【連想ゲーム】マジカル3世号!


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誕生日といったら・・・
ひろ 投稿日:2021年10月04日 15:57 No.769
ケーキ




誕生日にはケーキが必需品だ。
ケーキのない誕生日なんて、マツタケの入っていないマツタケご飯みたいなものだ。
いや、マツタケの入っていないマツタケご飯は、ただの味付きご飯だ。

問題はマツタケではない。ケーキだ。
日本人はいつから誕生日にケーキを食べるようになったんだ?
平安時代ではないのはわかる。江戸時代でもないだろう。
たぶん、昭和、それも戦後なのではないか?

にしても、誰が最初に誕生日にケーキを食べたのか?
きっと、高貴なお人に違いない。
日本で最初に誕生日ケーキを食べたのが、名もない小僧ではいけない。
しかも、ランニングに鼻水を垂らした小僧だったとしたら言語道断だ。
もしも、そうならそいつを歴史から抹殺して、改ざんしてもいい。

しかし、なぜケーキなのか。
日本古来のお団子ではダメだったのか?
ぜんざいではダメだったのか?
たぶん、ダメだったのだろう。
なとなく特別感がない。
ケーキにはどこか特別感がある。
誕生日の特別感はケーキでなければ演出できないだろう。

「うちはさぁ、お父さんが甘いものが苦手だから誕生日はケーキじゃなくてせんべいなんだよね」

ダメだろう。甘いものが苦手だからといって誕生日にせんべいはダメだろう。
せんべいは誕生日じゃなくてもいい。せんべいはいつでも食べられる。そこに特別感はない。
苦手でもなんでもケーキを用意すべきだ。頑固な父親でどうしてもケーキはダメだというなら誕生日を捨てるか父親を捨てるべきだ。

 そう誕生日にはケーキ。
 ケーキは特別なのだ。
 ケーキは1年で、誕生日とクリスマスにしか食べられない特別なものだ。
 今の子供たちにとってはケーキなんていつでも食べられるものかもしれないが、昭和のそれも前半の子供には特別な食べ物だったのだ。
 
 特別な食べ物となれば、お正月のお雑煮、おせち料理もそうだ。
 お正月にしか食べない。
 
 そうなるとお雑煮やおせち料理の方が特別なのか?

 だったら、誕生日にお雑煮でもよかったのか?
 
 いや、お雑煮やおせち料理ではあの誕生日の特別感が演出できない。
 できないが、1月1日生まれの人はお誕生日にお雑煮が出るのは避けられない。
 
 「僕は誕生日にお雑煮じゃなくてケーキが食べたい!」
 「ケーキはクリスマスに食べたばっかりでしょ!」
 
 一理ある気もするが、お雑煮では誕生日感はでない。お正月感に負けている。

 あっ! 昔日本は、数え年で年齢を数えたから、全国民がお正月に歳をとったはずだ!
 
 ならば、お誕生日にお雑煮でも文句はいえない。

 もしも、まだ数えで年齢を計算していたら、お正月にお屠蘇を飲みながらケーキを食べる風習が日本に根付いたかもしれない。

 そうならなくてよかったと心から思う。




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