データ容量は従来携帯通信大手3社揃って月/7GB(ギガは1億単位、名称ギガバイト)の範囲で使用してきましたが、新たな制度では2GB~20GBに至る迄細かくデータ使用量を選ぶシステムが加わりました、選択された範囲で1ヶ月に使用出来るパケット通信の量となります。 たとえば一番安い月/2GB=3500円を契約した場合: YouTubeでの10分ほどの動画を視た場合約45MB、つまり2GBとは2000MBなので、YouTubeを10分ほど視たと致せば約44回(1日約1.5回)ほど再生すると、2GBに達する計算とになります。 事例を変えて、今度はスマホで撮影した写真をLINEで送信した場合、1枚あたりだいたい約330KBに圧縮されて送信されるので、おおむね6000枚送ることが出来る計算となります。 また在日フィリピン人に人気のfacebookなどは写真以外に音声会話及びヴィデオコール、動画も入るので「考えなし=私の支払いじゃないから!」になって視聴している人は制裁を受けそうです。 この様な形で計算すると、2GB/月3500円+ネット接続料300円ではアッと謂う間に容量オーバーとなりそうですね。 実際は、既に入っている各々のアプリ自体もバックグラウンドでデータ送受信がされているので、2GBだとあっという間に制限を受ける人が続出するでしょう。 実質7GBでも制限を受けている人もおりますが、兎も角2GBの選択を行う場合、月々の支払いは抑えられますが、どうなんでしょうか? 携帯通信各社によって初期契約者向けに、多少のデータ増量サービスや家族間で分け合う制度でカバーできる様な事は記載してありますが、その市中(若い人=フィリピン人妻が交じる家族)に収まる人は少なさそうですね。 AUさんあたりは、変更する場合iphone契約者に限っては最大13カ月1GB増量キャンペーンもあるようです。 契約も家族一同のデータ容量で契約できるsoftbankやdocomo対、個人を中心とした契約のauと大きく分かれそうです。 謂えることは、月/2GB=3500円で済ませる場合は「自宅や職場」では徹底して他のwifiを利用することです。 その点softbankなんかは優位で、街中で設置済みの公衆無線LAN(無料)が非常に多い(設置数は断トツ)ので、人口密度のある地域程多いに無料wifiアクセスが出来ます、従ってこれらを組み合わせれば2GBは十分クリヤーできるはずです。 4GLTEからwifiを設定するには、設定⇒wifi⇒自宅と職場(softbank0001 auwifi docomowifi)のwifiアクセス設定を一回だけ行っておけば、後は毎回操作する必要はなくその場に近づくだけで自動的に4GLTEから切り替わりますので、是非利用して頂ければ抑えられるはずです。 |
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携帯電話かけ放題に切り替えた方へ; 切り替えてその後電話代が非常にお得感を味わっておられる方、たくさんいらっしゃるでしょうか。 私も7月1日から電話かけ放題に切り替えた一人ですが、半月足らずで既に2万円を超える電話代を使用しています。これが月/2700円(税別)ですからその差は歴然です。 これまでは、電話代を安く抑える為に態々PHS(willcom)とau携帯の2台も持って出かける始末、10分以内無料×500回迄 さすがに500回以上使った経験は御座いませんが、10分オーバーは四六時中で基本料金の1480円には絶対収まりませんでした。 時間を気にかけながら仕事に電話はやり難く、トータル致せばこれ以上の良いサービスが無かった為に我慢せざる得なかったと謂うのは正直なところでした。 willcomには散々高額な料金を支払って来ましたので、6月30日に契約解除にショップへ行った時は安堵と解放感でいっぱいでした。 willcomショップさんのスタッフとの会話; 本日はどのようなご用件で? 契約解除です。 何か不都合なことでも御座いましたか? いいえ、 それでは何故契約解除を希望なされますか? 携帯通信各社がかけ放題のプランだしたので、そちらで一括する為にです。 そうですか、それなら既に当社willcomでも同じプランを始めておりますが 如何ですか? 幾らですか? スーパーかけ放題+パケットし放題共で2881円です。 パケットし放題と謂っても、通信回線はPHS回線のみの使用時(ウィルコムのスマホは、PHSと3G回線の2つの番号と回線がもらえます)、無料適用ですが、お察しの通りそのものが時代遅れ遅いじゃないですか? いくら無料といってもPHSのパケット通信速度は約60kbpsでしょう、ドコモやau、SoftBankのパケット制限を受けた時の速度でも128kbps、更にその半分ぐらいの速度で使い放題? それと電話エリアも狭く歩く速度を超えた場合はかける事もうける事もできないじゃないですか? それに2台持って歩くのは面倒です。 willcomスタッフさん ようやくそうですか、それじゃ仕方がないですね、違約金かかりますがいいですか? はい、お願いします。 |
