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半月遅れの秋田紀行その1
味な奴 投稿日:2012年02月19日 00:19 No.8763
アイコン お待たせして、本当に申し訳ございません(汗<br>これからぼちぼち秋田紀行のご報告を申し上げたい所存に御座います。<br><br>本人達は楽しんだのですが、秋田の皆様には見飽きた雪の景色とか、そんなの多いので先に謝っておこうかな。ごめんなすって。<br><br>左。12時ちょい前の秋田新幹線に乗るというのに、東京駅に10時前に着くという東海道新幹線に乗ったのです。<br>理由は、秋田新幹線で食べる昼食の物色と△様へのお土産選びのためでありました。大丸とかね、滅多に行かないから、迷うと思ったわけです。<br>大丸へ行く前に駅中ショップで右往左往するオプ一家・・・東京駅が大変な事になっとるでよ。駅中の目に付くショップを物色し、大丸を襲撃するも駅中に負けたのである。お土産も昼食も駅中で購入。サンドイッチ屋に後ろ髪を引かれながらも、二人の意見は「紀伊国屋」で一致し、左が私のお弁当で右がオプ様のお弁当でありました。どっちもアタリ!<br><br>右。田沢湖駅。雪に出迎えられました。<br>お宿の情報からバスの時間は調べていたのですが、駅で40分近く時間があり、私はせっかくだからタクシーで田沢湖へ行ってみようと思っていたわけです。<br>すると、駅にバスの窓口があったんです・・・
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 00:35 No.8764
アイコン すると窓口のお兄ちゃんが「すぐに田沢湖一周のバスが出ますよ」って言う。<br>え?え?え?<br>一周するには時間が足りないけど、田沢湖湖畔というバス停で降りて、田沢湖を見て、次の温泉方面へ行くバスに乗れると言う。<br>な、なんですと?!タクシーより安い様子である。<br>そんだば、こっから田沢湖湖畔までとそっから温泉入り口のバス停までの大人2枚ずつ下さい!!<br><br>ってなわけで、田沢湖を見るに至った。タツコ像は反対側にある。近くて遠い存在なのである。<br>どんより曇っているが、大寒波襲来の割にはハラハラと降りてくる雪に雪国風情を楽しむ太平洋育ちであった。<br><br>しかし、誰も居ない。ちゃちゃっと写真を撮ると割りとやる事も無く、しがない土産屋で今夜の酒を物色する。「秀よし」しかないなぁ。1本購入。<br>間もなく店を閉めるという店を出て時間より前にバス停前に出張る都会育ち。時間は守らないといけない。<br>シバレル空気の中、10分も遅れるバスを待つ。寒いけど、風が無いので案外寒く感じないもんだね。
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 00:52 No.8765
アイコン 「すごい雪だ、すごい雪だ」とオプ様が騒ぐのである。<br><br>つねづね私は冬の秋田に行きたいと言っていたのですが、オプ様が嫌だと言って来た訳で、雪は嫌な思い出しかないとか言うので、それはそれは大変な雪の思い出をお持ちかと思い遣っていたのに、これしきの雪で騒ぐのである。<br><br>右。田沢湖から乳頭温泉へ向かうバスの窓から。<br><br>騒ぐオプ様に違和感を感じ始めたのである。<br>雪国だもん、これくらいは雪あるよね?!<br>そう思っていたのには理由がありました。<br>私、スキーに長野やら新潟やら群馬・福島に行っていたんだっけ。これくらいの雪は過去に見てきたので、思ったほどの雪ではないのに拍子抜けしたのでした。<br><br>それでも、新幹線の窓から、バスの窓から見かける枝の上の雪の塊は初めて見る光景で、これが気温の差のなせる技なのだと。<br><br>左。宿の窓から、その枝の上の雪の塊。ポコポコしていて可愛い。窓は二重窓になっていて、寒さに対応した造りになっていました。部屋に完備されている小さな冷蔵庫には入らない買ってきた吟醸酒を、二重窓の間に寝かせて冷やしておく、呑ん兵衛夫婦。部屋は暖房がガツンと効いているからね。こういう所に知恵は働くのである。
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 02:56 No.8766
