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腰砕けに終わった福島原発からのフィリピン人退避作戦 ( No.8474 )
日時: 2013年10月11日 07:16
名前: Cavite [ 返信 ]
参照: http://philippin.net/
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アイコン田中さんが当時翻訳された内容を掲載していたので、初めて知りましたが、現地に伝わった内容とは非常に曖昧な情報で、当地では混乱、まともに伝わってはいません。

そもそも聞いた頃、もう終わってました、(その様なフライトがあったのですか?)


以下掲載文


4月17日、成田空港を発ったフィリピン航空(PR)は福島原発事故から退避するフィリピン人44人を乗せてマニラ国際空港に到着した(写真はその模様を伝えるフィリピンの日刊邦字紙)。

 44人の内訳は、日本人男性と結婚したフィリピン人女性19人と、その子ども達25人となっている。

 今回の退避者は福島原発から100Km圏内に住むフィリピン人になっているが、その根拠は科学的には曖昧なまま日本出国となった。

 この100Km圏内だが、南から大きな町を挙げていくと茨城県日立市、栃木県黒磯市、福島県白河市、郡山市、二本松市、福島市、会津若松市、山形県米沢市、上山市、宮城県仙台市、塩竈市となりこの圏内の総人口は数百万人を超す。

 この数百万人の日本人が動揺し退避するというのは現在時点では荒唐無稽で、フィリピン人もそうだが在住外国人が母国に帰ってしまうことがいかに馬鹿げた行為であるか分かる。

 今回の退避はフィリピン政府の判断で措置されフィリピン人は片道経費無料、その子ども、夫は有料という差があったため、取りあえずフィリピンに行くという例も多い。

 特に子どもを帯同している場合、子どもは日本の学校に通っていることと、フィリピンの言葉、環境を知らないこともあり、また、日本人夫を結果的に置き去りにした格好になっていることもあって、短い期間で日本に戻ることを考えている退避者が多い。

 フィリピン政府は退避勧告を出しているが強制力はなく、現時点では家族と共に日本に留まり事態の推移を見守っているフィリピン人が多数派である。それでもフィリピン政府はこの第一陣を皮切りに退避者を無暗に運び出したく、このための予算20万ドルを組んでいるが、航空会社のために金を使っているのではないかとの声も出ている。

 今回の退避者の声が取材されているが、その多くは『情報の足りなさ』と『原発事故に対する無知』が生んだ恐怖心が退避という行為に出てしまったようで、そのことを責められるものではないが、地域でしっかり溶け込んでいれば孤立せず、泡を食ってフィリピンに帰る必要などなかったなどの指摘もある。

 一緒にフィリピンに連れてこられた子どもにしても日本の同級生は通常通り学校に通っていることから、このフィリピン退避が無用の『いじめ』を生むのではないかとうがった見方もある。

 しかし、原発ならず余震の続く現地で生活することは地震に慣れないフィリピン人にとっては耐え難い体験であり、今回の44人が束の間のフィリピンの休日であっても良いではないかの意見もある。

 なお、フィリピン外務省によると、福島原発50Km圏内に約1,140人、50Kmから100Km圏内には約850人の計2,000人前後が居住していると発表されている。

 (第2陣もその後行われたが、総数100人に満たなく、フィリピン政府の退避作戦は失敗。無駄な金を費やしただけとなった)。


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