長い子で2年間、早い子でリストの子みたいに1年 経たずにやめます。 コミュニケーションも取りにくい。私が思うに先生主導の コンクール中心のレッスンだったと感じます。 リストの子も親も、〇〇ちゃんと同等の曲をと 言ってきましたが〇〇ちゃんとは親子でものすごく仲良しで その子の紹介で教室を移ってきたのです。 何が言いたいのかと言うと、その一年未満で辞めた子の事が あってから私もコンクールに対する意識を変えました。 (ここでは詳しく書きませんが) そして、やはり前と同じ結論ですが 一定数はそう言った事は起こってくるので そう言った理由でピアノを辞めてしまうのはもったいない。 勝ち負けではないと言う事を理解していただくように していきたいと思います。 他所から変わってきた子は長続きしない事が 多いです。(引っ越し以外の理由) 今まで短いスパンで辞めた子は今思い出しても 他所から変わってきた子ばかり。 色んな教室があり、特色も様々。 最初に選ぶ教室がいかに大事かを感じさせられますね。 |
その後、Aちゃんの最後のレッスンがありました。 憧れだった曲を途中まででいいのできちんと弾くことと、ショパンのエチュードレベルの曲のさわりのところだけ(単音メインで弾けそうなところ)だけをレッスンしました。これで少しは満足してくれるかなぁと思いながらですが。 同時に理由を詳しく聞いてみました。(内容は特定されないように、趣旨がずれない程度に少しだけ変えてあります) すると、同級生で仲良しのBちゃん(同じくレッスンに来ています)という子がいるのですが、先日お家で遊んだ時に「私これ弾くんだよー」とBちゃんのピアノを聴いたところ、とても上手で負けたと思った、自分よりうまくなるのが許せないと思ったとのこと。親もこのままだと負けるだろうからやめれば?と言ったと。親同士も仲がよいのですが、実はライバル心がメラメラしてたみたいです。Bちゃんの親御さんはたぶんライバル心は無いと思います。Aちゃん側だけです。 だからBちゃんが弾けないような曲を親も一緒に探して持ってきたところ、私が却下したから、言葉は悪いですが逃げたということらしいです。 みなさま、どう思われます? 逃げることは方法として有効になることもあるかもしれませんが、その前にほかにやるべきことはあるはずです。特に子供には逃げることをまず学んで欲しくなかったです。この先、この子はどうなるんだろうと不安に思いましたが、女子はこのあたり複雑なんでしょうか。 Bちゃんは普段の練習量ははっきり言って少なめですが、基礎がしっかりできていて譜読みはばっちりなので発表会の練習のように張り切る時は1人でサクサクと進められる。発表会の曲も早々に譜読み完了。一方、Aちゃんはやっと基礎らしき土台ができつつあってまだ譜読みも一緒にやらないといけない部分がある。でもAちゃんも伸びてきているから、当日までにはBちゃんとともにどちらもいい演奏になると思っていました。Aちゃんが自信を失くすのは時期早尚です。それもアドバイスしたのですが届きませんでした。 Aちゃんが前に通っていた教室から何人もうちに移ってきたのですが、みんなピアノが好きでなくなっていることと基礎力が全然無いことは共通しています。まずその2つを改善したいと尽力して参りましたが、それには一定の時間が要ります。残念ながらAちゃんは親御さん共々その時間を待てなかったということだと思います。 基礎って大事だなと改めて思い知らされました。 |