| (1) はじめに ―――――【2017年1月28日の「はじめに」の要約】――――― 昨年(2016年)くらいから世界や日本の歴史に大きな変化が予想されるような出来事が起こり、現在、何か歴史の転換点に立っているように思えます。この視点から、日本や世界の過去、現在、未来について考えてみたいと思い立ちました。 大きな変化を予想させる出来事と言いましたが、主なものを列挙すると以下のようなことです。 ① イギリスのEU離脱 昨年の6月23日に、イギリスでは欧州連合(EU)からの離脱か残留かを決める国民投票が行われ、離脱 51.9%、残留 48.1% 投票率 72.2%で離脱が決まりました。これは当時のキャメロン首相の意図に反するものであり、また多くのマスコミの予想に反する結果でした。 イギリスの離脱は、ヨーロッパの理想と自由貿易の理念をどのように変化させるかという問題を提起しています。 ② アメリカの大統領選挙 昨年の11月8日、アメリカでは第45代大統領選挙が行われ、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補の間で大接戦の末、トランプ氏が当選しました。これは、メディア等の事前予測に反した結果でした。 トランプ氏は選挙期間中、アメリカ・ファースト(米国第一主義)を叫んで、世界秩序よりアメリカの国益を優先し保護主義的な政策を提言していましたが、大統領当選後にどのような政策をとるかは不確実で、今後の世界の経済と社会の在り方の方向も見通すことが困難になってきています。 ③ AIが囲碁の一流プロを負かす AI(人工知能、Artificial Intelligence)は、通常のコンピューターがデータ処理だけをするのに対し、データの意味を理解して自分で判断ができる点が異なっています。囲碁に関しては、AIがプロに勝つにはあと10年はかかると言われていました。ところがグーグルが開発した「アルファ碁」は「ディープラーニング(深層学習)」という手法を用いて、昨年3月に世界最強棋士といわれる韓国のイ・セドル棋士に4勝1敗で圧勝しました。 このことは、それまでも注目されていたIT(情報技術、Information Technology)や第4次産業革命といわれるI o T(モノのインターネット、Internet of Things)の流れの中で次の時代に対するAIの役割の期待をさらに大きくしましたが、同時にそこから起こる不安な問題もあぶり出してきました。 ④ 少子・高齢化社会の到来 人口の国勢調査は5年に1回行われますが、昨年、2015年の国勢調査の結果が発表されました。それによると、前回調査に比べ5年で96万人の人口が減少しました。これは、1920年に国勢調査が始められてから初めての減少とのこと。日本は人口減少社会に入りだしたことになります。 他方では、75歳以上の人口は1612万人(総人口の8人に1人)、14歳以下の子どもの人口は1588万人で、高齢者が子どもの数を初めて上回ることになりました。 ⑤ 戦後72年の歴史と未来 今年は「戦後72年」になりますが、一昨年の2015年の「戦後70年」の節目の年には、新聞や雑誌が特集記事を掲載していました。 ―――――【2017年1月28日の要約終】 以上の項目を現在(2026年5月)から簡単に振り返ってみます。 イギリスはEUを離脱したのちキャメロン首相以来保守党の5名の首相と現在の労働党のスターマ首相までトップが変わりました。現在は、ロシアのウクライナ侵攻やアメリカのイラン攻撃などでNATOやEUとともに変化の時代に直面しています。これについては後に、戦争と平和の関連事項とともに改めて取り上げてみたいと思っています。 アメリカの大統領は、2020年の選挙でトランプ氏とバイデン氏が争いバイデン氏の勝利、2024年の選挙ではトランプ氏とハリス氏が争いトランプ氏が勝利して2回目の大統領になり、現在世界に大きな影響を与えています。この問題は余裕があれば、世界の民主主義と権威主義の体制比較で、改めて考えてみたいと思います。 AIを中心とするデジタル技術の進歩は、現在の変化をもたらす一番大きな要因のように思います。この問題には、急速なデジタル技術の発展をできるだけフォローしながら、集中的に多方面から検討してみたいと思います。 少子・高齢化社会の問題は、外国人の移民問題とともに今後の日本を方向付ける大きな問題です。できれば、詳しく取り上げてみたいと思っていますが? 戦後72年の項目との関連は、新聞等にはこれまでに「戦後80年」、「昭和100年」などの特集がありました。どこかで関連して触れたいと思います。 他方、この間には、2017年には問題にならなかった次のような新しい事象が起こってきていました。 2019年12月ころから新型コロナの世界的流行が始まる 2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻 2023年10月7日にガザとイスラエルの戦争 2026年2月28日にアメリカとイスラエルがイランを攻撃 さらに、月面着陸は1969年7月20日に成功しましたが、新しく宇宙に向かう補給基地としても月面着陸の構想がなされ、宇宙に向かって新しい動きが出てきました。 これらのこの10年ほどの地球規模の変化を見ながら、新しい書き込みを始めてみます。皆さんの批判や意見を歓迎しますので、【返信⇖】を使って、できるだけこの書き込みに参加してくれることを期待しています。 |
| 先生の記述に登場する「ディープラーニング」は、普通の人でも普通に使えるようになっています。高度なことはともかく、統計資料を広くあちこちサーチして分析し、一定の結論を取り出すことができます。作業過程を見ると、恐ろしいスピードで方々のサイトをサーチ。プロンプトの課題が小さければ、あっという間に結論案を示してくれます。 ただし、ハルシネーションを含む可能性があるので、結論案を鵜呑みにはできません。どこかにミスがないかを人間が点検すべきです。でなければ、囲碁の対戦にも敗れます。笑 しかし、ディープラーニングを仕掛けたプロンプトだと、人間による検証には何日も何か月もかかってしまい、事実上無理だと思われます。囲碁も、アルゴリズムを全て示させたところで、検証しているうちにタイムオーバーです。 それにしても、各生成AIはこの1か月だけでも進化していると感じます。去年の今頃はおもちゃのようなモノでした。 |





