大楠先生へ質問


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返信ありがとうございます。 佐野和三 投稿日: 2024年02月01日 00:01:57 No.71 【返信】

Bartonella属とっても勉強になりました。
ありがとうございます。
大楠清文 投稿日: 2024年02月01日 09:29:57 No.72
佐野 和三先生

こちらこそ、いつもありがとうございます。日常検査においては、検出頻度の低い属菌や菌種ですが、病態との関連性が高いので、培養に成功したときは臨床微生物検査技師冥利に尽きると思います!
 


スペルの件です。 佐野和三 投稿日: 2024年01月15日 19:39:07 No.69 【返信】

いつも大変お世話になっております。
楽しく為になる勉強をしています。
ありがとうございます。
19回20回と最初の大きい菌名がH. heilmannii が
H. hilmanniiです。どちらでもいいのでしょうか?
大楠清文 投稿日: 2024年01月16日 13:49:55 No.70
佐野 和三先生

 いつもウエビナーを視聴いただき、ありがとうございます。暖かい激励のお言葉にも感謝申し上げます。菌種名はH. heilmanniiが正しいスペルですので、該当のスライド4枚とハンドアウト4ページ分をこれから修正してもらいます。ご指摘いただき、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。  大楠



いつも拝聴させていただいております。キューリンの小林とも子です。ESBLのペニシリン系、セファロスポリン系薬剤を再びRに変換させようと考えています。根拠を求められています。以前はESBLを検出した場合はペニシリン、セファロスポリン系薬剤を変換して報告していました。その後、CLSIが変換はしなくてもいいということで、現在は変換していません。私の記憶では、アメリカではESBL産生菌が多く、検出もしない、すべてESBL産生菌として、扱うのでカテゴリーの変換はしないでもよいとのことだったと思います。2月から新システムを稼働させます。日本ではやはりESBLについてはESBLの意味からしてもペニシリン系、セファロスポリン系薬剤を変換させたほうがよいと考えています。再度Rに変換させる根拠はありません。申し訳ございませんが、先生のお考えをお聞かせ下さい。どうぞよろしくお願い致します。
大楠清文 投稿日: 2024年01月09日 17:29:18 No.67
小林 とも子先生

 いつもウエビナーを視聴いただき、ありがとうございます。
 ご質問の件、CLSI M100-33版でESBLの確認試験実施に関してコメントが追加されましたが、基本的には「現在のブレイクポイントを使用する場合、結果報告前のルーチンのESBL検査は必要ない」は以前と変更はありません。「しかし、抗菌薬スチュワードシップチームやその他の関係者と協議の上、検査施設はESBLの表現型または遺伝子型検査を実施することを決定し、その結果を治療管理の指針として疫学または感染予防の目的として使用できる。表現型と遺伝子型の検査法の限界を考慮する必要がある(表3A序文参照)」とのコメントが変更されています。以下の無料閲覧サイトでコメント(24)をご覧いただければと思います。なお、閲覧できない場合を想定してコメント文を以下に示します。
http://em100.edaptivedocs.net/GetDoc.。spx?doc=CLSI%20M100%20ED33:2023&sbssok=CLSI%20M100%20ED33:2023%20TABLE%202A&format=HTML#CLSI%20M100%20ED33:2023%20TABLE%202A

(24) Following evaluation of PK/PD properties, limited clinical data, and MIC distributions, revised breakpoints for cephalosporins (cefazolin, cefotaxime, ceftazidime, ceftizoxime, and ceftriaxone) and aztreonam were first published in January 2010 (M100-S20) and are listed in this table. Cefuroxime (parenteral) was also evaluated; however, no change in breakpoints was necessary for the dosage indicated below. When using current breakpoints, routine ESBL testing is not necessary before reporting results. However, in consultation with the antimicrobial stewardship team and other relevant institutional stakeholders, laboratories may decide to perform phenotypic or genotypic testing for ESBLs, and the results may be used to guide therapeutic management or for epidemiological or infection prevention purposes. Limitations of phenotypic and genotypic methods must be considered (see Table 3A introductory text).4

Breakpoints for drugs with limited availability in many countries (eg, moxalactam, cefonicid, cefamandole, and cefoperazone) were not evaluated. If considering use of these drugs for E. coli, K. pneumoniae and K. oxytoca, or Proteus spp., ESBL testing should be performed (see Table 3A). If isolates test ESBL positive, the results for moxalactam, cefonicid, cefamandole, and cefoperazone should be reported as resistant.


