日比相談掲示板 > 記事観覧
ハロが目撃されたのは2010年で最後か ( No.9396 )
日時: 2017年09月25日 16:17
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: http://philippin.net/
[ 編集 ]
アイコン2010年の4月、今から7年前にルソン島北部のシエラマドレ山脈で偶然見つかったのが最後のハロ、そのハロは新種のコモドドラゴンであった為、ヴァラヌス・ビタタワと命名されたらしい、何故新種だったかと謂えばペニスが二つあった様です。

フィリピンと謂えば帰省者や観光客も含め何故か南へ向かう方が多いですね、ルソン北部へ向かう方が何故か少ない気がいたします、シエラマドレ山脈とはイサベラ州からカガヤン州一帯の南北に延びる山脈で太平洋岸迄幅を持ち、内陸側にはルソン最大の長さを誇るカガヤン川が北部のアパリ町へと流れバブヤン海峡へ注いでおります、またシエラマドレ山脈を横断する道はあまりなくまともに太平洋まで伸びる道路は2.3本と思います、また太平洋岸を北へ延びる道路も一部分しかなく、内陸からですと標高1500mもあるので容易に越える事はできません、太平洋からボートでもチャーターし、幾つかの大きな川を目指しピンポイントで入るしか手がありません、ですからハロが生き残りやすかったのでしょうね、探せばまだいる可能性は高いでしょうね、しかし例え探し出してもその捜索費が賄えるかは疑問です、旧日本兵の方が遥かにネタになるかも

インドネシアには人をも捕食する狂暴なコモドドラゴンがいるそうですが、フィリピンのハロは主に果実を主食としているのが特徴で長い間人間が好んで捕食した為、逆に人には兎も角臆病な上、人の気配をする者なら高い木に登ったきり数日は降りて来ないくらい警戒心が強いとのことです。

私もフィリピンを汲まなく歩いた一人でしたが、生きたハロをまじかに見れたのはパラワン島中部のサバン、アンダーグランド(サバン地底湖)のみでした、2000年当時マニラ動物園よりも観光地のタガイタイ動物園の方が遥かに数多くおりました、環境も標高が高い分朝夕が涼しいこともあったのでしょうか、その他ネグロス島南端のサンボアンギタ町にも小さな動物園がありました、主にワニでしたがそこにハロがいたらしいですが、死に絶えたとのことでした、最後に訪れた頃にはどちらも死に絶えほぼ見れる動物がいなくなってました、

ハロが絶滅したのは人間の捕食が原因とのことでした、フィリピンで年配者に聞けばハロの肉質を知らない人は少なく、直ぐに鶏肉味に近いことを告げられました、もちろん私はハロを見るだけでやっとの身ですから食べれるはずもありません、山間部で長期滞在した頃はレチョンバボイ(豚の丸焼き)どころか、レチョンアソー(犬の丸焼き)を食べました、犬は走る動物な制か筋肉が発達している制もあってとても肉が閉っているんですね、肉が中々噛みくださなく固かったのを覚えております、また田んぼにいるサギをも食べる事は稀ではありませんでした、捕まえても食べる肉は殆どなし、数日丸干しして、万一あれば熱缶日本酒に浸しガジ酒と謂った感じでした、フィリピンでは稼ぎがないので皆で捕まえては皆で分け合って食べる、それが普通でした、そして皆が顔見知り、例え外人でも受け入れてくれました、そんな電気もない僻地こそがフィリピン土田舎の本性でした、そう謂った地から既にハロが消え絶え、その味だけが語り継がれている気がいたしますね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴァラヌス・ビタタワ


▲ページの最上部に移動 | トップページへ
タイトル
お名前
E-Mail
編集キー( ※記事を後から編集する際に使用します )
コメント
画像





文字色
アイコン [イメージ参照]
Powered by Rara掲示板