No.25でボサノヴァを

uridade 投稿日：2012年12月26日 18:55 No.1382

管理人様、皆様、初めまして。 ボサノヴァを演奏している者です、よろしくお願いいたします。随分前から閲覧させてもらっていました。 今日は所有するNo.25の話をさせてください。 5～6年前に、知人の骨董品屋さんにタダで頂きました。ボロボロでドロドロでしたが、出来うるクリーンUPを施し 素人工作でナット・サドルを削り、低い弦高に設定。ロゼッタ（と呼べるのかどうか）は自分で黒いラインを描き足し ささやかなオリジナリティを付加しました。表板の細かいひび割れも気に入ってます。 このギターで特筆すべきは、音色と弾き心地です。 音色はチープで音量にも乏しいぶん、歌を邪魔しない、ボサノヴァに似合った温かさを醸し出してくれます。 弾き心地に関しては、爪弾く瞬間の右手の指のひっかかり具合と、次に指が離れていくタイミングの遅さが 絶妙で非常に気持ちいいです。素材、力木の配置、弦長、、、色々な要素が交わってこのような効果を 生み出しているのでしょうね。この感覚は、普通のクラシックギター（廉価版でも）では体感出来ません。 今はダダリオのフォークナイロン弦を張っていますが、安い松岡製の弦を張るとさらに、右手指から弦が 離れるタイミングが遅くなり、モタリのある演奏が可能になります。 No.80も所有しておりますが、こちらは25よりもギラついた音色で、何故か弦のテンションも高く、 あまり弾いておりません。宣伝ではないのですが、オッサンふたりで組んでいるボサノヴァユニットの CDジャケットにも登場させています。偶然にも２本ともNo.80です。 この掲示板は、色々な情報やディープなユーザーさん達のお話も拝見でき、とても有意義に過ごせております。 ますますのご繁栄（でもユル～く）を願っております。長々と失礼しました。

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