現ニノイ政権下で行われた税制改革によれば、現在のフィリピン共和国全土に広がる日本で言えば消費税、共和国ではVATと呼びヴァットと呼ぶが現行の12%から14%への増加を決めた。<br><br>これに伴って値上げが実施されますと、フィリピンファーストフードでお馴染みのジョリビーや共和国最大手のマーキュリードラック等のブティカ系で購入した場合、1000ペソの購入で140ペソのVAT(消費税)合計1140ペソとなる。<br><br>また、マニラ市内のイルミタ地区の歓楽街で予想される請求としては、3000ペソの交遊代に対してサービスチャージ10%=300ペソ VAT(消費税)420ペソとなり合計3720ペソとなる計算となる。<br><br>また、空港レストランでSMBL(サンミゲルライト缶)1缶飲むと例えば55ペソ(市中だと23ペソ前後)に対してサービスチャージ10%制が引かれていればVATと合わせて55ペソ×24%で約68ペソのビール代となる。<br><br>共和国にはVAT(日本で言う消費税)の他に高級系レストラン等に入るとサービスチャージと謂う日本にはない請求が一般的に加算される、ただし、田舎でチェーン店を大きく繰り広げるオープンスタイルレストランのアティーアティーハン等はサービスチャージ等の請求はないがVATは加算された。<br>市中で開かれているオープンスタイルのレストランですと殆どがVAT請求を受けた事は一切御座いません。<br><br>サービスチャージがある場所は殆どが贅沢系の店に多く、夜間歓楽街を初め、高級系のレストラン(日本人やコリアン・チャイナ系移民)、リゾートこの様に一般フィリピン人が通常の暮しでは向わない場所にある様です。 サービスチャージの請求があるかないか解らない場合はオーダー前に聞くしかありません、カッシャー(会計レジ)脇辺りに表示されている場所も御座いますが一般的に解り難いのが現状です。<br><br>参考例:親族や家族あわせて7000ペソの食事を行った、サービスチャージが10%+VAT14%の請求ですと8680ペソ、他にチップとしてつり銭の中から5%前後相当額434ペソに対して400ペソを置く方も中にはいる様です。<br><br>日本にはない習慣が一部の箇所、つまり高級リゾートやレストラン、歓楽街等にだけあるフィリピンですので注文の前に前もって聞く事も後のトラブル回避の為には大切となります。<br>できればサービスチャージのあるお店であればチップは置かれなくても良い気もしますが、あくまでも支払う側の志しですので一概には言えません、ただ知識持っていないのであれば蓄えて置かれても差し支えはないと思います。 |
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