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数年前の話しですが、当時30代後半の主婦の方。約5年位通っていらしてくださいましたが、ある日ビックリした事言われました。レベルアップしたので、○円来月かお月謝アップさせて頂きます、と言った瞬間バス代かけて来ていて、月謝もアップするとしたら、ピアノが楽しくなくなります、と言われたので、では地元のバス代かからない教室に行かれたらいかがですか?とお勧めしました。 その方は月3回コースで、バス代は確かに1月1200円かかってました。 大人ならバス代の事は言わないで、嘘も方便で適当な理由で他教室に移って欲しかったです。 決してその方の家庭は貧しい家庭ではなかったんです。 後味悪かったです。 |
大きいピアノ教室に勤めていた数年前(コロナ前)、私も仰天したことがありました。 当時小学校低学年だった生徒(A君)の、発表会でのできごとです。会が終わり、記念撮影や先生へのご挨拶等も一通り終わり、生徒のみなさんが帰り始めた頃、A君一家がお教室代表の先生のもとへ何やら話しに…。 (A君ははじめ私の生徒でしたが、曜日変更に伴い別の先生担当となっていました。習いたての頃から、一筋縄ではいかないタイプの母親、と嫌だったので、別日に移動の話が出た際、引継ぎの先生には申し訳ないですが正直ホッとしていました。) 私たち講師は片付けながらなんの話だろうと気にしていると、 「A君の演奏の間、どこかの赤ちゃんの泣く声があったので、もう一度演奏させて、録画も撮り直してほしい」 とのことでした。お教室では発表会の様子をプロのカメラマンが撮影し、DVDで毎年配布していたのですが、自分の息子にもう一度演奏させ、またカメラも回させろという話でした。 小さな子供たちの発表会です。下の子を連れてきて多少泣き出すことすら仕方がないとは思えない心の持ち主のようで、大変呆れました。袖や客席で聴いている講師陣の誰かが、「大泣きした子がいたね、今弾いた子はちょっと可哀想だったかな」とでも言ったならまだしも、私たちは誰一人として赤ちゃんの泣き声には気づいていませんでした。 代表の先生もこれ以上のトラブルは避けたいと思ったのか、A君にもう一度(もう誰もいないホールで)演奏とカメラマンによる録画をさせていました…。ちなみにA君、暗譜がどうにかというレベルです。 レッスンで前の生徒が少し長引いただけで、私に挨拶もせず睨み付けてきたA君の母親、いつもきちんとした身なりで一見良識ある人に思えるのですが、人は見かけによらないものですね。ここの家にも小さい子はいるのに。 代表の先生に言いに行っている間、そばにはA君の父親や中高生くらいの姉たちもいたのですが、誰も止めに入らず…、こうすることが当たり前と思っているのだとしたら、A君も姉たちもこのまま大人になったら恐ろしい、関わりたくないとすら感じました。 私はこの手の母親には(私の方がまだかなり若いですが)冷ややかにあしらい、辞めてもらっても結構という姿勢でいますが、生徒からの理不尽な要求も受け入れるタイプの優しい先生だと、なんとなく親もつけ上がってくるような気もします…。 その後間も無く私はこのお教室を退職しましたが、「間違えたからもう一度弾かせてほしい」、今にそんな親も出てくるのではないかと感じてしまいました。 |
お金を払っているからサービスを受けるのは当たり前と思われてる新常識に、そういうことかと妙な納得をしてしまいました。 だからといって、要介護者、学校の児童や園児、ピアノの生徒を商品のように扱っていいかと言うと、それは非難されますよね。そこにはやっぱり愛情や気持ちが求められますよね。それを求めておいて、自分はその新常識を通すのは単なる自分勝手ですね。 一方、講師側にも仰天すること行為をする方はいます。 私の友人は発表会で生徒名前の漢字を把握してなくて毎年誰かの名前を間違えたり、選曲も同じ生徒に2年連続で同じ曲をあげたりしています。見ていてヒヤヒヤしますが、それでも愛情があるので生徒からは人気です。 他に酷い方法で有望な生徒をうちの教室から引き抜いた先生もいます。訴えてもいいレベルです。 自分がどうしたいかではなく、これをしたら相手がどう思うかということが後回しなこの頃がとても残念です。 |
保育園に預ける親たちを、他人に預けるなんてそんな無責任なこと考えられないと世間話をしているのを聞いて育ちました。そして女性たちの生活も変わり始めた今、「保育園に預けるのいいわよ~。なんでも躾けてくれるから何にもしなくていいの。楽だわあ。」と一部で聞くようになりました。 また、介護の人を頼むのでも、「お金を払うのは自分だもの。自分の思い通りにしてもらわないと」と言っているのをよく聞くようになりました。自分より上の世代ですらそうなのですから、もっとその感覚は浸透しているようです。 また、お金を払って仕事をしてもらっている場合、お金を受け取る側が仕事をこなすのは当然のことだから、それに対しては礼を言わないというのも聞かれるようになりました。非常に新しい感覚な気がします。私にとっては十分に仰天すぎる感覚です。 |
皆様の書き込みを拝見して、「うんうん、昔からそういう方いるなあ」という事柄と、現代のピアノ事情というか、ピアノを習わせたい保護者の方たちの思いや考え方が明らかに昔とは違ってきているということの2つを感じています。 後者については私自身もうずっと感じてきたことですが、皆様の体験を聞いて「やはりそうなんだなあ。」と。きっと私を含めて多くのピアノ講師が思っているピアノ指導、レッスンというものと、現代の保護者の方が考える「こうしてもらいたい」ピアノ指導やレッスンにはもう今やかなりの隔たりがあるのではないかと。楽器しかり、練習しかりです。どんどん両者はかい離しているような気がします。 それこそ、「練習の付き添いやります。」みたいな商売が成り立ってしまうかも?練習の付き添いしてくれるなら自分は楽だしお金を出してもいいと思う保護者の方は少なくないかもしれません。昭和30年代生まれの私はそれでもそれなりに信念をもってレッスンをしていますが、一体この信念をいつまで持ち続けられるのか、年齢的にも辞め時をそろそろ考えようか、それとも上手く現代のスタイルに自分はシフト出来るのか、いや、無理か、、、とあれこれ考え中な今日この頃です。 |
以前この親子何しにピアノ教室に来たんだろう?と言う変わった人いました。 引っ越しで他教室から入会して来て、生徒はあまり練習して来ません。親から練習する様に息子に伝えて下さい、前の先生は厳しい先生でした。 そう言われたので生徒に練習してね!と、伝えたら1ヶ月は練習して来ましたが、また練習して来なくなりました。 お母さんからレッスンの前日にLINEが毎回有り、息子さんと旦那さんの板挟みで困っていると言う意味合いの内容が数回。 結局、サッカーと塾に集中するので退会したいと。 たった3ヶ月の出来事でしたが、凄く疲れました。 |