言いたい放談


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16花弁のロータス模様とネフェルテム神
ステルスF22 投稿日:2023年05月27日 09:53 No.75

古代エジプトの古王国時代の第6王朝のウナス王のピラミッドには
内部にびっしりとヒエログリフの呪文が刻まれていて、原文や翻訳が
ネットで公開されている。(4200年程前かな^^)

「余は、(太陽神で最高神)ラーの鼻孔である蓮の花からネフェルテム神
 として出現する。」
所謂 創設神話の一つだが、天地創造以前は沼みたいと考えられており、
その沼から一輪の蓮が花開いた。その蓮の花から飛び出して生まれた最初の
神が「ネフェル・テム神」である。

画像1:左上は成人したネフェルテム神で、彼のアトリビュートである
    蓮の花を頭上に頂いている。
    上段の中央は、蓮から生まれたばかりの「ネフェル・テム神」だから
    立つことが出来ず、沼に咲く蓮の上で胡坐をかくように座り、
    赤子だから「指しゃぶり」をしている。被っている二重の王冠は
    プシェントと呼ばれ上下エジプトの支配者を意味している。
    上段右は、インドのレリーフで頭に植物を頂き、指しゃぶりを
    している。
    下段は中国や日本の仏像であるが、特に左は蓮の上で胡坐をかく
    赤子のネフェルテムとそっくりだ。釈迦が沼の蓮の上で瞑想する
    というような言い伝えは、ずばり このエジプト神話の借用だ!

画像2:ネフェルテムのヒエログリフです^^

画像3:図画が重複していますが、下段左は、「死者の書」で有名な書記官
    アニのパピルスの挿絵。死者アニが、無事来世に誕生する瞬間だが、
    ネフェルテムが生まれた経緯を逆行して、蓮の花から来世に生まれ
    出る事を表現している。右は、同じ状況であるツタンカーメンの像。
    
さて、ここで思い起こして欲しい。「一蓮托生」という仏教用語を!


一蓮托生の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
https://dictionary.goo.ne.jp/word/一蓮托生/

いちれん-たくしょう【一蓮托生】
よい行いをした者は極楽浄土に往生して、同じ蓮はすの花の上に身を託し
生まれ変わること。転じて、事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命
をともにすること。▽もと仏教語。「托」は、よりどころとする、身を
よせる意。「託」とも書く。

ヒンズー教は古代エジプト神話の影響を受けていたから仏教の文化的側面は
特に色濃くエジプト文化を取り入れていた。

つまり、14花弁や16花弁のロゼッタ文様は、仏教のアトリビュートとして
輸入されたから一目置かれて重宝されたのだ。で、10世紀ごろだったか、
特に後鳥羽上皇が菊が好きだったので、蓮に変貌したロゼッタは、日本では
菊として皇室の紋章となっただ^^v

アフリカからシルクロードをへて中国→朝鮮→日本というルートは、おおまかに
日本人が辿った渡来ルートを再現しているかもね あはは \(^o^)/




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