台風13号の18日03時の予報です。<br>現在の予想コースですと、ルソン島オーロラ州~イサベラ州付近に達しその後ルソン島北部域を横断致し南シナ海へ抜けるものと思われます、本日の中心気圧 985hPa ですが日増しに強くなって行くので要注意です。<br><br>今後、フィリピンビコール地方より北部へ渡比する方は厳重な注意が必要です。<br><br>18日の予想データは以下の通りです。 <br>強さ 強い <br>存在地域 フィリピンの東 <br>予報円の中心 北緯 17度30分(17.5度) <br> 東経 125度55分(125.9度) <br>進行方向、速さ 西 20km/h(10kt) <br>中心気圧 945hPa <br>中心付近の最大風速 40m/s(80kt) <br>最大瞬間風速 60m/s(115kt) <br>予報円の半径 300km(160NM) <br>暴風警戒域 全域 440km(240NM) <br><br><br>暴風警戒域440kmと謂う事はマニラから北の北イロコス州ラオアグ市まで陸路で515km マニラからルソン島最南端のソルソゴン州マトノグ港迄 約648km<br><br>直線にして考えますと上陸箇所がルソン島中北部ですと3/2前後影響を受けると予測します。<br>通信回線の不通、高圧送電線の切断によるメトロ圏全体の停電等、過去に幾度も起こっておりますので気をつけて下さい。 <br><br> |
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一夜が過ぎて進行方向が若干修正となり<br><br>ルソン島最北の東、カガヤン州北東端のエスカルパダ岬付近への上陸が濃くなっている、<br>本日現在の台風の速さは西へ 20km/h(10kt) <br>中心気圧はたった一夜にして985hpa⇒955hPaとなり 予想を遥かに上回る巨大勢力の台風へ進んでいる模様<br>ルソン島へ突入時の中心気圧はまだ下がりそうで予測では940hpaですが、更に下がる可能性もある様です。<br><br>どうやらこの予測が当たれば首都圏マニラは最悪の暴風圏からは外れる見込みですが、それでも風速15m以上の圏内には入ると予想されます。<br>18日月曜日の夜から19日にかけて通過するものと見られますので厳重な注意が必要です。<br><br>まともに食らえばサギン(バナナ)の巨茎群が瞬時に宙に浮く勢いで、ココナツの木でも根元が抉られる様な横転する勢いだと思います、また、ココナツ葉や、ニッパ、サクサク、コゴン等の葉を使用した屋根は根こそぎもぎ取られる可能性も高いので下手に家の柱とがっちり固定しない方が安全だと思います。<br><br>また、旅行等で出かける方は首都圏に立ち並ぶ看板の支柱落下による下敷きで死亡する例がけっこうあります。 その他水を飲みきれない冠水、特に立体交差している場所は殊更冠水で身動きが取れなくなり危険です。 また、冠水した場所に生きた電柱が倒れている事も珍しくはありません、最前の防御で望んで下さい。<br><br> |