その様な経緯で携帯電話かけ放題に切り替えたのですが、一つ解りませんでした。 それはCmail=SMS(ショートメールサービス)とも謂う、これまで携帯電話かけ放題に切り替える以前は、同じ携帯会社の番号宛なら無料でした。 しかし、携帯電話かけ放題に切り替えたら、今度は同じ携帯会社同士でも有料(文面の長さ次第)なので気をつけねばならない。 一応auは家族間契約をしておけば、家族間登録者同士なら無料の様です。 っと謂う事もありますので他社の場合は調べて下さい。 |
ということは、通話用としてはwillcom、au、SoftBankの3台お持ちだったんですね。かつて私も同じくwillcomには散々高額な料金を支払って来ましたし、「PHSのパケット通信速度は約60kbps」というのもよく分かります(笑)。今はdocomo、au、SoftBankを持っているので、まだ掛け放題プランには切り替えておりません。 固定電話宛の通話は、楽天に買収されたVIBERの「VIBER OUT」という無料キャンペーンのVoIP通話サービスを使っているのですが、willcomのように1通話10分間まで無料というのではなく、連続30分まで無料なので十分使い物になります。30分超えたら自動的に切断され、メンテか障害などで時々不通になりますが。 御存知かも知れませんが、Cmailという名称はauのみのSMSサービスのことで、ドコモのみがSMS送信は元々有料でして、au間でも8月13日開始の掛け放題プランではSMS送信は有料になり、ソフトバンクだけが掛け放題プランでも自社宛SMS送信が無料継続です。 SMSの最大半角160文字を超えるものがMMSということになりますが、Eメールとの違いはどちらも電話番号メールということです。言うまでもなく彼の国でSMSは「TEXT」でお馴染みですね。 問題は掛け放題を餌にしたパケット料金の大幅な値上げですが、今はMVNO各社のプランが充実しているのでデータ通信専用の端末と通話用の2台持ちがお勧めですね、かつては3台持ちだったことを思えば減った訳ですし。 いくらでもあるので一例を挙げますと、 ・ヨドバシカメラ/ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE SIMカード(9月1日開始、Wi-Fiスポット4万カ所) 速度250kbpsプラン:445円 1GB:852円 5GB:2297円 10GB:5084円 ※プラン超過後は250kbpsに制限、追加チャージ200MB:500円 ・U-mobile*d データ通信専用SIMカードプラン(Wi-Fiなし) 1GB以下:680円(1GB超3GBまで1980円) 3GB:1680円 ※プラン超過後128kbps制限、追加チャージ100MB:300円、500MB:500円、1GB:800円 ・BIGLOBE LTE・3G(追加料金不要でWi-Fi利用可) 1GB:900円 2GB:1505円 3GB:2838円 7GB:3790円(SIM3枚まで持てるシェアオプション付) ※プラン超過後128kbps制限、追加チャージ100MB:300円 特にワイヤレスゲートと大手3社と比較してみると、 5GB:5000円+ISP300円=5300円(大手3社) 10GB:ドコモ・9500円+ISP300円+シェアオプション1台につき500円(単身契約不可なので最低2台分掛かる) :au&SoftBank(8月開始の家族データシェア非加入の場合)・8000円+ISP300円=8300円 MVNO業者は大手3社のようにISPインターネット接続料金が別途不要ですから、ワイヤレスゲートと比較すると5GBの場合で大手の半額以下、10GBの場合でドコモの半額以下ということになり、速度制限後も大手の2倍の速度で、これなら動画や重たいサイト以外は何とかいけるかも知れませんね。 とにかく安くというのであれば、割り切って最初から445円の速度250kbpsプランという手も。その点、ウィルコムは最大理論値400Kbpsとのことですけど、実測値はせいぜい2桁台で比較にもなりませんが。 家族で分け合うという点では、無料シェアオプションのあるBIGLOBEの7GBプランも悪くないかも知れません。ドコモとソフトバンクの場合、1回線につき500円のオプション料金が別途掛かりますから。 