命名に関して 赤澤奈々 投稿日: 2023年09月22日 13:51:53 No.64 【返信】

大楠先生
いつも大変勉強になるレビューコースをありがとうございます。
命名に関してですが、Mycobacteriumは2018年にGuptaらが5属に再編が行い、Mycobacteroides属等が新設されたかと思います。ただ、2019年に再度Mycobacterium属へ戻され(1)、現在もまだMycobacterium属に統一されたままという形でよろしかったでしょうか?それとも、CLSIM64の記載の再編等での待機・変更までの準備期間なのでしょうか?お忙しいところ大変恐縮ですが、ご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いします。
愛知県がんセンター感染症内科 赤澤奈々拝

(1)Oren A, Garrity GM. Notification of changes in taxonomic opinion previously published outside the IJSEM. Int J Syst Evol Microbiol. 2019 Jan;69(1):13-32.
大楠清文 投稿日: 2023年09月22日 14:25:46 No.65
赤澤 奈々先生

 本レビュコースを視聴いただき、感謝申し上げます。Mycobacterium属菌は確かに5属に再編されましたが、2019年にMycobacterium属にすべて戻され、現在もそのままです。CLSIのM64は公開に向けて現在、最終校正の段階に入っております。本ドキュメントは菌種名が変更された後、実際にその菌種名を報告書等で使用・変更するまでの準備期間として約5年くらいを目処にと推奨しているだけで、分類・命名・同定等までは効力はありません。今後ともどうぞよろしくお願いします。


Bordetella属菌 大塚正之 投稿日: 2023年07月24日 16:36:26 No.61 【返信】

大楠先生

最新情報、大変勉強になりました。updateの重要性を改めて実感しております。
日本においてマクロライド耐性Bordetella pertussis が検出されている今日、ニューキノロン耐性菌の存在も気になっております。(過分なご紹介、誠にありがとうございました)今後ともよろしくご指導お願い申し上げます。
大楠 清文 投稿日: 2023年07月25日 08:55:54 No.63
大塚 正之先生

 ウエビナーを視聴いただき、ありがとうございます。百日咳菌の薬剤感受性試験や薬剤耐性機構に関して特に大塚正之先生の多大なご貢献があったことを承知していましたので、論文をご紹介することができて嬉しく思いました。これからもマクロライド耐性菌、ニューキノロン薬耐性菌の頻度を経時的にモニタリングしていく必要があると思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。



大楠先生

いつもレビューコースにて大変勉強させていただいております。

βラクタマーゼ確認試験についてご質問があります。MSSAの場合ゾーンエッジテストやblazを確認後可能ならばABPCやPCGといった薬剤にde-escalationが可能であるか判断されると思うのですが、他の細菌(fusobacterium necrophorum)などβラクタマーゼ産生することが多いものは例えばABPCの感受性がSであってもニトロセフィン法などでβラクタマーゼ陰性を確認し、ABPCにde-escalationを検討するという形なのでしょうか。それともβラクタマーゼ産生確認試験は行わずにABPCに変更することは可能なのでしょうか。

同様にE. coliやH. influzaeといった中程度のβラクタマーゼを産生していると考えられる細菌に対してはABPCの感受性がSであればβラクタマーゼ産生試験を行う必要はなくβラクタマーゼは産生していないという認識でよろしいのでしょうか。

長文大変失礼いたしますが何卒よろしくお願いいたします。
大楠清文 投稿日: 2023年06月02日 10:10:42 No.60
堀川 正悦先生

 本レビューコースを視聴いただき、感謝申し上げます。ご質問の内容は”スペクトル”が広く、どのように回答していいか悩んでおりますが、3つの菌種にわけて回答します。Fusobacterium属菌の多くはβラクタマーゼを産生するため、βラクタマーゼ阻害剤との合剤に対する薬剤感受性試験の結果も考慮するとよいと思います。大腸菌は薬剤感受性試験の結果からTEM型、ESBL, MBLほか様々な耐性機序を考慮して確認試験を実施しているのが現状だと思います。インフルエンザ菌はABPCが感性であればβラクタマーゼ試験は陰性(BLNAS)であるのが一般的だと思います。本ウエビナーでご紹介しましたように、本邦で分離されるインフルエンザ菌はβラクタマーゼ産生によるABPC耐性菌は10数%と少なく、βラクタマーゼ非産生ABPC耐性菌(BLNAS)の割合が高いのが特徴です。


門について 新川 晶子 投稿日: 2022年12月15日 13:33:33 No.57 【返信】

大楠先生、レビューコース大変勉強になります。7回からの腸内細菌目細菌待ちかねておりました。
7回のスライド8-10枚目の細菌の分類のスライドですが、2022年から 門 Phylum が Proteobacteria からPseudomonadota に変わったと、ある先生がおっしゃっていたのですが、そうなのでしょうか?
大楠清文 投稿日: 2022年12月15日 14:03:19 No.58
新川晶子先生

 レビューコースを視聴していただき、ありがとうございます。確かに、2021年に門phylumもICNPに含めることになり,42門が承認されました。本レビューコースの1回目ではS. aureusの門がBacillotaに変更になったことをお伝えしましたが、腸内細菌目細菌の門がPseudomonadotaとなったことをアップデートしておりませんでした。ご指摘いただき、感謝申し上げます。PDF配付資料の修正を行い、9回目のレビューコースでもあらためてお伝えしますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。


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