あまり深い悩みではなくて恐縮です。 発表会の定番曲、ギロックのガラスのくつを弾く幼児ちゃんがいます。ここ数年、ちょっと避けていたので私的には久しぶりです。 最後の部分の難関も無事に弾けるようになったのに、何か浮かない顔をしまして。何かと思ったら 「先生、シンデレラはね、階段を下る時にガラスの靴を落としていくのね。なんでこの曲は最後階段を上がってるの?」と。 たしかにその部分「シンデレラは走り去る時くつをおとしました」って書いてあります。 ピアノの鍵盤の右方向に行くことを「音の階段を上がる」と教えていたので、幼児ちゃんの中に矛盾が…^^; このシンデレラさんは階段登っちゃったのかなぁ??なんてお返事しましたが、みなさんならどう答えます?? |
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コモド先生 そんなんで良ければ、どうぞ、どうぞ(。•̀ᴗ-)✧ 最後のフォルテは馬車の扉を閉める音、なるほどです。 色々考えると面白いてすね。 最後の2小節は、私も「良かった〜!」とホッとしている所だと思いましたよ。 シンデレラはギリギリ間に合ったはずです。 12時過ぎたらシンデレラは元の姿に戻ってしまいますからね。(^^) |
お返事ありがとうございます。 みなさまのレスを読んで、私って曲の解釈が浅いんだなぁとつくづく思いました。この部分は左右の連携がうまく取れること、最後から5小節目のスタッカートがきちんとできるか等々に目が行ってました。だから突然の質問に陳腐な答えしか出せず…。反省です。 こうのとり先生 大人気すぎて、毎年誰かが弾く感じだったので、ちょっと距離を置いていたのでした^^; でもたまに弾かせてみると可愛らしくて、適度にテクニックも要るし、発表会の定番になるのはわかります。 階段の上下というより、遠ざかる感じですね。なるほど。 一講師先生 音階を逆に弾いてみて聴き比べる!これはいいですね! 今、弾いてみたら違和感が…^^; ちょっと、あらあら、残念、みたいな感じもしますね、 今度のレッスンでやってみよう。 気持ちの高ぶり表している…なるほど。 本番に舞台袖で聴いていても、最後のここは最もハラハラしちゃいますよね^^; 最後のCが出れば終わりよければ…ですかね。 アザレア先生 先生の説明、わかりやすいです。パクらせてくださいm(_ _)m 最後のスタッカートが混じるところは馬車に乗り込む感じで、フォルテはバタンと馬車のドアを閉めるんですかね?で、最終2小節のm pで、間に合ってよかったーみたいな??(シンデレラは12時にまにあったんでしたっけ??) こういうの考えるの、なんか楽しいです^_^ |
ピアノ講師です。 私もこの曲を教えながら、同じ疑問を抱きながら教えていた(生徒さんにうまく説明できず…でした)ので、コメントを読んで「必死な感じ、焦っている感じ」っていうのが、1つのイメージとして腑に落ちました。 やっぱり「想像してみる」っていうのが大事なのですね。 |
コモド先生 幼児ちゃん、可愛い疑問ですね。 私も最初はこうのとり先生と同じく、今いるところから遠くに走って行くイメージと思っていましたが、最後、フォルテなんですよね…。 何かイメージ違うなと思ってギロックさんに聞いてみたい気分です。 私なりに考えた答えです。 「シンデレラさんは12時までにお城を出なくちゃいけなくて、きっと焦ってたんだよ。慌てると、どうしよ、どうしよって気持ちが焦るでしょ。その気持ちを表しているんじゃないかな。手は上がってるけど、階段は下ってたと思うよ〜。」 階段を走る様子ではなくて、気持ちが高ぶる様子を表している気がします。 |
コモド先生 わあお!その質問をされたことがありませんでした! 鋭い幼児ちゃんですね~。 私はいつも「シンデレラが時間に間に合うように必死に走っている場面よ。」と説明していました。そして「最後のCの音の瞬間靴が脱げちゃう。」と話していました。必死な感じ、と言うかなあ。そうですね、「ここどんな感じがする?」と質問して一緒に考えてしまうかな。その部分の音階を逆に弾いてみて「これだと階段をすんなりすらすら余裕で降りてくる感じになっちゃうかな?」とか? その最後の場面、練習でもリハーサルでもとても上手に弾けていた生徒ちゃんが、本番でころんでころんで凄いことになって、でも最後はちゃんとCまで辿り着いて無事に和音で終えたことがありました。でもご家族も本人も演奏後ニコニコで、「シンデレラの必死な気持ちがとてもよく表現出来ていたわ~。」とみんなで笑い合ったことがあります。 |