つぶやき - SIN-KAI P-BBS

つぶやき

KIKI 投稿日：2016年11月07日 20:33 No.35

*パレード。
11/5(土)10:30より、41年ぶりのカープ優勝パレードin平和大通が開催されました！！朝晩めっきり冷え込んで来ましたが、連日秋晴れの快晴、この日の朝は比較的暖かく、絶好のパレード日和♪
家は大通りから近いので、前日金曜夜、場所取りに出かけると、いるわいるわ、場所取り＆居座ってる方チラホラ。シートを設置して帰りましたが、居座り組は夜を明かすのだろうか。ともあれ、当日8時半ごろ、設置場所を偵察に行くと沿道は真っ赤。どんどん人が増えてゆく。いいねぇ、祭だねぇ(^^)
開始1時間ほど前から現地スタンバイ。広島の各局（NHK教育以外全て）は中継放送で、上空は6機のヘリが行き交うなか、パレード開始。スタート地点から2/3あたりの所で待機。30分ほどで本体到着。カープのユニフォームで溢れかえった沿道から大声援を送る。「おめでとう！」「ありがとう！」
白バイを先頭に、緒方監督、オーナー、黒田・新井を載せたオープンカーが悠々進む。いつも笑顔の新井選手、相変わらずピリっと締まった黒田選手。ああ、黒田の現役最後の晴れ舞台…。堂々、しかし、尊大さを感じさせない（しかし馴れ馴れしさはもっと感じない）、らしい居住まいを目に焼き付ける。分かってるなぁ…自分を、ファンを。続いて、優勝決まる前から中国バスがこの日のために準備した5台の真っ赤なオープンバスには1軍選手やコーチ等が椅子の上に立ってファンの声援に応える。順光の通り南側に陣取って良かった！！浩輔やジョンソンは北側だったが、キクマルやエルドレッドや中崎や、今季引退の広瀬など…日本シリーズの激戦を終え、歓喜の赤に顔を綻ばせている。あっという間に通り過ぎ、今度はTVでスタジアムの優勝報告会を視聴。今シーズンイチ、カープで湧いた広島の１日。楽しんだ。
報告会での黒田胴上げ。永久欠番となった背番号に因み15回。滅多に見れない黒田の笑顔が弾けた。直後の黒田の予期せぬ行動。マウンドに跪き、しばし瞑目。赤いファンの歓声を耳に焼き付ける様に、噛みしめる様に、瞬き、目頭に手をやった様にも見えた。幸運にも入場整理券をゲットした同僚や、前職場同僚はあの瞬間我を忘れて号泣したとか。ファンを分かっている。役目を分かっている。パフォーマンスか、演出か。ファンへか、自分自身へか。自分と自分を取り巻く全ての者への、儀式、けじめ。男気伝説の最高の幕引きだった。

カープよ、黒田よ、広島に祭をありがとう！！

Re: つぶやき　KIKI 投稿日：2016年11月07日 21:28 No.36

*日本シリーズ。
10/29。戦場が広島に戻って来た。5戦目の劇的敗戦…日ハムは勢い付いて意気揚々と広島入り、さて、マツダスタジアムの真っ赤なホームで、今度は１ゲームビハインドな状況で迎え撃つ。
この日が、日本シリーズ最終戦となった。4-10。正直もう試合内容はあまり覚えていない。どうか踏ん張って第7戦の黒田VS大谷にもってゆきたい一戦だったが…。
獲って取られての緊張感漂うゲームだったが、4-4でこのシリーズ幾度もあった、最終回まで気の抜けない激戦か？もしかして延長か？と思った8回…毎度不安なジャクソンが、日ハムの4番田中を相手に押し出しの４ボウルを与え、その後も満塁が続き、レアードに決定打を浴び、一挙に6点差をつけられた。6点差はさすがに…と心が折れた。広島中にため息が漏れた瞬間だった…。

32年ぶりの日本一達成、成らず！

しかし、負け惜しみでは無く。

ここまで盛り上がった広島を見て、感じて、こんなに長くシーズンを楽しめて、日本シリーズも連日素晴らしいゲームで、ハラハラして、歓声上げて、カープを中心に地域が纏まって、大騒ぎして。

市民球団と言われるカープだからこそ。選手を買うのでは無く、育て、年俸を払えないほど育ったら他球団に惜しげも無く遣り、また育て…他球団には見られない、独特な運営や、チームの成り立ち、戦後は復興のシンボルでもあった-樽募金は有名-、地域や市民との密接度（金銭的にも）が高く、ファンは「自分たちがカープを育てた」と誇りというか親心というか、チームや選手に対してちょいと上から目線の愛情を注ぎ、単なる「おめでとう！」では無く、我が事の様に「わしらが育てた！」「わしらが優勝させちゃったんじゃ！」的な、誇りや自己満が入り混じったある意味濃ゆい、粘っこい喜びというか…本当に「我らがカープ！！」「私のカープ！！」チームを讃えつつ、自分たちを讃え労う、そんな歓喜だった。そりゃ楽しいわ。嬉しいわ。

日本一を目標に、また盛り上がろう、広島(^^)

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