宮崎総合交通趣味会連合(宮鉄連)
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都農町地域福祉バス
野草 投稿日:2022年08月14日 10:41 No.10 【Home】
2022年8月12日(金)
・都農町コミュニティバス
下浜・篠別府線朝 宮崎200あ267
町内周回線 宮崎300あ37(乗)
下浜・篠別府線昼 宮崎200あ267
木和田・舟川・藤見線~
征矢原線① 宮崎200あ282(乗)

久方の平日休みでしたので、コミュニティバス偵察の運びとなりました。
地元のタクシー会社あい交通が長年運行をしている都農町のコミュニティバスですが、先日より新型車を導入しているとの情報があり、
いいタイミングと思い乗車にトライしました。

最初に乗車した町内周回線はバス起点のAコープ・町病院から商店街を抜け、日豊線を渡り海岸沿いの集落を巡って再び戻ってくるルートで、果樹園の横をかすめていく路線です。梨・ぶどう狩りの最盛期を迎え、ほそい路地の通行量が多く、通行には難儀している様子でした。車両は通常時はあい交通がジャンボタクシーで使っている100系ハイエース(予備車)で、いきなりアタリを引く形になりました。

続いて11時過ぎに道の駅を出発する二系統のうちどちらを選ぶか悩みましたが、距離が長く運転日が少ない舟川藤見線を選択しました。
つぎの病院発車時間まで15分以上あるため、Aコープで長々と停留するのは日常のことのようです。
木和田は山間のひなびた集落で、そこから都農東小内野々分校へニョロニョロと進み、都農ワイナリーの麓を通って街へ戻ります。
買い物のご婦人が農協(Aコープ)までご利用されました。

征矢原線は日向市との境界である峠バス停を目指して山の中へ分け入っていく路線で、都農東小から斜面に張り付く農家の軒先を藪に道を阻まれながら
(やっと一車線分)を通行、山道の先の"峠"集落で転回します。
どの路線も公私割と遠った道が多いのですが、初めて通る交差点や合流点、農耕の景色を間近に観察することができました。

上記二路線ではあたらしい日産キャラバン(乗れたのは一台でした)が使われていました。専用車は3台用意されているとのことです。
それぞれ、ふれあい"やとぎ""おすず""ひなた"号と愛称と専用ラッピングが施されています。
ビニールの貼られた新しい座席には、乗客が近接しないよう「この席を空けて座ってください」と張り紙されていました。
最初に乗ったハイエースのほうが、古いもののやや乗り味は良かったかなと思います。
乗車時必ず乗客に対し運転士が検温と手指のアルコール消毒を求め、体温が37.5度以上の場合は乗車できない旨についてもきちんと車内に掲示してありました。

以下やや戸惑った点ですが、バス停に貼り付けられている時刻表が系統が全て文字で紹介され、方向がわからないことがひとつ、
中心発着地である"都農町立病院"をWEB(カーナビ)で検索しても、一致結果が出ない(都農町国民健康保険病院では出てくる)こと、
学校が休みの間は運行しない路線があること等、乗るためには予習が要るかなと考えたところでした。
ともあれ10年以上の運行実績を誇り、車両更新・増車を達成している点でも地元で重要視されている交通機関なのは明白です。
利用の状況(ダイヤ含め)は決して順風と言えませんが、これからも尾鈴名貫の大地をつよく疾走し続けてもらいたいです。
https://www.town.tsuno.lg.jp/article?articleId=620df93fa708f547e46d59c0




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