アイコン 補足事項。田沢湖湖畔からバスに乗ると、小学生が下校時間のようで、沢山乗っていました。それぞれのバス停で降りて行くのですが、長靴を履き、降りる際に運転手さんに定期券を見せながら「ありがとうございました」と必ず挨拶をして行く姿が愛らしく、なんか、いいなぁ・・・<br><br>私達は「鶴の湯別館山の宿」に泊まりました。後でわかったのだけど、本館も空いていたのですって。なんで予約が上手く取れなかったのだろう?自分のネット力に限界を感じた瞬間であった。素直に宿に電話してみれば良かった。<br><br>左。宿の玄関内。小熊の、いや、中熊の剥製がお出迎え。<br>ここには小さな風呂しか無いようで、本館のお風呂へは宿のマイクロバスが送り迎えしてくれているが時間が決まっている。早速部屋へ荷物を置いて、そのままの格好で本館へ行こうとすると仲居さんが浴衣の方が良いと教えてくれた。本館には4つの風呂があるので脱ぎ着が楽な浴衣にタンゼンで皆さんお出掛けになると。長靴を宿で貸してくれた。<br><br>んで、1km先の本館に着く。<br>右。本館のマイクロバス乗り場。バスを降りるなりすごい硫黄の匂いが鼻を刺激する。<br>すっかり暗くなってしまった。私達が最後のお客さんみたい。
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 03:09 No.8767
アイコン 左。ウチに飾ってあるポスターさながらに、この風景が鶴の湯である。向かってこの右側に大きなカマクラがあり、大人も数人余裕で入れる大きさ。<br>宿のフロントのお兄ちゃんに聞いた。外の気温はマイナス3度、だけど、今朝はマイナス15度だったと。<br>多分、これからどんどん下がるのだろう。すでにマイナス5度くらいかな?ヒートテックのシャツに浴衣にタンゼンでけっこう我慢出来る。不思議。<br><br>お風呂はこのずっと奥にある。<br>右。通りにはこんな風にロウソクが明りをくれる。ぼんやりと明るいのがイイ。受付で帰りのバスの予約をする。1時間半くらいしかないのに4つ入らなくては!橋を渡った先だって?どこどこ?
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 03:28 No.8768
アイコン 女湯と書いてあるから行ってみれば、いきなり露天に出ちゃって、どうして良いかわからぬ私。戻って仕切り直し、辺りを見回し、やっと入り口が分かる。狭い脱衣所で脱ぎ始めると、内湯からおばちゃんがどどっと出てくる。どうも韓国人らしい。ぎゃあぎゃあ騒ぎながら、陣取られ、身動きが取れない。私には時間が無いというのに・・・!!<br><br>なんとか内湯に入るもとにかく寒い!!狭い!!昔風情たっぷり!!水の出てるところが凍っておりますけども、ここ、室内ですよね?!なんか、木の壁もほんのり氷・・・<br>露天に行こうとすれば、足元は凍っているし、すだれも凍っているけども、滑らぬように、前へ進め!<br>白濁している温泉はそれはそれは温まるけども、足元が見えなくて困る。すぐにでも入りたいけど、探りながらじゃないと入れない。ちらつく雪の中で3人しかいない女露天(黒湯)を堪能しました。<br><br>次に白湯。ここは内湯のみ。△様のリクエストにより写真撮影を試みる。一応禁止の張り紙があったのだけど、私一人なら良かろうと撮ってはみたものの・・・<br><br>左。暗いうえに、すごい湯気でね。フラッシュを使えば真っ白で、使わなければ真っ黒ってね。露出をめいっぱい変えてやっとこの程度の写真です。<br>右。脱衣所の窓。凍ってます。脱衣所の窓どころか内湯の窓も壁も凍って来ててね。時間が遅くなるほどに、水気のある所すべて凍りついてきていて、お風呂の中以外、罰ゲームなのよ。
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 味な奴 投稿日:2012年02月19日 03:39 No.8769
アイコンその後、中の湯と混浴露天と入ったんだけど、露天がぬるくてね、ゆったり長く入れる温度なんだけど、時間が無いし、雪で頭濡れてくるしで。オプ様はぬるくてかなわん!と内湯で口笛吹いていた。<br>ところでどこにもお風呂に時計が無くて、バスの時間が気になって仕方がなかった。私は長風呂派だけど、時間に追われて、一番気に入った白湯でもう一度しっかり温まって受付に戻りました。するとあと15分もあって、しまった、もうちょっとゆっくりしてれば良かったと言っていたら、バスの運転手さんがそこにいて、「なに、あがったの?んじゃ、帰ろ」と連れ戻されてしまいました。<br>「もちょっと入る、待ってて」と言える勇気を持ちたい・・・<br><br>つづく・・・   
Re: 半月遅れの秋田紀行その1 我罵ちょ 投稿日:2012年02月19日 10:54 No.8770
アイコン細密、圧巻のレポート。<br>期待は膨らむ。パチパチパチ。<br>


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