冒頭、今まではフィリピン本国のNSOはナショナル スタデック オフィスと謂う略でお馴染みでしたが、NSOとは表記しているものの改名された様です。 PHILIPPINのP が頭に付く様ですが正確に覚えてない為、後ほどお伝えできればと思っております。 さて、フィリピン人のBC(バースディー サテフィケート)の略で出生証明書ですが、無理やり日本に置き換えるならば戸籍謄本内の出生記録部分にのみ相当します。 何故出生記録部分にのみかと申せば、両親以外の繋がりについて記載ない為、BC上を汲まなく追っても兄弟の存在は不明、更に両親の更に上についても不明で確認する事はできません。 そもそもNSOとしてBC登録開始したのは1945年(昭和20年)から、全国一斉開始とは理解しがたく、余程古いフィリピン人でも今年誕生日が来て69歳になられる方からと謂う事になります。 個人的な話ですが私の家内の母親は76歳、従ってNSOに出生登録のない時代でした、そんなフィリピン人がNSOへBC申請して発給されるはずもなく、その為遅延登録制度というものを今日でも残してある訳です。 問題はこの遅延登録制度を悪用する輩が非常に多かった時代がありました。 もちろんフィリピンでも日本でも不正な手段であることは間違いもありません。 どうしても遅延登録を必要に感じ、既にBC登録が有りながらも遅延登録を悪用いたし、海を越え日本人と重婚を重ねたフィリピン人妻、そして遅延登録まではおこなわないにしても、街中で都合のよいBCを偽造作成してもらい、マラカニアン認証を貰う事で在マニラ日本総領事館から出された来日ビザを得たり、日本国内入国管理局から得た配偶者等のビザを受け続け今日まで不正取得や重婚を続けて来たフィリピン人妻の子、主に連れ子さん(フィリピンからの養子縁組等)に迷惑が及んでおります。 |
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来日フィリピン人妻も古い方は50歳半ばに及んでおります。 すべてと謂う捉え方ではありません、特に古いフィリピン人妻が結婚した時代は現在の様に本国外務省認証制度(DFA認証=レットリボンとう謂う)がなかった時代で、本国内の出生地役場発行のBCを今のフィリピン大統領府、マラカニアンへ持って行き認証を得る制度でした。 考えても解る様に袖の下で殆どが通しやすい時代でした、ルールを正す手法が無いに等しくいい加減で無法時代でした。 そんな時代から年々厳しい制限が徐々に行われ、最近遅延登録する場合「遅延登録者本人の両親確認が必須」となりました。 つまり、登録者ご本人の両親(父母)もNSOにBC登録されているかの確認がなさる様になりました。 以前で謂えば遅延登録者両親のBC登録の確認はないまま登録されていたのでしょう、しかし今日は必須となりましたので、仮に両親のどちらかがBC記録なしとなれば登録却下 自身の母親あるいは父親がどの様な不正手段で来日を図っているかすら、まったく知らぬ間に、彼氏が出来、やがて出産、未婚 PS(パスポート)も永住ビザさえもある、でもNSOに登録あるはずのBCがない、、、、 PSも永住ビザもあって何故 何故・・・・ 私の出生証明書が取得できない、 納得できない |
フィリピン人の母親に聞けばNSOにBC登録はある、何度聞いても同じ言葉しか返ってこない。 いったい、どうなっているのだろうか? 母親の怠慢か、登録有るはずのNSOがミスっているのだろうか? だって現にPSがあるのだから、BCが無ければPSは作成できないはず、その様な事からNSOのミスと思っても仕舞うでしょう。 しかし、現実は母親がすべて知っていること、 いざと謂う時のフィリピン人の母親は口が堅い様に感じます、この期に及んでもまだ隠し通せると思い込んでいる、その根強さは何処から備わっているのでしょう。 自身の子を超え、その孫息子・娘の出生登録すらできない、 延々に不正な手法を用いたBC登録は限りなく出来にくくなっている時代、何時までフィリピン=金で何でも通せる そのフィリピンですらかなり厳しくなっている時代です、孫娘・孫息子は日本で出生しながらも無国籍、無保険、人道上やむ得ず入管だけは1年のビザを出しますが、最近の日本では国内からそっちこっちこう謂った在日フィリピン人が出て非常にお辛い立場に追い込まれおります。 |
出生した赤ちゃんが無保険? この日本であり得ない事が起きているのです、あかちゃんの出生登録時に在日の場合は母親のPSとBC提出は義務、PSあってBCが無い場合、その逆でも登録は出来ません、登録ができないと謂う事は国民健康保険にすら加入ができない、場合によっては100%の医療費請求もやむなしになります。 新生時の父親が仮に日本人の場合、そのあり得ない騒動に巻き込まれ七八苦、ただただ呆れるばかりですが生命も絡み放置もできない。 |
来日フィリピン人から見て連れ子さんは2世、その更に孫ですから3世と謂うのでしょうか、 そこそこ18歳~30歳くらいに成長しています、おそらく大半の方が永住ビザ所持の在日者で、母国語などまったく話せないと謂う方が普通でしょう、しかし母親の不正でもって必ずしも正しい記録の元NSOのBCを用いてフィリピンPS作成しているかどうかは、不透明のケースは稀ではありません。 当時の考え方は 「赤信号、みんなで渡れば 怖くない」 「偽造証明書 みんなで 通せば すぐ通る」 皮肉にもこう謂う日比時代があった事は確かなことで、その煽りが今になって続々と出て来ております、まさに当事者に取っては痛恨の極みでしょう、 例え何方かに迷惑が及んでも自ら撒いた種、大元から正しく登録する事です。 それ以外、正す手立てはない様に思えてなりません。 |