料金対策の観点から通話とデータ通信の2台持ちを前提にするのであれば、もう通話先に縛られる必要が無いのでエリアとか使い勝手でキャリアを選ぶことになるかと思います。 使い勝手でいえば、端末間のSIMカードの使い回しに一番制限がないのがドコモで、ガラケー用3GのSIMが古めのスマホを除いて使えないことくらいで、その逆で4GのLTEのSIMはほとんどのドコモ端末に使い回せます。MVNO業者の99%がドコモのネットワークを使っていますので、その点でもドコモ端末ならSIMロックの問題はありません。 因みに2200円のガラケープラン契約のSIMをドコモのガラケー以外(スマホやSIMフリーガラケー)に挿して使った場合、その月の料金は自動的にスマホ用プランの2700円になってしまいますが。 次にauを通話用として選ぶ前提ですが、当然料金が安い方の2200円の3Gガラケー用プランを選ぶことになる訳で、auの全機種ガラケーにはau内SIMロックが掛けられていて、他社なら当たり前の自社ガラケー端末間のSIMの使い回しが自由に出来ません。 SIMを入れ替える度にショップに出向いて手数料2000円を払ってその都度ロッククリアをして貰う必要があります。その「ロッククリア」とは一度クリアすればあとはフリーになる通常のものとは違います。例外はISの型番で始まる一部を除く古い3Gスマホで、どの番号の3G専用SIMでも自由に挿し替えることが可能です。 それが面倒だからちょっと高くてもいいから2700円のスマホ用プランにしようとすると、最低3500円からのパケットパックがセットで強制加入になってしまいます。スマホ用プランの場合、パケットパックが強制なのはauだけで、ガラケー用なら掛け放題プランのみの単独契約が3社とも可能です。 ガラケーを除くスマホのSIMの使い回しに関するauの制限は単純明快で、3G用と4G-LTE用で相互に互換性が無いことです。3GのSIMなら古い3Gスマホ(ごく一部除く)間で、4GのSIMなら4Gスマホ間で自由に挿し替えて使い回せます。iPhone、Androidを問いませんが、au内SIMフリーであって通常の他社SIMへのロックは掛かっています。 私は速度無制限のWiMAXが目当てで、態々古いauのWiMAX対応(LTE非対応)の3Gアンドロイドスマホを苦労して改造し、本来互換性のないauの4G-LTEのSIMを使ってau3G方式(CDMA2000)の通信通話、WiMAX、WCDMA/UMTS/GSM(au機でも国際ローミング用に内蔵)対応の完全SIMフリー機が実現しました。 しかし残念ながら、3Gガラケー用の掛け放題契約のSIMを挿してデータ通信を使うと、ガラケー用パケットパックの3500円ではなく、従来プランの5700円が適用されるとのことでやはり甘くはなかったです(笑)。一台の端末を国内3社と世界で使い回せて、3500円でWiMAXまで使い放題になると期待してたんですが。 でも、考えようによっては速度無制限のプランがISPの300円を足して税抜6000円、それに対して3社の掛け放題向けの5GBプランが5300円ですから悪くはないかも知れません。 しかもauのガラケー用プランの3GスマホへのSIM流用なので、通話部分は2200円なのに対して、3社のスマホ用の通話プランは2700円なので、合計がその差わずか200円で5GBとかたや無制限、この違いは大きいですがMVNOと比べるとやはり高いですね…。 使い勝手の点で一番悪いのがソフトバンクで、とてもややこしくて何種類ものSIMが存在し、それぞれにロックが掛けられていて相互に互換性がありません。 大雑把にいうと、iPhone/iPadグループ専用SIM、Androidグループ(通常契約/プリペイド契約)専用SIM、ガラケーグループ(通常契約/プリペイド契約)専用SIM、みまもりケータイグループ専用SIM、といった感じでグループの属性はともかく、20種類前後のSIMカードが存在していてとても把握し切れません(笑)。 ソフトバンクの場合、基本的に使い回せるのは同グループ内だけに対して、auは3Gグループ/4Gグループという通信方式で分けているということですが、SIMカードのサイズについてはSIMアダプター、もしくはSIMカッターで対応できるのでそれは使い勝手上の問題とはしていません。 一番制限の多いソフトバンクですが、2台持ちの通話用にするならガラケーな訳で、そういう前提ではauが一番使い勝手が悪いです。因みに3社共にガラケーはすべて3GのみでLTEには非対応です。 と、ここまで長々と書いといて言うのも何ですが、総務省が来年からのSIMフリー化を義務付けるとのニュースが流れていまして、いよいよiPhoneもSIMフリーが当たり前になる日が来るのかも知れませんね。 |